Q輔とU子と「不妊治療」 0
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平日の仕事の日我が家のアイドルウリちゃんはお留守番キッチンの入口をベビーゲートで仕切ってキッチン側でお留守番U子のモーニングルーティーンしっかりご存知おもちゃのコングにお菓子を入れたらそろそろ時間♪自分からクッションにちょこんお菓子を貰えるまでつぶらな瞳で見つめます(お菓子を)ウリがお菓子に夢中な隙を狙いU子はコソッと出勤留守の間の様子はペットカメラでチラ見U子はこれの前の型〜かっこよくなってる!ペットカメラがあると心配性のU子も安心子供だけのお留守番のときも使えるしね〜最近仕事のパートリーダーのおばさまが暴君とかしてる。。。しんどいぜ。。。心が疲れたU子をムッチムチボディで癒やしておくれ〜にほんブログ村↑ポチッと一枚!にほんブログ村
2022.10.11
こんにちは。Q輔です。 さて、みなさんは「猫吸い」なる行為をご存知でしょうか?「猫吸い」 猫吸いとは、飼い主さんが愛猫の体に顔をうずめて息を吸い込む行為のこと。 モフモフした猫の体に顔をくっつけ、深呼吸をしたり猫のにおいを嗅ぎ、これでもかと癒しを得る。 愛猫家界隈では、日常チャ飯事のスキンシップのようですね。 ちなみに、我々愛犬家にも「犬吸い」なる行為があります。「犬吸い」 いわゆるひとつの、上記の犬バージョン。 犬吸いジャンキー。希代の犬吸いストであられる僕の奥さんは、頻繁にこの辺りに顔面をうずめて深呼吸をしています。 大変落ち着くそうです。 この辺りのニホヒも捨てがたいようです。 毎晩、晩酌代わりに、ケモノ臭に酔いしれています。 もう、この辺りなんか、たまらんらしいです。 試しに嗅いでみると、確かに、得も言われぬ何とも懐かしい匂いがします。 唾液が乾燥した香ばしい埃っぽい匂いが、昭和の長屋式住宅の古畳のそれと重なります。 この凹みに、自分の鼻をぴったりと収めて、恍惚として動かないこともあります。 傍から見ると、微笑ましくも、なかなかおぞましい光景です。 それでは、みなさん、よい休日を。 愛犬家さんにおかれましては、よい犬吸いライフを。にほんブログ村↑ポチッと一枚!にほんブログ村にほんブログ村<a href="https://lifestyle.blogmura.com/mylifestyle_over40/ranking/in?
2022.05.22
はい、それでは、撮影を開始しまあああす! さあ、モデルさん、スマイル、スマイル! うおおお、いい表情! 撮りまあああす! パシャ! いい! その自然体が、むしろいい! そんじゃあ、さっそく、もう一枚! 撮りまあああす! パシャ! いい! ナチュラリー! むしろ表情豊か! その漆黒の瞳の奥にある表情を汲み取りたくなる! もうシャッターが止まんな~い! もう一枚! 撮りまあああす! パシャ! ってか、もーちょい動けえ! まったくもう、撮影のしがいのない犬だこと。にほんブログ村↑ポチッと一枚!にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2022.02.24
我が家のアイドル、フレンチブルドックのウリちゃん、今日が三歳の誕生日。ウリ。ちゃんちゃい。おめでとー!あじがとー!べろちゅー!ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ……おめでとー!あじがとー!べろちゅー!ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ…… そち。 そちは、かわゆきものよのー。 そち。 ちこーよれ。ささ。ちこーよれ。 にほんブログ村↑ポチッと一枚!にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2021.10.24
一緒に暮らしていても、まるで他人のようなカゾクはいるし、遠く離れていてもカゾクのような他人もいる。 産みのオヤの存在が絶対ではないように、育てのオヤの存在だって絶対ではない。 僕は、あらゆる形式から解放された「魂のカゾク」に、これからも会いたいな。 まだ見ぬ僕のソウルファミリーが、この世界のどこかで息をしていると思うと、 何だかこの陳腐な毎日が、何割増しか楽しく感じられる。 本当は関係ないのだ。チの繋がりだとか、イデンだとか、セイベツ、ネンレイ、ジンシュだとか。 そんでもって、ニンゲンだとか、イヌだとか、シュゾクだとか。 実際問題、関係ないのだ。そんなしょぼくれたことは。 妻も、長女も、次女も、モモも、ウリも、僕のカゾク。 誰がなんと言おうと、カゾクなのだから仕方がない。 たまたま、僕がニンゲンのカタチであっても、 たまたま、君がイヌのカタチであっても、 たまたま、君のカタチが変わったとしても、 関係ない。僕たちカゾクにとって、そんなことは大した問題じゃない。 な~んつって。てか。ちゅか。 これぐらいの綺麗ゴトを恥ずかし気もなく堂々と公言出来る人でなければ、 向いていないので、ペットを飼うのは止めた方がよろしいかと。 ちなみに僕は、こんな当たり前のことを、二匹の娘から教わりました。 イヌたちが教えてくれました。 にほんブログ村↑ポチッと一枚!
2021.08.13
ピンクの骨。ピンクの骨。ピンクの骨。ピンクの骨。成功させよう、ピンクの骨!にほんブログ村↑ポチッと一枚!お暇なら来てよねん。U子さんのルーム。
2021.07.08
だからね。モモちゃん。パパは思うんだ。僕たち、家族は、たとえ、死に別れてしまっても、また、必ず生まれ変わって、きっと、必ず、また巡り会えるんだよ。これまでだって、きっとそうだったんだよ。モモちゃんに出会った時の、あの「不思議な懐かしさ」は、きっとそういうことなんだよ。僕たちは、これまでも、これからも、何度も何度も、生まれ変わって、巡り会って、永遠に、家族を、繰り返すんだよ。三年前のちょうど今頃、こんな日記を書いた。モモがいなくなって、もう三年かあ。はええ。モモと妻と僕、三匹で過ごした16年という月日は。そのどの瞬間も、誰に恥じることなく。そのどの思い出も、誰にも汚されたくない。僕にとっては、そんな栄光の日々なのです。それは、途中でズカズカと割り込んで来た、娘っち達も同様で。モモと妻と僕、三匹が頑なに守り抜いたその「理想のかたまり」は。そう簡単にオメエらごときにゃあ分けてやらないぞぃ。みたいな、ちょっと意地悪な感情さえ沸いたりする。娘っち達には、この二代目と、そして妻と、そんな関係を築いて行って欲しい。子供たちの番でいい。僕は正直、少し離れて見ていたい。思い出すよ。君の、あのいつも困ったような顔、鳴き声、臭い、温もり。今でも、ありありと思い出す。目、鼻、口、舌、毛、爪、肉球、手、足、シッポ。生々しく、よみがえる。うっかり忘れていた方向で。おーい、なんて君を呼べば。まだ認めない方向で。仕事帰りの玄関先で君の名を呼べば。今日だってあの扉の向こうから。君がかけてきてくれる。そんな気がしてならないよ。君は今、どこにいるの?はやく近くに来て下さい。ダメだこりゃ。会いたい。抱きしめたい。にほんブログ村↑ポチッと一枚!
2021.01.15
なるほどー、保護色ってこういうことかぁー。みなさん、こんにちは。今日の「家曜日」、主役はうちのフレンチブル、ウリ嬢です。御覧の通り、毛並み・毛色が、ソファーとの擬態感、ぱねえっす。あのさ、君はさ、いったいどんな敵から身を守っているの?そう聞きたくなる衝動を禁じざるを得ません。おや?・・・ふて腐れておりますな。・・・見事なまでの腐れっぷり。あたい、今、ちょーご機嫌斜めですから!そんな彼女の心の声が聞こえてきそうです。あたいはしょせん かごの中の鳥 束縛の身 かーごーめ かーごーめ・・・そんな彼女の心の唄が聞こえてきそうです。あーいあーい、分りやしたよ、お散歩っすね。お散歩連れてきゃよろしいんでござんしょ。というわけで、今回は妻こだわりのワンちゃんリードを紹介しまーす。こちらは「2cm幅の強度2頭引き肩がけリード」といいまする。妻のルームでも紹介してまっし。↓本来は、中型犬を2頭一緒に散歩させる目的のリードなのですが、妻は、このように首輪とハーネスの二つにリードを繋げて使用しています。なんかね、散歩中に首輪が抜けそうになったことがあるんだって。妻、顔面蒼白。だからといって、ウリちゃんは腰が弱めだから、ハーネスでぶいぶい負担かけるのもどうかと。ということで、このように二刀流で不測のピンチに備えているとのことです。心配性の妻らしい。肩掛けなので両手がフリーになります。モデルは、妻のU子さん。なんかね、車がびゅんびゅん走る車道に飛び出し、逃げ回るビーグルと、それを追いかける、うっかりリードを放してしまった飼い主さんを、街中で目撃しちゃったんだって。妻、顔面、限りなく透明に近いブルー。ということで、このように不測のピンチに恐れおののきながらお散歩するんだって。ノミの心臓の妻らしい。あの、モデルさん、両手フリー感、もっと分かりやすく伝わるように。とお願いしたら。短い両手を天高く、思いっきりバンザイして下さいました。おい!ゆるキャラ!家の中では、着ぐるみを脱げ!そう叫びたくなる衝動を禁じざるを得ません。ちなみに、一応はリードのしつけが出来るようにと、このように、手で持つ所をオプションしています。これも、完全オーダーメイドならでは。というわけで、ウリちゃんと、初冬の夜の公園をお散歩。そもそもフレンチブルは興奮すると、わーっとなって歯止めが利かなくなるタイプの犬種なのですが、ウリちゃんは、その中でも、群を抜いてわーっとなるタイプなので、散歩のはじめは、引っぱるわ暴れるわ、しばらく手が付けられません。確かにこのリードは、僕らの強い味方なのです。普段から「これは大変良いモノだから、くれぐれもウリちゃんに噛ませないでね」なんつって妻に再三忠告されてはいるのですが・・・・・・あたやだ、噛んでる。噛みちぎるほどに。燃えたよ・・・。まっ白に・・・燃えつきた・・・。まっ白な灰に・・・。このように、散歩から帰ると、しばらく「あしたのジョー」の最終回状態です。最近は少し気性が安定してきたかなあ、とは思うものの、まだまだ、やんちゃガールなウリちゃんなのでした。にほんブログ村↑ポチッと一枚!
2020.12.06
おはようございます。 今朝目が覚めると、愛犬ウリちゃんが、 とんでもない寝相で爆睡していたので、激写しました。 野生の本能ゼロかよ! こらこら、 野生をどこに落っことした? あの~すみません、 ここいらでウチのコの本能見かけませんでしたあ? にほんブログ村 ↑ポチッと一枚! 取り急ぎ、更新まで。 では、また。
2020.07.19
タラレバ。ドラえもんの「ほんやくコンニャク」を食べた飼い犬に、もし、この家のコじゃなかっタラ・・・もし、別の人に飼われていレバ・・・なんつって、開口一番タラレバをかまされた。そんな悪夢を見た。あ、あせった~。汗ビショ枕の刑。悪夢から覚めて、当たり前のコトにあらためて気が付く。飼い主は犬を選べるが、犬は飼い主を選べないのだ。ウリちゃん、僕は君にふさわしい飼い主かい?タラレバ。タラは北海道。レバーは肉屋。ウリちゃんは、家族。タラレバ。昨日、~してタラ。十年前、~してレバ。してもしゃーない後悔に、吐く言葉。人は、あまり良いニュアンスで使わぬ言葉。でもさ。タラレバが言える人は、幸せですよ。少なくとも、タラレバの数だけ、選択肢があったという人生なわけで、タラやレバを与えてくれた人や環境に、せいぜい感謝して、有難く後悔しましょう。先日、妻が真っ青な顔をして、あらためて僕の顔を見て申すには、あんたは、強運の持ち主だ!つーのね。ちゅーのはさ。実は僕、昨年末頃、今の会社を退職して、独立起業を企てたんす。自分的には、非の打ちどころのない入念なプランで挑んだつもりが、とにかく不思議なくらい周りに計画を阻まれたっす。どいつもこいつも奇妙なぐらい僕の独立を反対するっす。それでも何度も強行しようと試みたのですが、笑っちゃうくらい全てが覆える。こりゃ、どうも何か違うな。何かがおかしいな。そう思い。半ばしぶしぶ諦めたっちゅー感じで、会社に残留を決意。その際、妻としては「あんたはもっと値打ちのある男だから、もっと交渉出来たはずだ」とは言うものの、僕としては、びっくりするぐらいの昇給を得て。尚且つ、何の確約もないことも重々承知のしたたかさを持ちつつも、将来の重要なポストを、社長と僕で約束をして。まあ、僕の人生、良くも悪くもこんなもんかあ、ははは、なんつって儚みつつ、年が明けたら。新型コロナウイルス襲来!時代は未曾有の経済危機へ突入。妻曰く。あの時、あんたが独立していタラ。そう思うと血の気が引く。あんたは、マジ強運の持ち主だ。あんたは守られている。とのこと。うーん、そんなもんかねえ。三月末退職を申し出ていたので、ちょうど今頃机の廻りを片付けてたんかな。まあ、確かに、前途多難な船出だ。たとえ今のこの状況であっても、なんとか軌道に乗せたとは思うが・・・。少なくともガリガリに痩せこけ、毎日血の小便をしていたことは間違いないであろう。タラレバ。タラはサザエの息子。レバーは生食禁止。選ばなかった道のことは、もう興味がねーだよ。問題は、目の前の道の歩き方。明日へのタラレバ。明日、~出来タラ。十年後、~なレバ。では、最後に、まだ小さい頃のウリちゃんと、妻のちょー巨大なタラコ唇を見ながら、お別れしましよう。バイなら、バイなら、バイなら。にほんブログ村↑ポチッと一枚!
2020.03.24
ブルの背筋伸ばし。だる~~~。土建屋のオヤジの朝。にほんブログ村↑ポチッと一枚!
2020.03.10
マイホーム。マイルーム。そして、ついつい落ち着く、マイポジション。ウリちゃんのマイポジションは、ここ。にほんブログ村↑ポチッと一枚!一代目わんこ、モモちゃんも、ここがマイポジションでした。わたくし、今日から日々研究に研究を重ね、「犬とソファの隅っこの法則」について、いつか学会に発表する所存なのでぇ~ございやす。
2020.02.13
むかしむかし、あるところに、 ぐるぐるが、ふたつ ありました。ぐるぐるは、ぐるぐる まわって、お尻に なりました。お尻は、ぐるぐる まわって、フレンチブルになりました。ぐるぐる ぐるぐる、まわりつづけて、森ができ、川が流れ、こうして世界は、誕生しました。すべては、お尻から、はじまったんだねえ。た・め・に・なっ・た・ねえ~。 た・め・に・なっ・た・よお~。未来に伝えよう!お尻の心!僕達は、君のお尻を、応援します!!にほんブログ村なんだかなーもー。
2019.09.15
うちの犬、フレンチブルドックのウリちゃん。一昨日、日帰り去勢手術を終え、無事帰宅。お帰りなさい、ウリちゃん。ウリちゃん、浜口京子さんになって帰って来ました。今回の手術は、あくまで去勢手術であって、うちの子を立派なレスリング選手に改造する手術ではありません。これは、術後の犬が、お腹の傷口を舐めない為の専用の服です、はい。・・・疲れてますな。・・・ぐったりしてますな。いつもの彼女は、さながら「パリピ」、もとい「パリド」。たった5秒止まっていることが出来ない「お祭り犬」。わっちゃわっちゃ、わっちゃわっちゃ、お祭り騒ぎの、乱痴気騒ぎ。おま、マグロか!止まったら死ぬんか!ってな感じの子なのですが、・・・うわあ、ヤバい、どうしよう、大人しいぞ。ウリちゃん、お疲れ。先ずは、ゆっくりお休み。そして、早く元気になって、また、わっちゃわっちゃしておくれよ。こちとら、お前の、わっちゃわっちゃがねーと、何だか張り合いがねーだよ。よぉーし、こうなったら、君にエールを送ろうじゃないかああああ。今の君にぴったりのエールは、もちろおおおん、ウリいいいいいいいい!気合だあ!気合だあ!気合だあ!気合だあ!にほんブログ村
2019.05.27
今回の「家曜日」は、うちの三女、フレンチブルドックのウリちゃんの、近況報告。現在ウリちゃんは、トイレ、甘噛み、食糞などの、しつけの真っただ中です。ウリちゃんはまだ子犬なので、トイレシーツ以外でお漏らしをしてしまったり、人や家具に甘噛みをしてしまったり、自分のウンチを食べてしまったりします。そんなウリちゃんに、妻のU子が、毎日毎日、執拗に、根気よく、繰り返し繰り返し、しつけを執行しています。てかさぁ、正直ねぇ、ぼかぁ、見ていられませんよ。見ていると、何だか自分がしつけられているような気になってきて、つらいですよ。「あのぉ、今日はもう、そんぐらいで勘弁してあげたらどうかなぁ。」なんつって僕、ぼそぼそっと呟き、時々ウリちゃんへ、助け舟を出してやるんすけどね、はぁぁぁああああ??? 今、えーわえーわでしつけを怠ったらいかんのっ!成犬になってからでは、悪しき習性の改善を図るのは困難なのっ!しつけは、犬にとっても、飼い主にとっても、メリットのある事なのっ!大砲、ちゅっどーーん!舟、撃沈。けっ、何が「メリット」だ、偉っそぉ~に。シャンプーの詰め替えじゃねえぞバカヤロー。ったく、どこの誰が、どの口で言ってんだ? 自分だって、毎日毎日うんこばぁ~っかしとるくせに。とかなんとか、僕、こそこそっと言い返そうもんなら、てめ、今 、な、な、なんつったぁー!ちゅっどーーん!沈みゆく舟に、二発目、追い撃ち。このキ○○○! △△ポ野郎! ◇◇◇にして、■■■にした挙句、▽▲〇にしたろか!とても書けない、罵詈雑言。舟、木っ端みじんっす。海の藻屑っす。・・・まあ、確かに、U子様のおっしゃる通り、しつけは子犬のうちが肝心なのは、間違いない。てか、僕の見ている限り、ウリちゃん、近頃トイレはおぼえたみたいなんすけどね~。問題は、甘噛みよ、甘噛み。妻や子供達への甘噛みは、徐々に減っているらしいのですが、僕、めっちゃ噛まれてっから!え!嘘!ガブガブ噛まれてっから!何故か僕だけ傷だらけ、痛てぇーの、なんの。なんかさあ、仕事から帰ってもさあ、一家の主(あるじ)が帰って来たって扱いじゃねーもん。あきらかに「あ、でっかいオモチャが帰って来た!」って出迎えだもん。手足をもがれ無残に床に転がっている犬用のオモチャのように、僕もそのうち八つ裂きだっての、あはは。犬が噛んだら、現行犯で相手の目を見て、「ダメっ!」と叱って、即ハウス(犬のゲージ)に入れる。妻は、これを繰り返し繰り返し行え!さすれば甘噛みは無くなる!と断言しますが・・・。てか、家に帰った途端に、ズボンの裾にガブッときて、ぶいんぶいん引っぱられてさ、帰宅早々、「ダメっ!」って叱って、ハウスに入れてさ、しばらく反省させてハウスから出してやる、その出しがけに、速攻でガブッといかれてさ、即「ダメっ!」つって、ハウスに戻してさ、また、出しがけに、ガブッといかれてさ、また、ハウスに戻してさ、あ、煮ってさ、あ、焼いてさ、あ、喰ってさ、・・・つ、つれえ。これっぽっちも、楽しくねえ。このままじゃ、キャッチ&ガブガブ&リリースの関係で、僕とウリとの生涯幕を閉じちゃうからさ、最近は、ウリに噛まれた事を妻に隠してウリとスキンシップを続けるという、飼い主として決してしてはならない行為を、僕はちょいちょいしています。だはは。妻がキッチンで料理をしている時などに、ウリを妻から見えない角度でハウスから出す。出しがけに、すでに腕をガブッといかれていますが、しめしめ、妻は気付いていない。無我夢中で僕の腕を咀嚼(そしゃく)し続けるウリを、妻に背を向けながら抱っこして撫でてやる。・・・ああ、かわいい。・・・ああ、なんて愛くるしいのでしょう。・・・ああ、いとおしい。・・・「てか、痛てえなコンチキショー!」あ、しまった、心が、漏れた。妻「ちょっと、あんたぁ! 今、噛まれたんか?!」キッチンから妻が叫ぶ。やべえ、ばれた。・・・いいえ、噛まれていません。妻「噛まれたんか! 噛まれたんだな?!」・・・いいえ。妻「正直に言え! 噛まれたんだろ!」・・・ウリちゃんのぽっかり開いている口に、僕の腕がたまたま挟まってしまった。それを「噛まれた」と言うのであれば、噛まれたのかもしれないね。妻「はぁぁぁああああ??? 早く叱ってよ! 」・・・こら、もう、ウリちゃん。妻「真面目に叱れ!」・・・噛んだらダメだよね、ウリちゃん。長女「真面目に叱れ!」次女「真面目に叱れ!」わ、援護射撃。妻「さあ、叱れ!」長女「叱れ!!」次女「叱れ!!!」・・・つ、つれえ。まったくもって、楽しくねえ。ああ、しつけの道って、長く険しいものなのね。いっそのこと僕、自分がハウスに入りたい気分。ウリちゃん、本日、お散歩デビューしました。はじめての外の世界、怖がって怖がって、なかなか歩いてくれませんでした。さて、甘噛みより更に問題なのが、食糞よ、食糞。ウリちゃん、妻が見ていないところで、自分のウンチを食べてしまいます。U子さん、ニガニガスプレーやら何やらで、対策を講じてはいますが、成果はかんばしくない様子。フレンチブルドックには、食糞の癖のある子が多いとは言いますが、先代モモちゃんの時も、その癖に悩まされ続けたので、さすがの妻もウリの食糞にはへきえきしている。ある休日の朝、目を覚ました僕が二階の寝室から一階のリビングに降りると、妻が、ウリのハウスの前で、うなだれている。「また、食べてた・・・。」朝起きて見ると、ゲージ内のトイレシーツに連日ウンチを食べた痕跡があるらしい。「もう、つらい・・・。」と妻、意気消沈している。さすがの僕も、妻に同情しかけたその時、続けざまに妻がこう言った。真夜中の、ハウスのウンチは、我慢できない。・・・え? なになに??あの、U子さん、もう一度今のフレーズお願い出来ます?妻、リピート。真夜中の、ハウスのウンチは、我慢できない。いいね! 詩的なフレーズだね! ポエムだね! シュールだね!ポエトリーリーディングの会で、現代詩人が全身白塗り赤フン一丁で、開口一番に叫ぶよね!真夜中の、ハウスのウンチは、我慢できない。ぎゃははははは! なんつって大笑いする僕に、ちょっとは真面目に考えてよ!と、妻ご立腹。それをしり目に、僕、さてコーヒーでも飲むかと、お気に入りのコーヒーカップをカップボードから探す。あれれ?おかしいな、僕のコーヒーカップがない。 探しても、探しても、どこにもない。「あのお、U子さん、僕のコーヒーカップ知らない?」「ああ、あれ? ほら、花瓶に使っとるがね。」よく見ると、リビングの棚の上に、僕のコーヒーカップ。 花を活けて飾っとる。おいおいおい。僕のコーヒーカップは、花瓶じゃない。と僕が文句を言うと、妻、先ほどの仕返しか、突然大笑いして、「いいね! 純文学の書きだしみたい! その小説、私読みたい!」だって。・・・憎ったらしい。妻曰く「あんたのカップを花瓶にした訳ではない、もともと花瓶として使っていたカップで、ある時から、あんたがコーヒーを飲むようになったのだ」とのこと。花瓶が、カップになったのか。カップが、花瓶になったのか。さてさて、それが、問題だ。と、僕、思わず呟いて。その後、夫婦で、腹がよじれるほど大笑い。カーテンを開けると、馬鹿にしているかのような、ちょっと腹立たしいほどの青空。寝ぼけまなこに向かって飛んでくる、鋭い朝の光の矢を、二・三本手で払い落す。とある純文学の朝に、笑い疲れた僕たちは、座敷犬と一緒に、陽だまりに、寝そべったのでした。にほんブログ村
2019.02.17
また、家族が、増えました。本日、我が家に、先代モモちゃんに続いて、二代目フレンチブルドックがやって来ました。去年の暮頃からの、妻の連日の「犬飼え運動」に、いつしか長女もすっかり感化されちまって、近頃は二人して、家庭内ストライキ、家庭内ボイコット、たはまた家庭内クーデター、家庭内テロを勃発させる始末。「犬飼わない派」は僕と次女。僕は、ペットロスが辛過ぎるという理由から。次女は、どうやら、お家の中で一番かわいがってもらえるポジションを奪われるという危険性を、天性の女子力の高さで察知して、断固「犬なんか欲しくない」と言い続けてました。ははは。が、ついに降参っすわ。白旗ふりふりっすわ。あーあ、いつも、結局、最後は、こうなる。ったく、バカ高っけー買い物したぞコノヤロー!んもおおお、どんだけ働けっつーんだ、ほんと。全然じっとしてくれず、ぷるぷるぷるぷる動くので、写真を撮るのが大変です。ちなみに妻の左手首のケガは、昨年の夏、スズメバチに刺された跡です。「根性焼き」ではありません。念の為。ついでに、右手首のケガは、先日掃除の時、ケガしたらしい。「リスカ跡」ではありません。念の為。U子さん、名前も、もう決めてました。我が家の二代目ペットにして、我が家の三女。この子は、名を、ウリと申します。いのしし年にやって来た、ウリ坊のウリちゃん。どーぞ、皆々様、お見知りおきを。ほら、ウリ、読者様に、ご挨拶しとけっての。うーむ、やっぱ、だめだ。かわいい。にほんブログ村
2019.01.20
おーい!モモちゃーん!聞こえるかぁー!おーい!モモちゃーん!そっちはどぉーだぁーーー!?モモちゃん。急にずいぶん遠いところに行っちゃたから、パパにはもう、モモちゃんが見えやしないよ。モモちゃん、パパは、寂しいよ。モモちゃんには、パパが、見えてんだろ?モモちゃん、ずるいや。モモちゃん。最期まで、がんばったって、病院の先生に聞いたよ。モモちゃん、立派だね!パパ、近くにいてやれなくて、ごめんね。ごめんなさい。モモちゃん、お疲れだね。モモちゃん、もう、痛くないよ。モモちゃん、もう、つらくない。モモちゃん、もう、なにも心配することはないから、ゆっくり休んでおくれよ。えっ?ママ?そりゃ、悲しんでるさー。もぉ~大変よ。ははは。でも、大丈夫!心配すんな!ママには、パパがついてっからね!パパに、まかせとけっつーのっ!いやぁ~、楽しかったねぇ~、この16年間。怒涛のように楽しかったぁ~。今日までの、君との思い出に、悲しい思い出なんて、微塵もないよ。それは、君が地上から消え去った、今日という日を、除けばのことなのだけど。そうそう、不思議なことがあったなぁ。実はね、16年前、パパとママが、モモちゃんを、お店で、はじめて見たとき、モモちゃんと、今、出会ったばかりなのに、パパもママも、「どこ行ってたの!探したじゃん!」って思ったよ。そんで、気が付いたら、うちの子になってた。おかしいね。なんだろね。たしか、パパが、ママと、はじめて出会った時もそんな感じだったなぁ~、はじめて出会って、「どこ行ってたの!探したじゃん!」つって、そんで、気が付いたら、結婚してた。だからね。モモちゃん。パパは思うんだ。僕たち、家族は、たとえ、死に別れてしまっても、また、必ず生まれ変わって、きっと、必ず、また巡り会えるんだよ。これまでだって、きっとそうだったんだよ。モモちゃんに出会った時の、あの「不思議な懐かしさ」は、きっとそういうことなんだよ。僕たちは、これまでも、これからも、何度も何度も、生まれ変わって、巡り会って、永遠に、家族を、繰り返すんだよ。今回、僕たちは、たまたま、人間と犬で出会ったけど、次はなんだろ?楽しみだねー。ほら、そう思えば、少しだけ、ほんの少しだけ、悲しくなくなるね。ははは・・・。てゆーか、さっさと生まれ変わって!また、うちの子になりなさいってのっ!パパも、ママも、待ってるから。ずーっと待ってるからね・・・。モモちゃん!この16年間!本当にありがとう!モモちゃん!命の尊さ!学びましたよ!本当にありがとう!モモちゃん!うちの子になってくれて、本当に!本当に、ありがとう!あっぱれ!あっぱれ!モモちゃん!あっぱれなりっ!~大好きな、モモちゃんへ、パパより~【追伸】そっか!瞳を閉じればよかったんだ!瞳を閉じれば、そこにいるじゃん!モモちゃん、はっきり見えるじゃん!首輪も、リードも、ゲージも、ない世界で、モモちゃん、思いっきり、走りまわってる!にほんブログ村
2018.01.14
やあ!みんな!ほのめかしてるかーい!少々、久しぶり、Q輔です。え~、これ、カタツムリではありぁ~せん。(プラゴ)ドーナツ型電源タップという商品。たしか、グッドデザイン賞とかも受賞していて、マツコデラックスさんの番組でも紹介されたことがあるらしい。ご覧の通り、1次側は2.5mの延長コードを、巻いたり、延ばしたり。2次側は、ドーナツ部分に3か所コードの差込口があるので、差したり、差さなかったり。持ち運びに便利なので、旅行用に購入される人が多いとか。うちは、夫婦の勉強部屋で使用しています。便利!スッキリ!グッド!って感じで。これ見るといつも思うっすけど、ワンちゃんの散歩用のリードに似てますな。2.5mという長さも、ちょうど、犬のリードの最大延長ぐらい。家庭用延長コードも、犬のリードも、使いやすい適正な長さってのがあってさ、だいたいそれが、2.5mぐらいなんじゃないだろか?要するに、どんな物にも使いやすい適正な長さ、サイズってのがあるってことよ。そんなこんなで、今回は、僕の妻U子さんが、規格外サイズの商品をオーダー発注して、大失敗したというお話から。U子さんが、オーダー発注した規格外の商品とは、我が家の愛犬、フレンチブルドックのモモちゃんの、散歩用のリードです。モモちゃんが5歳ぐらいの時の話ですけどね。妻曰く、モモちゃんを公園でお散歩させるときに、広い公園の中でなら、放し飼いにして思いっきり遊ばせてやりたいが、それは絶対マナー違反。かと言って市販のリードは短すぎて、自由に走り回らせてやれないので、フラストレーション。妻。「よし!ネットで検索!」ってんで、調べに調べて。ワンちゃんのリードをオーダーメイドで、ユーザーのお望みの長さで制作してくれるお店を発見。「モモのリード、オーダーしたから!これからは公園でのお散歩が超楽しいよぉ~!」と妻。ふ~ん。それはいいけどさ、いったいどんだけの長さのオーダーしたの?「30メートル!」・・・はっ?「30メートルの犬のリード!発注したよ!」はっ?さぁ、さ、30メートルぅ??え?・・・何が?ちょ、ちょっと悪寒がしてきたんですけど。いや、長けりゃいいってもんじゃねぇ~よぉ。朝礼で自分の長話に、自分で貧血してぶっ倒れる校長じゃないんだから。長けりゃいいってもんじゃねーと思うぞぉ。だいたい、30メートルの犬のリード作ってくれる店って、どんな店だよ、よく探したなぁオイ。「犬、スペース、リード、スペース、狂気の沙汰、クリック」で検索したんか?モモちゃん。うちに来たばかりの頃。小っさっ!たしか、この写真で、ブルドック系専門の雑誌に載ったことがあったな。実はリードをオーダーメイドするその業者も、「本当に制作しますがよいですか?」という確認のメールを事前に3回、妻に送って念を押し、最終的に妻に直接電話をかけてきて、「いったい何に使うんですか!」とやや半ギレ口調で質問してきたらしいが、「え?ワンちゃんのお散歩ですけど、何か?」と妻がさらりと言うもんだから、「よぉ~し解ったぁ~!そこまで言うなら上等だぁ~!おお!作ってやらぁ!後悔すんなよ!」・・・とまでは言わないが、業者さん、そんな空気丸出しで電話を切ったらしい。アホらしくて、アホらしくて、とてもやりきれない注文だったのだろう。お気の毒に。うちの年賀状をかざったモモの一枚。「獅子舞」。何か知らん、こんな風に、毎年妻にかぶり物を被らされ続けてましたね。そんで、いよいよ30メートルリードが、我が家に届いた訳よぉ。んもぉ~、ぐるぐる巻きの紐の束、ドォサァッ!って感じぉ。それ、肩に担いで公園に行く訳よ、のっしのっしと広場までぇ。そんで、公園の広場で、いよいよモモに30メートルリード括り付けてさ。放つ訳よ。モモを。いや~モモ!走る走る!そりゃそうだ!99%放し飼い状態!ほぼほぼ自由!囚人の足かせ、水風船だ!牢屋の格子、ポッキーだ!ほぼほぼ自由だ!地べたに置いた紐の束が、マグロ漁船の船上の糸が海に呑まれていくように、キュルキュルと瞬く間に無くなっていく訳よ。間もなく30メートル果てまで走ったモモちゃんと、先端握ってる妻の紐が、ビーーーーンッ!やっと手綱が伸びきったぁ!その姿、松方弘樹とカジキマグロかって感じで、ビーーーーンッ!そこまではよたっかんだけどよ。当然そっからモモちゃんUターンしてくる訳じゃんんか。んで、こっち向かって10メートルほど戻って来た時にさ、他のワンちゃんに気がいっちゃって、道草して、ちょっかいかける訳よ。その飼い主さんに迷惑かけちゃうってんで、妻、リードを手元に引っ張るのだけれど、戻って来た10メートル分リードをこっちへ巻かないと、ビーーーーンッ!と手綱にならないんだ、これが。大慌てで10メートル分リード巻きに巻いて、妻、ヒーヒー言ってんのね。ははは。アホか。そしたらモモちゃん、さらに戻って、まぁ~た、別の犬にちょっかいかけるじゃんか!今度は相手の犬も強気で、10メートル先は一触即発の雰囲気!さあ!みなさん!自信満々で30メートルリードを購入した僕の妻U子さん、この後どうしたと思います?な、なんと、そのリードほっぽりだして、10メートル先のモモに向かって猛ダッシュしました!えーーーっ!ははは。残念無念。使用開始5分で無用の長物と化した30メートルリード。こんな筈じゃなかった。と妻。どんな筈じゃったんじゃろか?このように、10年前も、もちろん今も、夫婦でバカ騒ぎしてる訳だ、Q輔とU子、懲りないね、まったく。「死にもの狂いで笑って生きる」これが、僕の人生哲学であり、うちの家訓であり、僕と妻の、生き物としての同種の性質を言い表した言葉なんですけどね。この考えについては、僕達夫婦、けっこー確固たる意志があって、いつかひとつの記事として、じっくり書きたいなぁなんて思ってんすけどね。まぁ、そんなんだから、逆に言えば、いつの間にか、どんなに辛い時も、悲しい時も、それを乗り切って「ははは」と笑えるまで、またはその悲しみの中から僅かでも「可笑しみ」を見つけ出せるまで、出来るだけ感情を表に出さないような、噛み殺すような、心の仕組みになって来てますな。要するに僕達あまり「泣かない」夫婦なんです。冠婚葬祭、入学卒業、勝ったとか負けたとかに限らず、様々な人生の折に着け、実に人前で「よく笑う夫婦」であると同時に、あまり人前で「泣かない夫婦」、てか、夫婦で、お互いの前では恥ずかしくて「泣けない夫婦」になってきてますね。良くも悪くも。さて、こちらが現在のモモちゃん。御年15歳。あと2か月ちょっとで16歳になります。実はここのところ、老衰の症状が目立ちはじめました。あまりエサを食べなくなり、服の上からでは分りませんが、実はガリガリに痩せてきてしまっています。完全に痴呆症になった様子で、同じ場所をぐるぐると円を描くようにまわり続けます。立って歩くのも、ふらふらで大変そうです。しつけも忘れてしまい、排泄は9割そこらで漏らしてしまいます。この調子では、新年を迎えられそうにありません。とにかく食欲がない、シニア用の柔らかいプリン状の缶詰めも食べない。食欲さえ戻ってくれればなぁ・・・。先日、真夜中に人の声がするので、目が覚めました。声の主は妻、U子さん、布団にくるまって泣いていました。どうしたの?と聞くと。「モモちゃんがいよいよ死んじゃうと思ったら、悲しさが込み上げてきた」のだそうです。モモを傍らに寝かせて、布団にくるまりながら、顔を布団に押し付けて、びーびーびーびー、泣きじゃくっていました。普段、家族の前では気丈に振舞っているけれど・・・。そりゃそうだよな、そりゃ、そーだよ。翌朝。大丈夫か?と妻に聞くと、「もう受け入れたよ」と一言。いつものU子さんに戻っていました。その日の朝も晩も、ほとんどエサを食べてくれないモモちゃん。いよいよ、駄目かな・・・。そう思って風呂に入っていると、妻が風呂場へ駆け込んで来て叫んだ。「試しにビスコをひとかけらあげてみたら、むさぼるように食べたよ!」な、何だって!僕、大慌てで風呂から上がって、近くのスーパーで犬用のおやつやら甘い果物やら買いあさって、とりあえずボーロというお菓子を恐る恐るモモちゃんに食べさせてみた。食べるじゃんか!ボリボリ食べるじゃんか!モモ!コノヤロー!心配させんじゃねーよ!年喰って食い物選り好みしやがってバカヤロー!シニアフードは味気ないってかコンチキショー!心配させんじゃねーっての!婆さん!婆さん!コノヤロー!食べろよ!頼む!モモ!食べてくれ!いっぱい食べて、一日でも長く生きてくれ!また、元気になってさ、家族で公園へ行こう!そして、また、あの、まるで無意味な、世にも無意味な、30メートルリードをつけてさ、ほぼほぼ自由に走りまわれ!そして、また、家族みんなで大笑いだ!いいか!モモ!笑うんだ!またみんなで笑うんだ!そう思ったら、妻の目の前でしたが、駄目だ、どうしようもなく、泣けてきた。にほんブログ村
2017.12.20
前回、僕が「犬のエサをこじゃれたクッキーと間違えて食べた」という記事を書きました。いやぁ~、早とちりにもほどがあるね。我ながら。人として。そんじゃあ、今回は僕の妻、U子さんの早とちり話をひとつ。さぁ~て、妻が早とちりして何の動物のエサを食べたかといいますと、おっと、違う違う!食べてない!妻はエサ、食べてなーい!えーと、妻の早とちり話、題して、「モモちゃん危機一髪!? てか、勝手に殺すな!事件」子供が出来る前なので、もう10年ぐらい前の話です。夜の8時ぐらい、僕がまだ会社で残業していると、突然妻からの電話。「た、た、た、大変っ!パートから帰ったら!モモちゃんが全然動かーん!立ち上がることも出来きーん!元気がないとか、そういうレベルじゃないでかーん!病院行くで!一刻も早く帰って来やー!」な、何だって!そいつは大変だ!ってんで、仕事を早々に切り上げて帰宅。うちは自家用車1台なので、僕が会社に乗って行っている車が必要だったんですね。帰宅してドアを開けると、玄関で妻がモモちゃんを抱っこして、準備万端で仁王立ちしている。「遅い!待ちかねた!」あら、ホントだ、モモちゃん、確かにぐったりしてる。「立ち上がる力もないって?一度立たせて見せてくれ。」と僕が言うと、「そんな暇ない!一刻を争う!早く病院へ!」みたいなこと半ベソかきながら言う妻。少々パニック気味。「わ、分かったよ。じゃ、とりあえずオシッコがしたいので、トイレに行ってくる。」と言うと、「だ!か!ら!そんな暇ねーっ!」と怒鳴られ、トイレにいく時間も与えてもらえない。けっこー錯乱気味。兎にも角にも、病院へ急行ってんで、車に乗り込む。運転席に僕、後部座席に妻、モモちゃんは妻の膝の上。妻はもともと車に弱く、今でもよく車酔いするのだけれど、特に心配事があったり、考え事をしていたり、運転手が道に迷ったりなど、気持ちを圧迫される状態にあると、確実に車酔いするんですね。だからこっちは親切に出発前に「お前、酔い止めの薬飲んだの?」と確認したのにさ、「だ!か!ら!」はいはい、そんな暇ないのね、急ぐね。車、ぶーん。結局、妻、走行して、100メートルぐらいで、「酔った・・吐きそう」。わざとかっ!思わず車中で叫んじゃいましたよ。1分も走ってねーぞっ!加速前の助走の、その前の徐行だぞっ!神かっ!車酔いのっ!とかなんとか。車止めよか?家戻ろうか?と言っても、聞かぬ妻。とにかく病院へ急げ!の一点張り。もぉ~、そっからはね、大変でしたよ。犬は、瀕死の状態でぐったりしてるし。妻は、車酔いで、息が荒く、顔面蒼白だし。僕は、膀胱ぱんぱんだし。犬が、死ぬか!?妻が、吐くか!?夫が、ちびるか!?三つの時限爆弾を乗せて、動物病院へ向かう一台の車、車内の緊迫した空気ったらもぉ~・・・。次の瞬間、突然、妻が叫んだ。「く、車止めてっ!モモが息してないっ!」えっ!!マジ?・・・。「早く!車止めてよ!」「いやいや、止めてって簡単に言うけど、今、主要幹線道路の第二車線走ってんだけど。」「早く!二人でモモを見送ってあげんと!モモ、旅立っちゃうがねっ!」何言い切ってんだ、何を。何が、がねっ!、だ?、ったくもう・・・。仕方なく、主要幹線道路の路肩にハザードランプをつけて停車。横を10トンダンプやトレーラーがびゅんびゅん走って行く、とんでもない場所で、僕も後部座席に乗り込み、妻の言う通りに「モモちゃんを送る会」のはじまり。僕はモモを抱き上げ、モモの顔を耳元によせた。すー。すー。すー。・・・寝てるね。すー。すー。すー。・・・死んでないね。すー。すー。すー。・・・勝手に殺しちゃダメだね。「だって!いつも、もっとブヒブヒいびきかいて寝るから!」うん。でも今日は、すー、すー、と寝ているね。何か問題でも?その後も何かと錯乱気味のことを言うので、「U子!これ以上ギャーギャー言うと、進路を変えて、先に人間の病院へ連れて行くぞ!」とか言いながら、運転再開。渋滞に巻き込まれたりして、結局一時間程かかって、動物病院に到着。モモにリードをつけて、ピョコっと地面に立たせると、立つじゃん!ふつーに!てか、歩くじゃん!ふつーに!救急の診察なので、裏口にあるインターホンを押して、先生を呼び出す。電話で妻から、瀕死の状態だと聞かされていた先生。すたこら歩いているモモちゃんを見て、昔の家電が突然壊れた時みたいに、頭から、白い、細い、けむりが一本・・・。その時、妻はというと、裏口から少し離れた病院備え付けのごみ箱に、思いっきりゲーしてました。その姿を、遠くから僕と先生でばっちり目撃してたんですけどね、「酔っ払いですね、女の。みっともないですね、いい大人が。」とか言いながら、僕はしっかり他人のフリをして、「早速ですが、先生、トイレ借してくんさい!」なんつって、内またで、歩幅短く、院内へ。間に合ったぁ~。さて、モモちゃんの診察結果は、「たぶん~、熱中症になりかけたんじゃ、ないかなぁ~、と、思われます。」ということでした。先生といろいろお話している最中に、診察室の扉が開いて、突然、真っ青な顔をした妻が入ってきたもんだから、獣医の先生、さっきの女酔っ払いの突然の乱入に、びくっ!ってなってました。ははは。ああ。うちの妻です。と僕が平然と言うと、獣医の先生、「お前ら一体何なの?急患の犬は、全然急患じゃないし!嫁はゲロ吐いてるし、夫は小便チビリだし!お願い!お願いだから一刻も早く消え失せて!」みたいな表情剥きだしになったので、Q輔一家そそくさと退散。結局、モモちゃんの不調の原因は、はっきりせぬままでした。でも、この時は、たまたま妻の早とちりでしたけど、うちの妻が、いつもこんな感じで、愛犬の健康管理に異常なほど迅速に行動してきたが故に、多くの早とちりに紛れて、悪性腫瘍など、さまざまな病気を早期発見してきたのも確かなんすよね。モモちゃんが、現在15歳という長寿であるのが、何よりその証なんすよね。だから妻よ!恥じることはないぞ!胸をはれ!これからも、胸をはって、早とちれ!胸をはって、ゲロだ!そんでもって、また獣医の先生を、びくっ!とさせとくれぃ!あの顔がまた見たいぞぃ!ははは。にほんブログ村
2017.12.03
めっきり寒くなってきましたね。うちの15歳の老犬、フレンチブルドックのモモちゃんも、お洋服を一枚羽織って、冬支度です。もともと愛想のない面構えのモモちゃん。最近はボケも入ってきたのか、表情が虚ろで、不愛想ここに極まるって感じ。昔は黒光りしていたボディも、すっかり白髪だらけ。体毛に、かつてのような、光沢もなくなってきました。僕の妻は、モモのほっぺたの臭いを嗅ぐのが好きです。日課のようにモモのほっぺたに鼻を擦り付けて、くんかくんかと嗅いでいます。「この唾液の醗酵した臭いがたまらなぁ~い」とか言いってます。俗にいう犬の体臭フェチです。「はぁ~、香ばしい」とか言ってます。変態です。「にほひ~、にほひ~、いいにほひ~」とか歌ってます。変人です。モモの顔面の色素がなくなってきたのは、妻が鼻を擦り付け過ぎたからだと、僕は思います。この間、病院で簡単な視力の検査をしてもらったら、モモちゃんはもうほとんど目が見えていないとのこと。慣れ親しんだ空間を、嗅覚と感覚で歩いているらしい。確かに、部屋の家具の配置換えなどをすると、しばらくそこらじゅうに頭をこつこつぶつけながら歩いています。老犬のこういった仕草は、滑稽味に実に深みがあり、子犬には決してないものであって、僕はすごく可愛いと思います。ただし、目が見えないので、二階の寝室の扉をしっかり閉めてしないと、廊下に迷い出てしまい、階段から転げ落ちてしまうなんてことがあるので、注意が必要です。階段を一・二段転げて止まってくれればよいのですが、十段下の階段の途中の踊り場まで、スタントマンかよ!ってぐらい豪快に転げ落ちてしまうモモちゃん。いつも僕の不注意なので、物音に慌てて飛んできた妻にこっぴどく叱られるのですが、モモのあまりに見事な落ちっぷりを思い出すと、笑っちゃいけないと分かっていても、思わず笑ってしまい、その不謹慎な態度に、更にこっぴどく、猛烈に妻に叱られる始末。怪我でもしたら大変。ごめんなさい。おーいモモちゃん、そこは壁。道じゃないよ。ドックフードは、乾燥したままでは、もう硬くて食べられないので、一度湯がいて、水で冷やしてから、食べさせています。見えてないので、ボロボロこぼしながら食べます。おしっこは、トイレゲージ付近まで来て、トイレシーツの臭いがすると、すぐ出てしまうらしく、あと3歩でトイレです!っていうトイレ直前の床の上で、フルで放尿してしまうことが増えました。お尻もゆるくなっているので、そこらかしこに、パンくずサイズの小さなウンモを落として歩きます。あれ?モモちゃんどこ?って時も安心です。へンゼルとグレーテル方式で、ウンモをたどった先にモモがいます。夜中の徘徊も頻繁になってきて、床の上をカチャカチャとあるく爪の音で眠れない時もあります。とは言ってもそんな神経質なのは僕だけで、妻も娘たちもモモの足音に負けないような、豪快ないびきをかいて、眠りこけています。君たちゃ高木ブーか!さて、このように、苦労が絶えぬと言ってしまえばそれまでの、老犬との生活ですが、あいにくうちには、苦労を素直に苦労と受け止めるような、まともな人間は一人もおらず、そんな苦労は、切り裂いて、毎日げらげら大笑いしながら、老犬モモちゃんと楽しく生活しています。長く付き合ってきた愛犬との生活を、たかが歳をとって介護が必要になった程度で、負担に感じる、辛いと感じるなんてのは、僕としては飼い主の怠慢に思えてなりません。要は、楽しむことを、さぼっている。同じ老犬との生活でも、感じ方ひとつで、家庭のムードひとつで、簡単に楽しい生活に変えられるものです。老犬が床に落としたウンモを見て、笑えるか?です。苦労を切り裂いて、その苦労の中にきっとあるであろう、「楽しさ」を見付け出せるか?です。我々老犬の飼い主は、気を抜くと、すぐに悲しんでしまう、疲れると、すぐに悩んでしまう。さぼっては駄目です。老犬と楽しんで生きるのには、とんでもない気力と体力がいる。でもそれを決してさぼっては駄目です。普段、家ではふにゃふにゃの僕ですが、このような老犬との生活の基本方針については、家族にしっかり伝えていて、楽しむことをさぼる家族には、我ながら珍しく、厳しく注意したりしています。妻は僕の6歳年下ですし、娘たちと僕は40歳近く年齢が違います。家族がこのまま、事故や病気や災害に合うことなく生活していけば、まず、一番最初に死ぬのは僕です。つまり、妻や娘、愛する者の死を見なくてよい。これ、僕の何よりの幸せです。年長者の特権です。でもね、モモちゃんだけはね、どうやら、見送ってあげなくちゃならないね。それも、そんなに遠い話じゃなさそうだ。そん時、僕、まともでいられるだろうか?妻は、しばらく駄目だろうな・・・。いかん、いかん。ほらね。気を抜くと、すぐに悲しい話になる。さぼるな、さぼるな。笑って暮らそう。そうだろ?なぁ、モモちゃん。にほんブログ村
2017.10.22
今回の主役は、フレンチブルドックのモモちゃん。僕の恐妻の宝です。もといっ、愛妻の宝です。2002年1月30日生まれ。15歳と6ヶ月のヨボヨボ婆さんベイベー。フレンチの平均寿命は10歳~12歳とのこと。ヨッ!モモちゃん!ご長寿!もう大好きなソファーにジャンプで飛び乗る力はないので、ペット用の階段を設置。おしりでソファーを汚すので、ソファーと同色のタオルを敷いてます。お気に入りの場所、お気に入りの姿勢で、爆睡中。次女にいたずらされてます。モモのトイレゲージの収納場所は、リクシル製キッチンの収納棚の下部スペースを利用。収納棚はフーリープランで購入したので、妻がめっちゃこだわったポイントです。わっ!きっちきち。設置場所がキッチンのデカい換気扇の真正面というのもポイント。迅速かつ強力な臭気対策が可能です。こんなこと言うとアレですが、僕は普段、妻の話はあまり聞いていないことが多いのだけれど、愛犬モモちゃんのことについては、夫婦で真剣に話し合う「夫婦会議」的なことを幾度となくしてきたんですね。誠にせんえつながら、今回はその「犬と暮らすにあたっての僕と妻の決め事」みたいなものを、簡単に10項目にまとめてみましたので、どうぞ。「犬との暮らし、僕と妻の10の決め事」① 犬のために働く。愛犬家の方はご承知のとおり、犬を飼うには大変お金がかかります。うちのモモちゃんの購入費から、エサ代、雑費、幾度の手術代、通院代、等々、この15年間の費用を概算でざっとはじいても、軽自動車の1.2台は買えておつりがきますな。手術などのいざという時、お金の工面に困らぬよう貯金は必要。「お金がない」が理由で愛犬を見殺しにしないで済むように、とにかく働くべし。② 仕事より犬をとる。上記内容と逆のことを言っているようですが、「忙しい」「ヒマがない」を理由に愛犬を見殺しにしないってことです。モモに何かあった場合、妻は必ず仕事を欠勤してモモのケアに専念します。手術日、その後の通院日、安静のため付き添いが必要な日など、全て妻は休みます。モモのためのお金が必要な時に働けないので、まさに負のスパイラルですが、その時は僕が休日出勤などして金銭の不足を補います。さっきからお金の話ばかりでひんしゅく買ってますかね。確かに愛犬のことを語る際に金銭の話はタブーのようなところがあります。でも僕たち夫婦は、この金銭の予算立てを常に重視してきたっす。愛情だけでは愛犬は長生きせぬと考えるからっす。③ 子供より犬をとる。モモちゃんを飼うと決めた時妻が言った言葉です。その時まだ僕たちは新婚で子供はいませんでした。その後子供は2人できましたが、妻の中では一貫した信念みたいです。今でも全てにおいてモモが優先。傍から見れば、そこまで信念を持ってして、やっと子供と犬を平等に扱っているように映るんじゃないかなと思います。「子供第一、ペットは二の次」と思った瞬間から、実際の扱いは「五の次、十の次」の扱いをしているものです。さてさて、モモちゃん最優先の妻の気持ちと裏腹に、モモちゃんは自らを家族の最後尾に位置づけしている様子で、子供たちにいつも優しく、そして遠慮気味。情の深さに泣けてきます。④ 過保護にする。エアコンは年中つけっぱなし。エサは高価でも体に良い物を。思い出づくりに家族旅行には何度も同伴してます。犬の過保護を非難する方もいますが、妻曰く、飼い主の勝手な都合で我が家につれてきておきながら、過保護はダメと不衛生で過酷な環境をわざと与え、あえて早死にさせる意味が解らない。とのこと。うちはこれからも信念を持って過保護っす。⑤ 妻の指示に従う。別に妻が怖いからって訳じゃねっす。責任者を明確にし、その者の指示で他が動くということ。愛犬の世話を一人に押し付けることなく、家族で分担するのはよいことだと思うのですが、散歩は誰の責任、エサは誰の責任、健康管理は誰の責任というように、責任まで分担してしまうと、愛犬の思わぬ事故や病気につながる恐れがあると僕は思います。厳密な意味で飼い主というのは何人もいない方がよい。モモの総括責任者、つまり「飼い主」は妻一人。もちろん、モモの世話やモモについての相談は家族でしますが、あらゆる判断や決定は妻がします。⑥ 毎日ボディーチェックをする。妻は毎晩寝る前に、モモちゃんの体中の隅々までボディーチェックをします。これまで、鼻のイボ、まぶたのイボ、肛門腺の異常、背中のイボ、左足の悪性腫瘍など、全てこのボディーチェックにて早期発見してします。発見したら即対応、手術、通院、の繰り返しで、今日に至ります。モモちゃん、まだまだ元気です。⑦ 毎日歯磨きをする。たぶん、まわりがまだあまりやっていなくて、うちが特に熱心にしていることがこの歯磨きです。妻は昔歯医者さんに務めていたりして、歯磨きには強いこだわりがあります。とりあえず、モモちゃんの歯ブラシは人間用。磨き方は歯周ポケットにぐいぐい毛先を入れるみたいな、スゲー本格的なやつです。個人的には歯の健康と長寿は無関係だとは思ってませんが、妻の熱心な磨き方を見ていると、「おい!嫌がってるじゃねーか!もうやめてやれ!」と言いたくなる時もあります・・・。でもまぁ、歯磨きは、あなどれませんよ、ホント。⑧ 災害時、置き去りにしない。被災地にペットを置き去りにした人。それを非難する人。非難する人を非難する人。ペットの命についての考えはそれぞれですが・・。うちは、災害時、愛犬を置き去りにしません。一緒に避難します。では実際何処へ逃げる?ペット同伴可の避難所ってあるの?エサは?トイレは?実は僕たち、まったく情報不足の準備不足。言うは易し。反省。⑨ 先ず、飼い主が健康でいる。当たり前のこと過ぎて忘れがち。先ず、飼い主が心身共に健康であるべし。経験上、僕や妻の心の状態が不安定だったり、体の調子が悪かったりすると、連鎖的にモモちゃんにも不調がでました。病気、不幸、災難、ストレス、人間の世界は色々大変。でも、くじけそうな時は「愛犬の為ならぁ~エンヤコラァ~」とひと踏ん張りっす!愛犬が見てるぜ!心も体も強い飼い主でいたいものです。⑩ 「死」を禁句にしない。モモちゃんを飼ったばかりの頃、見ていると心配になる程の妻のモモへの溺愛ぶりをいさめる為、「モモもいずれは死ぬのだよ。」という内容のことを妻に言ったことがあります。若かりし妻は「そんな不謹慎なこと言わないで!」と半ベソかいて激怒しました。その後も折につけモモの「死」について僕が述べると、「辛くなるから言わないで!」「悲しくなるから言わないで!」と絶対禁句の一点張りでした。時は流れて15年。「今日帰ったらモモが動かないから、いよいよ死んだと思ったら、ただの爆睡だった。」とか、「あと2・3年は生きてほしいなぁ~、でも5年先はないなぁ~。」とか「明日死んでもおかしくねー。」とか「安楽死についてどう思うか」とか「死んだあとのペット葬について」とか平気で言ってます。15年も深い絆でむすばれていると、モモちゃんはもう妻の一部分みたいになっているので、「10年先も、20年先も、ずっと一緒だよ。」なんていう白々しい感情はもう湧いてこないのでしょう。妻は今日まで本当に献身的にモモちゃんのお世話をしてきましたし、これからも愛情いっぱいでお世話するでしょう。モモちゃんもそれに応えるように(かなり足元がヨタついてきましたが)今日も元気いっぱいです。彼女たちは「たぶんそんなに遠くない死」から目をそらすことなく、むしろ「死」というものを傍らに置いて、常に意識しながら、絶対に悔いを残さぬよう、毎日を楽しく過ごしています。妻とモモちゃんの深い絆は、僕の誇りです。そして神様。その「別れ」の時。もしも願いが叶うなら人間の妻と、犬のモモちゃん最後に一回だけ言葉を交わせる魔法をかけてください。そしたら彼女たちはきっとこう言うでしょう。モモがうちの子で、ママは幸せでした。モモ大好き。ありがとう。ママが飼い主で、モモは幸せでした。ママ大好き。ありがとう。にほんブログ村
2017.08.06
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