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くまにさそわれて散歩にでる。

冒頭の一文である。
私も誘われた気がした(笑)楽しんでって下さいよ、と。
(何てったって、さそったのはくまだ)

さらさら と プニプニ の中間の手触り。
要するに、何だか気持ちいいのである。

以前  『蛇を踏む』  を読んだ時、はじめは戸惑った。
明るい話というわけではないのに、不思議に読後感が良かった。

根底にこの話にも見える、無責任な楽しさがあったのである。
そして今読んだこちらは、【うそばなし】よりももっとストレートだ。

適当にお気楽に読んだ。

普段あまり見かけない“いきもの”がわんさか。

表題作『神様』、ラストの『草上の昼食』にでてくる、名前のない【くま】。
値段の割りにいけるという赤ワインを用意してくれたのに、
「酒はたしなみません。おつきあいできなくて申し訳ない」
という律儀なヤツ。

『夏休み』に登場する白い毛が生えている小さなもの。
アルジャーノン、ウフコック、もしくは小さくなった楽俊。
私が想像したもの。要するにネズミだ(笑)発想が貧弱貧弱。



『河童玉』にはもちろん河童が登場。それ以上に【ウテナさん】が謎。

『クリスマス』に壺から出てくる【コスミスミコ】はあくびちゃんをイメージ。単純。

『星の光は昔の光』のタイトルだけで泣きそうになり(それは嘘だけどちょっと痺れた)【えび男くん】を見て、重松清の『エビス君』を思い出す。

『春立つ』の【カナエさん】が“猫屋”で飼っていた6匹の猫は、男に可愛がられているのだろうか?結局、風邪の咳に柑橘類はダメなのである。

『離さない』の人魚の横顔は、何故だか劇画調でキリリとしているように思えた。


つまりは、お気に入りなのです。
きちんとした感想を読もうと思っていた方、残念でした。すみませんです。

『神様』 川上弘美 中公文庫(2001年10月初版発行)





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最終更新日  2004年01月11日 00時56分09秒
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