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初めて読む、牧野修。
表紙折り返しにある評論家の絶賛文句が凄いです!

これは天変地異の前触れなのか! (ホラー評論家、東雅夫)
世界は言葉で出来ている。牧野の言葉で出来ている。(評論家、笹川吉晴)

一部抜き出し。他に井上雅彦さんの言葉も。

そこまでのものかは私には分かりませんが(笑)


まず、オカルトと科学が両立する世界観が面白い。

【科学】は、オカルト台頭後も消えはしなかった。
いざというときの為に文化として保護はされたが、社会的地位は落ちていった。

一方、反オカルト派の科学結社【ガリレオ】は、テロ行為により呪術廃絶を目指す。
そして謎の魔術結社【月の花嫁】。

呪符、呪詛、蟲毒、精霊、天使、
三つの神器(プロスペロの書、ピュタゴラスの石、プシュケーの燈火)
まさしく、古今東西の呪術が飛び交うハイパー伝奇!(裏表紙より)なのである。

冒頭の呪禁官が窮地に陥る場面。
これからの展開に大きく期待を抱かせる緊迫感!

だけど、進むとちょっとテンションが変わってくるような感じがします。
まぁ、いろいろと事件が起きたりはするのですが…

ギアが呪禁官をめざす養成学校。野外模擬演習。
同室の仲間と力を合わせて、嫌な上級生に挑んでいく。

青春もの成長記ともいえるでしょうか。さわやかです。

他のキャラクターもなかなかユニーク。
機械の身体になったスーパー科学者とか、ガリレオのネコ、ロバ、ニワトリとか、
古美術商を装った○○○など。

なんだか盛りだくさんで楽しかったです。(もっとましな感想を・・・)

続き(『呪禁局特別捜査官 ルーキー』)も確保しているので、そちらも近いうちに。

この本も最近、文庫化したようですが、その前にギリギリ読めた。
セーフ。(だから何だ)

『呪禁官』 牧野修 NON・NOVEL(祥伝社) 平成13年9月初版第1刷発行





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最終更新日  2004年08月08日 23時12分10秒
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