1.解説 石田 幸雄
2.「附子(ぶす)」
太郎冠者 野村万之介
主(しゅ) 深田 博治
次郎冠者 高野 和憲
後見 月崎 晴夫
3.「靱猿(うつぼざる)」
大 名 野村 万作
猿 曳 野村 萬斎
太郎冠者 石田 幸雄
子 猿 野村 裕基
後見 深田 博治
今日は、私の初生(はつなま)狂言公演でした。
石田さんの解説は分かりやすく、舞台の柱の意味だとか、橋掛かりの作用、狂言の見方などを詳しく説明して下さいました。
「あぁ、これが萬斎さんだったらなぁ~」と思いながら、石田チャンの顔を萬斎さんに置き換えたりして。。。
いや、声が違うよな。
「附子」は、万之介さんの飄々とした太郎冠者と、生真面目なタカノンの次郎冠者が面白くて、会場は笑いの渦でした。この演目は茂山家のをテレビで見て話の筋は知っていたのですが、家によってこうも違うのかなと、ある意味新鮮でした。
附子を食べる時の様子が違うんですよ。
「靱猿」は。。。
もう、萬斎さんが登場した時から、会場の空気が一変しました。
やっぱりみなさん、萬斎さんをお待ちだったんですねぇ。
気になる萬斎さんの。。。 ヘアースタイルはぁ~~~!
ちょい、ロング! で、ありましたぁ!
あめみこさんの所で話題になってた「ふっさぁ~」とまではいかないまでも、右の御髪(おぐし)は、ハネハネ。(≧∇≦)
子猿の裕基君は常に動きマクって、明らかに成長の度合いが著しい。
「つっと出て、月を見たり」…超キマッテル! 万作さんと同じ角度、同じ位置。
でんぐり返りも何度も披露してくれましたし、その度会場からは、拍手&笑いがチラホラ。
萬斎さんは、お声も調子良く、子猿にいい気かせる場面では、感情移入しているのがよくわかりました。
親子3代の舞台。 萬斎さんと裕基君。そして万作さん。
一度に視界に入れるのは難しくて、この中で誰を選ぶかと言うと・・・
やっぱり、萬斎さん! 喩えセリフがない場面でも見つめてしまう。
目で追ってしまう。
昨日までは、外国の怪人に心を奪われていましたが、今はすっかり萬斎さんのものに。
退場なさる時は、切なくて涙が出そうでした。
お仲間の生霊(精霊)は、ちゃんとお連れしたつもりでしたが、何か感じましたでしょうか。
靱猿が始まる時は、「今から、萬斎さんが出るよ~」って、テレパシーを送ったんですけどね。
取り合えず、今日は報告まで。
また後日、詳しいレポを載せたいと思います♪
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