2005/02/05
XML


1.解説      石田 幸雄

2.「附子(ぶす)」
       太郎冠者  野村万之介
       主(しゅ) 深田 博治
       次郎冠者  高野 和憲

        後見   月崎 晴夫

3.「靱猿(うつぼざる)」
       大  名  野村 万作
       猿  曳  野村 萬斎
       太郎冠者  石田 幸雄
       子  猿  野村 裕基

        後見   深田 博治   






今日は、私の初生(はつなま)狂言公演でした。
石田さんの解説は分かりやすく、舞台の柱の意味だとか、橋掛かりの作用、狂言の見方などを詳しく説明して下さいました。
「あぁ、これが萬斎さんだったらなぁ~」と思いながら、石田チャンの顔を萬斎さんに置き換えたりして。。。
いや、声が違うよな。

「附子」は、万之介さんの飄々とした太郎冠者と、生真面目なタカノンの次郎冠者が面白くて、会場は笑いの渦でした。この演目は茂山家のをテレビで見て話の筋は知っていたのですが、家によってこうも違うのかなと、ある意味新鮮でした。
附子を食べる時の様子が違うんですよ。 

「靱猿」は。。。
もう、萬斎さんが登場した時から、会場の空気が一変しました。
やっぱりみなさん、萬斎さんをお待ちだったんですねぇ。
気になる萬斎さんの。。。 ヘアースタイルはぁ~~~!
ちょい、ロング! で、ありましたぁ!
あめみこさんの所で話題になってた「ふっさぁ~」とまではいかないまでも、右の御髪(おぐし)は、ハネハネ。(≧∇≦) 
子猿の裕基君は常に動きマクって、明らかに成長の度合いが著しい。
「つっと出て、月を見たり」…超キマッテル! 万作さんと同じ角度、同じ位置。
でんぐり返りも何度も披露してくれましたし、その度会場からは、拍手&笑いがチラホラ。

萬斎さんは、お声も調子良く、子猿にいい気かせる場面では、感情移入しているのがよくわかりました。

親子3代の舞台。 萬斎さんと裕基君。そして万作さん。
一度に視界に入れるのは難しくて、この中で誰を選ぶかと言うと・・・
やっぱり、萬斎さん! 喩えセリフがない場面でも見つめてしまう。
目で追ってしまう。

昨日までは、外国の怪人に心を奪われていましたが、今はすっかり萬斎さんのものに。
退場なさる時は、切なくて涙が出そうでした。

お仲間の生霊(精霊)は、ちゃんとお連れしたつもりでしたが、何か感じましたでしょうか。
靱猿が始まる時は、「今から、萬斎さんが出るよ~」って、テレパシーを送ったんですけどね。

取り合えず、今日は報告まで。
また後日、詳しいレポを載せたいと思います♪






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/02/05 10:51:10 PM
コメント(18) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: