a little thought on the blue ocean.

PR

Calendar

Profile

*jojo

*jojo

Archives

Dec , 2024
Nov , 2024
Oct , 2024
Sep , 2024
Aug , 2024

Freepage List

Mar 22, 2006
XML

そのクルーズでイルカに会うことはできなかった。

でも、朝日が海や山を染める魔法や、
喜んでるイルナとLeeを見てるとちょっとほっとした。
それに最近の私は、イルカのいない波にも
想像のイルカを描けるようになっているのだ!

ま、とはいえ、やっぱりリアルな野生のイルカとの遭遇は
happyの原体験 みたいなんだけど。(☆v☆)

小さな舟の前では、イルナのカメラのシャッターが、

後ろでは、ニョマンのたばこがとぎれることを知らない。 (吸いスギ!)

ちなみにニョマンは、きのうの朝 私がことごとくムシを決め込んで
失礼なことをした "一見"ウサンクサイ男の子だ。

゛明日のクルーズに連れて行ってくれる漁師さんが見つかったよ。゛と
宿のスタッフが紹介してくれたのが彼だったのだ。
やっぱり登場人物が少ない・・・(>v<)゛゛゛

jojo  ゛あ・・・、朝はムシしててごめんね。
     私の名前は yoshinoだよ。゛

Nyoman ゛No Problem. Nama saya Nyoman" (・v・)♪
    (全然気にしないで。オレの名前はニョマンだよ。)

で、シェイキング・ハンドしてチームになったのだ。



゛タバコは体によくないよ" と言ったら、
ニョマンは意外にも、照れくさそうに火をつけたばかりのたばこを、
舟の横でもみ消した。ま、私が見えなくなったら吸うと思うけど、
こんな素直な反応は気持ちイイ。

゛タバコは高いじゃん。

 みんなを病気にするような大きな会社を応援するよりさ。゛

ニョマンは、「もっともだ・・・」というまじめな顔で話しを聞いてくれる。
ちょうど船頭のワヤンさん(写真右)が、体を壊してタバコを辞めたばかりだったんだって。

゛お金を貯めて、何を買う?゛  と尋ねると、

゛ナシ!(ご飯)゛

と言われて、オカシイと同時に、なんか切なくなった。

彼ら漁師さんの多くは、遠くて学校に通ってないという。
ここには、昔ながらのすごくシンプルな生活がアル。
でもその一方で、タバコやコークは、グローバルに浸透してるんだよね。


                 ☆

朝の明けたばかりの砂浜で、きのうニョマンが営業してた舟の模型を
イルナが買った。

きのうのニョマンの言い値は、10万ルピアだったけど、
ゲデ・レストランで6万ルピアで売ってたので、5万ルピアに値切る。
1万ルピア(120円)はバリ人にとっても、
旅を続けるWorld Travellerにとっても大金だ!
5万ルピアはなおさらね。

イルナ "やっぱり ちょっと高かったかなぁ?"

jojo  "5万ルピアならフェアだと思うよ。" 

イルナ "ちょっとはニョマンをサポートできたかな。" (・v・)


               ☆

宿が呼んでくれたドライバーさんは、素朴で明るい地元のおいちゃんだった。

゛英語はほとんど話せない゛というので、重要なことは宿のスタッフに確認してもらう。

私がチャンディ・ダザ、
Leeがサヌール、
イルナが2時までに空港に必着!

コトバは通じなくても、おじちゃんはプロフェッショナルで運転もうまい!
途中の棚田で何度も止まって、写真をとるようアドバイスもしてくれる。

゛フォト、フォト?゛

インドネシアの人は同じ言葉をよく2回くりかえす。
強調の意味だったり、ただのリズムだったり?
このリズムが、私はなんか好きだ。

心配性のイルナが、2時までに空港にいけるのか
もう一度、確認してほしいと言うので、
私はつたないインドネシア語でおじさんに聞いた。

゛ディア・ハルス・プルギ・ク・エア・ポート・サンパイ・ジャム・ドァ。゛

するとおいちゃんは、満面の笑みで、心配ない。
時間は充分あるよ、と教えてくれた。(たぶん)

"おお!インドネシア語、通じちゃってるよ!"(・v・) (たぶん) 

いつも島在住の友人たちの通訳に頼っているjojoも、
この2人の中では頼られる存在だ。おいちゃんとも ちょっこと会話がはずむ。
しかも、彼の最初の質問はよりにもよって・・・

゛どうしてキミらのドライバーは、きのう帰っちゃったんだい?゛

だった。 コレには爆笑!(>v<)

なぜって、宿のみんながそのことを噂してるのを
イルナが ずっと気にしていたから! (ある意味 禁句だよ。)

私は冗談でイルナに教えてもらったパンチを真似して答えた。

゛ムンキン・・・(おそらく)カルナ・カミ・クワット!" 
           (私たちが強かったからじゃない?)


果たしてこのドライバーさんがアメッドに戻った時、
噂はどんな風にオヒレがついて広まっちゃうんだろうね・・・☆"


                ☆

緑の鮮やかなぐねぐねの山道を進みながら、
私は後部座席のイルナとLeeがWorld wideで たわいのない
フシギなおしゃべりしてるのを ぼんやり聞いていた。

Lee ゛私、インドに行くのがちょっと怖かったんだけど、
    2人とこうして旅をしたら、なんか元気になれたよ。
    ずっと忘れてたカンフーも思い出せたし    
    いっしょに旅ができてホントに楽しかった☆゛

聞こえた瞬間、私は思わずニマニマしちゃった。

"あぁ、なんか人ってみんないっしょなんだな~"  って感じたんだよね。

大人でも子どもでも、(動物でも)
ほめられたらウレシイし、怒られたら悲しいし、
意見を聞いてもらえたらウレシイし、
共感できたり、新しいことを知れば、なんか楽しい。

そんな基本的な気持ちには、宗教や学歴や国境や民族のチガイなんか 
関係ないよねぇ。

そしてこんなシンプルな気づきは、
みんなをちょっと元気ににしてくれる。

jojo  ゛もちろん私もだよ!゛(・v<)

                ☆

青い海が見えるチャンディ・ダサのバス停で、私は一足先に2人と別れた。

がっしりhugして、 お互いの出会いに感謝して、
これからの素敵な旅を祈る・・・☆"


私は スタッフがまだいないそのバス停で海を見ながら、
のん気なレゲェのリズムにゆれて、いつくるかわからないバスを待った。
少なくとも1日に3便ぐらいはアルはずだから心配ない。

その後、オダラン(ヒンズー教のお祭り)で、
そのバス停だけが ゛臨時休業してる・・・゛ って、
隣のお店のおばちゃんが教えてくれるまで。

                  (>v<)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 23, 2006 04:23:18 PM
[3月のアメッド(バリ島)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

CoCo Pujer ☆CoCo☆さん
バリコラ! バリ家具・雑貨・インテリアfinestageさん
Keiko Cake ケーコ・ケーキさん

Comments

コメントに書き込みはありません。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: