☆ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｅｌ☆気分

イルマーレ 初日の初回 に行って参りました。
劇場は1番大きいスクリーンでした。嬉しい～。
グッズは1つも売っていなかったです！悲しい～。

この映画は同じ「THE LAKE HOUSE」に時期を違くして住んだ男女が
手紙 を通して芽生えた恋の話です。
2年という 時間軸がずれてしまう設定のファンタジー を除けば
かなりシンプルな映画ですね。

好きです！こうゆう映画。40代（30代後半？）の 純愛 ですよ！
すっかり嵌りました。
キアヌのラブロマンス系の作品では『 雲の中で散歩 』
『 スウィート・ノベンバー 』がありますが
1番『イルマーレ』が好きですね。凝った映画も好きですが、
こうゆうシンプルな話も素直に楽しめました。

冒頭の手紙を意識した 筆記体の英語の文字 が素敵！
インクが溶けていく演出も・・ほぉ～と見とれちゃいました。

韓国のオリジナル版も先程、鑑賞しましたが、
主人公を20代から40代にすることで
しっかりと 大人の恋 に仕上がっています。
オリジナルではヒロイン（ チョン・ジヒョン ）は 声優の 卵
という設定でしたが、 サンドラ は 医者役 。
この辺りの職業の変更がストーリーも変わってきて
2作品を共に楽しめました 。

正直、オリジナルとリメイクを比べた場合、
オリジナルの方が勝ることが多いので、どうかしら？？
と思っていましたが、どちらも好きですね～。

オリジナル版 は若い主人公の 鬱々とした悩みや孤独 があり、
独創的な世界観があります。そして 余韻がある作品 でした。
対して ハリウッド版 は カラッと華やか になり、
ストーリーは シンプル で分かりやすくなっていました。
そして ファンタジー色 が強くなりましたね。
個人的には アレックス が木を植えるシーンが好きですね。

ケイト （ サンドラ・ブロック ）は医者と言う名誉ある仕事に
就きながら、満たされない毎日を送っている女性。
彼女の孤独感がよく伝わってきました。

そして、 アレックス （ キアヌ・リーブス ）が
父との確執に悩むストーリーもしっかり共感。

そして、「THE LAKE HOUSE」がとっても美しい建物でした。
全面ガラス張りで、屋上は温室を意識した造り。
周りの木々の風景が雪景色とあいまって、
とっても風情があって素敵。

アレックス ビールをラッパ飲みする姿 が
何て似合うの！！
（ちなみにオリジナルではお酒は ワイン が効果的に使われて、
　主人公の孤独を上手く演出されていました。）

ポール・マッカートニー の曲に乗せて 踊るダンスシーン 。
すっごく素敵なシーンでした。もう・・胸が締め付けられそうでした

キアヌ も、 サンドラ も共にお気に入りのシーンは
このダンスのシーンと語っていましたね。
このシーンは韓国版には無いオリジナルのシーンですが
パーティー が身近なアメリカらしい設定ですね。

この映画、展開に ワンちゃん が上手く使われていました。
すこぐ可愛いかったです。準主役級ですね。

そして、 ヒッチコック監督 の『 汚名 』で有名な長いキスシーン。
ジェーン・オースティン の『 説得 』の本など、上手く使われています。

もっとオリジナルと比べて書き込みをしたいのですが、
公開が終盤になったらネタバレしてたくさん書いてみます。