☆ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｅｌ☆気分

大好きな ｢恋愛適齢期」 のナンシー・メイヤーズ監督作品なので
映画館に出向きました。

この作品はクリスマスの時期に観たかったです
時期がずれているのは本当に惜しいですね。
恋人同士で観てもいいし、女の子同士で観ても楽しめる
なんとも幸せな余韻を味わえる作品でした
色々と映画にまつわる音楽や台詞が出てきて
その辺りも楽しめました


クリスマスを直前に失恋したアマンダ（キャメロン・ディアス）と
アイリス（ケイト・ウィンスレット）の二人がで知り合い
ホーム・エクスチェンジをすることに・・・。

このメールのやり取りのシーンが｢恋愛適齢期｣のシーンを
ほうふつさせて、印象に残りました。
とっても楽しいシーンです。

「恋愛適齢期」のダイアン・キートンの別荘も最高でしたが
今回も素敵なが登場しています。


アマンダのビバリーヒルズの豪邸も嫌味がなくモダンな作り。
物があまり無くて、すっきりしていて好みです。

アイリスのロンドン郊外の家は古くて土とレンガの温かみが伝わる
メルヘンチックなお家。


キャメロン・ディアスは相変わらずキュートでした。
お茶目で現代的な女性を演じると本当に似合いますね。


対してアイリスのお兄ちゃん役のジュード・ロウは
遊び人風な感じなんだけど、だんだん見える彼の素顔・・・
の展開がとっても素敵でした


ジュード・ロウ・・・演技としてはすごく上手くて
注目せずはいられないのですが
どうもフェロモンが強いと言うか、キラキラ
ぎらぎらしていて、お顔が濃くて苦手な部分もある私。
（ ファンの方すみません。何だかんだ言っても好きですから ）

でも今回、このような男性を演じた彼にびっくりしました。
彼の演技力が冴えると言う意味では「スターリングラード」
「ガタカ」 の方が大好きですが、
こんなハンサムなお兄様だったらいいかもね～

同じイギリス人役でユアン・マクレガーが演じたら
どうだったんだろと・・プロデューサー気分で
色々と考えをめぐらせましたが（ちなみにユアンは｢普通じゃない」
でキャメロンと共演しています）
遊び人風はやはりジュードかな・・と妙に納得しました。
(やや話が脱線気味)




アイリスの切ない恋心・・切ないけど・・しっかりしなさい！って
活入れたくなりました。
私はずるずる出来ない性格ですから～


マイルズ（ジャック・ブラック）、今回は良い役どころですね。
作曲家なんですが、ピアノを弾く姿にぐっときました。


でも、私はアイリスとマイルズよりも、
アイリスと近所の老人（アーサー）とのやりとりが
すごく、心に染み入りました。



最後に辛口意見を書きますが、「恋愛適齢期」は超えられませんでした。
世代で言うと、まさにキャメロンの世代の私ですが
どうもダイアン・キートンの方が共感してしまいました。
それにやはり！キアヌのジュリアン先生には
太刀打ちできまい～
あと、2組のカップルがもう少しクロスする演出が欲しかったかな～。

すっかり長々と暴走気味レビューで許してくださいませ。