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オレンジぷらねっと

姫屋と並ぶ水先案内店。従業員数は81名、保有舟数は120艇。所在地はネオ・フラーリ広場0111、電話番号は(041)2355617、アドレスはUTTP://SSS.orange-pranet.com.aq.

創業したのは2291年という新鋭店。巨大複合企業体・アマデウス財団の手によって中堅案内店2社を吸収合併する形で創業した。創業当時ですでにペア、シングル、プリマを合わせて60人(内プリマが20人)を擁していた。創業初年度より業界売上二位を記録、創業5周年(2296年)を迎えた頃には従業員数・業績とも顕著な伸びをみせる。年々売り上げを伸ばし、3年前には会社の総売上が姫屋のそれを越えて、現在はアクアの水先案内業界のトップに躍り出ている。その理由としては格安プランの存在と、ユニバーサルネットでの24時間予約受付が上げられている。

ちなみに100年以上に及ぶ水先案内店の歴史の中で、制服のイメージカラーにオレンジを採用したのはここが初めてである。

オレンジぷらねっとの名前が原作に登場した当初は別の猫が社長を務めていたが、アリスがまぁを見つける以前に亡くなった。現社長はまぁが務めている。

ウンディーネには相部屋が割り振られ2人1組で生活しており、食堂や浴場などの設備が充実している。なお、表向きは一般人の立ち入りは禁止されているが、ウンディーネ各々が裏口からこっそり招き入れている。また寮長に話をつけるだけで(アテナの力もあった可能性もある)寮への部外者宿泊が可能なため、半ばこの規律は守られていない。

創立時のプリマはアレサ・カニンガム、明海・S・ジョーンズ。


アリス・キャロル[Alice Carroll](声:広橋涼、齋藤彩夏)

オレンジぷらねっとに勤めるペアのウンディーネ。14歳。身長145cm、9月1日生まれ、おとめ座のB型。オールのナンバーは「18」。利き手は右手。ミドルスクールのゴンドラ部での活動実績をスカウトされ、オレンジぷらねっとに入社する。

まだ義務教育を修了していないため、ミドルスクールに通いながら修行をしている。14歳でありながらペアとは思えない程の実力(初登場時点で既にシングルとしても十二分に通用する程の操船術は持ち得てると思われる)と、お世辞がいえない性格のせいで、同僚からは尊敬ゆえではあるが少し敬遠されている。

社交的な灯里と正反対で、無口で無愛想で人付き合いは非常に苦手。シングル級の操船術がありながらいまだシングルに昇格できないのも、営業スマイルがうまくできなかったりガイドの声や曲がり角で掛ける声が小さい等、主に接客面に原因があるらしい(義務教育を修了していないからという可能性もある)。


趣味は散歩。謎の毬藻状キャラクター「ムッくん」が大好き。口癖は「でっかい○○です」。普段は大人びているが、「左手おしおきキャンペーン」や「自分ルール」など時折年相応(あるいは実年齢よりさら下?)の子供っぽさが垣間見えることもある。

1人で練習していた時に偶然灯里と藍華に出会って以来、2人とともに行動することが多くなる。登場当初は非常に表情の硬い女の子であったが、灯里・藍華と付き合う内にそれも徐々に柔らかくなる。今では3人での合同練習は日課のようになっており、アリス自身も2人を「先輩」と呼び慕っている。生まれて間もない捨て猫だったまぁを拾ったのも彼女で、まぁとは最も仲がよい。

オレンジぷらねっとの寮ではアテナと同室で、ドジっ子であるアテナの補佐役をすることが多い。藍華には、練習中でも気を抜くとすぐ顔が怖くなったり、ガイドの声が小さくなりボソボソと話してしまうことを指摘されている。


新装版『AQUA』第2巻にはアリスが登場する番外作品が収録されているが、彼女の本編初登場は『ARIA』第3巻である。


アテナ・グローリィ[Athena Glory](声:川上とも子(舟謳は河井英里))

オレンジぷらねっとに勤めるプリマウンディーネ。アリシア・晃と同じく「水の3大妖精」の1人であり、彼女たちとはシングル時代からの旧友でもある。通り名は「天上の謳声(セイレーン)」。21歳。身長170cm、12月24日生まれ、やぎ座のAB型。オールのナンバーは「36」。オレンジぷらねっと運営の水先案内人養成学校出身でその中でも”最高傑作”と評される。

アリスとは同室で、同僚から敬遠されがちな彼女のことを気にかけている。気配りの達人だが、自分の事となるとバナナの皮に滑って手も付けずに転ぶ、小説版では何も無い所で転ぶなどかなりのおっちょこちょいで、後輩であるアリスにも呆れられるほどのドジっ子ぶりである(意識して行動するとてきぱきと動けるようだが、すごく疲れるらしいので普段はやらない)。

しかしウンディーネとしての力量は確かなものである。特に舟謳がとても上手く、彼女がシングルの見習いだった頃から既に噂が立つほどの腕前であった。

彼女が初心を忘れないためにペアの時から使用し続けているオールのナンバー「36」は、現在ではオレンジぷらねっとのエースナンバーとなっている。
アリス曰く、浮かれている時ほどおっちょこちょいらしいが、最近ではその大半がアリス絡みのことだったりする。晃とはライバル会社ということもあり、(晃からの一方的な)敵対関係だったが、それも今では緩和している。

たまに突拍子もないことをしてみんなを驚かせることがある。低血圧で朝に弱い。笑うと全身が小刻みに震え、大概の人には怒っていると勘違いされてしまう。

また、意外にノリがいいのか、レデントーレの際、アリア社長とアイに混じってにゃんにゃんぷう体操を踊った。ちなみに原作の場合、レデントーレの話の時点(第4巻)ではまだ登場していなかったため、招待されていない(原作初登場は第5巻)。

小説版にてオペラ歌手にスカウトされるが、きっぱりと断っている。


まぁ[Maa](声:渡辺明乃)

アリスが拾った元野良猫の火星(アクア)猫で、まだ仔猫。体重1.20kg、11月22日生まれ。

灯里達が待ち合わせに使うカンポにある日突然現れ、寝てる所を最初に来たアリスに発見される。現在はオレンジぷらねっとの社長である。小さくて分かりづらいがちゃんと青い目をしている。

アリスとはいつも一緒にいて、最も仲が良い。噛み癖があり、お気に入りであるアリア社長の真っ白いおなか「もちもちぽんぽん」をよく噛んでいる。

基本的にとろいが、この時と食事中だけは素早い。また基本的に寝てばっかりなので、メインの出番がない回ではほとんどのコマを寝て過ごしていることもしばしば。

名前の由来は抱き上げた時に 「まぁ」 と鳴くからで、アリスの命名。アリスが男の子と勘違いしたため、当初彼女からは「まぁくん」と"くん"付けで呼ばれていたが、本当はアリア社長のことが大好きな女の子。


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