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昨夜、地上波ではすでに
6月30日に放送されていた
カンブリア宮殿
をBSで観ました。
「部下を必ずやる気にさせる
"人材育成術"教えます」と題して
お好み焼きチェーン「千房」の
中井 政嗣社長がゲストでした。
そのなかで、新人さんを
研修するシーンがあって
とても面白いなぁと思いました。
高校を卒業して
今年四国から出てきた
新人の小島くんに対して
そごう横浜店・店長の椛島さんは
これからしてほしいことを2つだけ伝えるんです。
「食器を洗うこと」と
「残飯を片づけること」。
そして、店長の椛島さん自ら手本を示し
いい状態を繰り返し彼に見せます。
しかし、小島くん
残飯の入ったごみ袋であっちこっち、ものを倒すし
食器を洗っていて手前のものを取ろうとすると
その奥にあるコップを向こう側に倒してしまい
コップを割ってしまうんです。
テレビを観ているこっちが胸が苦しくなりそうです。
「申しわけありませ~ん。」
と大きな声で叫ぶ小島くんに店長の椛島さんは、小島くんの目をみて
「小島、ええねんで。失敗は、誰でもする。
でもな、同じことを何度も繰り返したらあかん。」
とだけ言うのです。
「こら!!!」とか
「なんで、なん?」
とかないんです。
割った後も、彼なりに一生懸命洗っている姿を後ろから観ては
「小島、ええで、その調子やで。」
って、声をかけるんですね。
さらに、小島くんが最初に伝えた
二つのことがきちんとできるようになると
店長の椛島さん、今度は
『 サラダを作る
』という役を与えます。
そのときに店長の椛島さん、また
「サラダを作るときは、必ず手を洗うこと。」
「サラダのまな板を常にきれいにすること。」
この二つのことだけを彼に伝えるんです。
接客担当の人がサラダをお客さんに運ぼうとすると
チラッと、小島くんの作ったサラダを見て
店長の椛島さん、また
「小島、ええやんけ。ええ調子やで」
と声をかけます。
そして、洗い場とサラダ場、この二つを小島くんが上手にこなせるようになったのを見ると
「小島、いまここにある洗い物
いつまでにだったらできる?」
と時計を見ながら聞くんです。
すると、小島くん 「45分まで、だったらできます。」
と答えるので、店長の椛島さん
「結構、かかんなぁ。。。」
と笑いながら、また、時計を見るのです。
その姿に、小島くん
「40分までに、仕上げます。」
と自分から宣言しちゃうんですね。
すると、今までと同じ人かと思うほど
彼の手の動きが格段にスピードアップするのです。
「仕事辛いですか?」
というインタビューに
「朝から入って、お店が終わるまでいると
寮に帰ったら、クタクタで寝るだけということもあります。」
と答えていましたが、その眼は、
ごみ袋をあっちこっちにぶつけていた
焦点の定まっていない目とは違い
しっかり、相手を見据えていました。
教える側自ら、手本を見せ
そのコツを二つに絞って伝える。
できていてもいなくても、
些細なことを見つけて褒める。
重要な役割を細かく与え
小さな目標を自分で
設定するようにもっていく。
褒めるときは、できたねという励ましと
できたことに対するねぎらいの意味で
相手の目を見て、二度褒める。
『これ思い当たる節ありまくりだな』
と、自分と子供たちとのやり取りを思い出し
子育てや教育にそのままつなげていきたい
と思いました。
「ええやんけ」って、いい言葉ですね。