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秋が深まってきて、運動会・文化祭など行事ごとが、だいたいひと段落したので
最近、保護者の方と少しずつ時間を取ってお話しています。
学年も性別も、お子さんの状態もぜんぜん違うので
それぞれに合わせてお話させて頂くのですが
共通してお話させて頂くこと
それは、局所的にみると
いろんな状態があるけれど
どういう感じに育っていってもらいたいか
その望む方向・環境のものを
目に触れ、感じるように増やしていくこと
そして、周囲の環境を
自分に合わせて変えることではなく
周囲・望む方向に合わせて
自分を変えていくこと
さらに、その変化と言っても大きなものではなく
小さな出力の積み重ねが、能力の向上につながること
こんな感じのことをお話させて頂いています。
赤ちゃん学の先生のお話を聞かせて頂いていると
人の脳というのは、
生まれたときからかなり優秀なようで
赤ちゃんの段階から
かなりのことが脳ではできるのだけれど
それを表現する運動機能が育っていないのだそうです。
また、運動機能を育てていくことで逆に、脳も大きく育ってくるそうです。
実際に教室で、子供たちを教えていても
思うように成果の出せていないお子さんは
この入力と出力のサイクルがうまく回っていない
このことが大きな原因であることが多いです。
昨日の日記(11月17日)
の
『 脳の回転スピードを落とさない
』というのは
言いかえると、こんな感じで
知らず知らずのうちに、人には
自分の当たり前というスピードがあるので
この入力・出力の回転スピードを
体験・経験のなかで上手に育ててあげること
それが大切かなと思っています。
教えていていて、感じることですが
このテンポがゆっくりだと
人は、頭のなかで
より完璧な出力を求めるようです。
そして、「理想とする状態」と
「実際の自分のアウトプット」との間に
大きなギャップが生まれ、苦しくなってしまいます。
言葉に限らず入力と出力の間には
一定のズレが生じます。
勉強する上では、このズレ「もどかしさ」が大切なこともありますが
大抵の場合、この苦しさが、行動意欲を減退させることにつながることが多いです。
というわけで、入力・出力のサイクル
とくに、出力の仕組みを作ってあげると
大きく育ってくれると思っています。
具体的には、赤ちゃんや幼児の時期であれば
指や手足を積極的に動かす運動をさせること
小学生のお子さんであれば
身体をいっぱいに動かすこと
そして、一桁の足し算引き算、九九
10~19までの数字と
一桁の数字の足し算、引き算
ここがスラスラ言える九九と同じレベル
こうなると、後が楽だと思います。
中学数学・高校数学は
理論の部分、手続きの部分がわかれば
分解すれば、この部分の結合でしかないからです。
具体的な教材としては、『10マス計算』というのがあるので
それを使うのがいいかなと思います。
コツは、12-8などの10個の計算が
10秒前後になって、スムーズになるまで
書かないで、ひたすら、口で言わせることです。
頭で考えるのではなく、口で出力するということですね。
大人の方の場合は、見聞きしたものから
そのものが解るいくつかのキーワードを拾いだし
そのキーワードをもとに、それを誰かに話してみる
頭の中の情報を上手に出力する
自分の生産性が上がるパターンを身につける
って、とても大切なことだなと思います。
不連続シリーズ『賢い脳を育てる』の
バックナンバーは、ここです(笑)