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2012年08月01日
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ダメな心に響く名コーチのエール(記事)


「練習は誰のためでもない、
自分のためにするものだよ。」

「焦らなくていい、
大きな山ほどゆっくり登れ。」

「負けは負けだよ。
もう後ろ振り向くな。」

こう言えるコーチも素晴らしいし


うまくいっているとき、
成果が出ているときは、同意できても

悔しかったり、納得がいかないとき
信頼関係がないと、言えませんもん。

それは、この先にあるものが
見えているからなんでしょうね。


少し前に、懇談をしてたときに
あるお母さんが

「春にお会いしたときに
 騙されたと思って

 とにかく褒めてください


 『なんで、しないんだ!』とか
 『この状況なら普通は!』とか

 怒りたいこと、
 目につくとこ、あったし


 それを我慢することもあったんですが

 あの言葉を信じて褒めたんです。」

って、お話してくださいました。

「あのお話を実践して下さっていたから
 春から、いい方向に動き始め

 ここ最近、エネルギーが上がって
 だんだん安定してきたんですね。」

って、お答えしたら

「いくら怒っても やらないときは、やらないだろうし

 本人がやるときはやるだろうから あの子を信じてみたんです。」



と教えてくださいました。

お母さんのチカラって、やはり、偉大です。

(以下、コラムです。)

ついにロンドンオリンピックが開幕しました。

その中でも注目されている花形競技の一つが、
8月5日に行われる女子マラソンです。

1984年のロサンゼルスオリンピックで
初めて正式種目として加わって以来、

過去7大会で2人の日本人が
金メダルを獲得していますが、

2000年のシドニーオリンピックで初めて、
種目で金メダルを勝ち取ったのが高橋尚子選手です。

 その高橋選手のコーチといえば、
数々のマラソンランナーを育成してきた小出義雄監督。

しかし、小出監督は多くの名ランナーを育ててきた分、
たくさんの挫折や敗北も見てきました。

そこには私たち普通の人間と変わらない
“一人の人間としての、等身大の挫折”があります。

 小出監督の言葉を集めた
『君の眠っている力を引き出す35の言葉』
(小出義雄/著、すばる舎/刊)は、

そうした挫折や敗北に悩み、
苦しんでいる人たちに向けた一冊。

ここではその中から、
ダメな自分を乗り越えるための3つの言葉を紹介します。

■「練習は誰のためでもない、自分のためにするものだよ。」

日々、自分なりに努力をしているのに、
なかなか成果が出ない。

「何のために自分は毎日頑張っているんだろう」
と思うことはないでしょうか。

その答えを小出監督流に言えば
「自分のため」に他なりません。

小出監督は大成した選手は、
みんな素晴らしい人格を備えているといいます。

他人に嫉妬もしないし、
他人の成功を自分のことのように素直に喜べるのです。

かつて、高橋選手が故障のために
泣く泣く出場辞退したマラソンレースで、

先輩であり、ライバルの市橋有里選手が
銀メダルを獲得した際、高橋選手は

「すごい! すごい!」と
自分のことのように喜びました。

結果を出した先輩から純粋に力をもらえる
素晴らしい性格の持ち主であり、

毎日の練習に裏打ちされた
自信がそこにはあったのです。

■「焦らなくていい、大きな山ほどゆっくり登れ。」

 若くして活躍する同世代を見て、
「なんで自分はこうなれないのだろう」と
その才能に嫉妬したことがある人もいるはず。

しかし、小出監督は早く結果を出そうとして
焦るのは良くないと言います。

いい選手を育てるためには、
土台作りからじっくり
時間をかけないとうまくいきません。

大きな山を登るには、それなりの準備も、
体力も必要です。一歩一歩山を登っていく。

周囲に惑わされて焦っても、
すぐに遭難してしまいます。

■「負けは負けだよ。もう後ろ振り向くな。」

「あのときこうしていれば……」
「運が悪かったんだ。あんなことがなければ」など、

自分の人生が悪い方向に行ってしまっているとき、
どうしても過去の挫折や敗北を思い出して、
引きずってしまいます。

しかし、いくら不運なアクシデントが重なっても、
そのアクシデントが起きる前には戻れません。

小出監督の教え子の一人である吉田直美選手は、
オリンピック女子マラソン代表の
選考を兼ねたレースの終盤、

転倒した上に靴を脱がされ、
その靴が数メートル飛ばされるという
アクシデントにより、代表の座を逃します。

小出監督の元には
「抗議してみたらどうか」という声も届きましたが、

「負けは負け」だと認め、
吉田選手には「もう後ろを振り向くな」と諭しました。

そして、吉田選手も「わかりました」と
すっきりした表情で納得していたといいます。

小出監督のコーチングスタイルは、
選手たちを励まし、勇気づけて、
その力を最大限引き出すというもの。

幾多の挫折や失敗を乗り越え、
その人の中に眠っている力を引き出し、
最高峰の舞台に連れて行きます。

若いからこそ、焦らずに前を向いて
ゆっくりと前に進む。

他人と比べず、
自分の行く先をしっかりと見定める。

「自分ってダメだよな」と思ったままでいるのか、
前に一歩進むのか、それはあなた次第ですが、

自分の背中を押してもらいときに
小出監督の言葉は、心に響くはずです。


SMAP - 「Moment」





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最終更新日  2012年08月01日 19時30分24秒
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