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2011/05/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類




保険って何?
保険とは、将来に予期しない出来事で被った損失を補うもの

私達が保険加入する為の前提条件は
●思ったように必ず保障してくれること
●少ない負担で大きな保障が得られる内容であること

この2つの条件を満たして初めて保険と言えます。


ところが、現状を調べると
国民生活センターに寄せられる苦情の内容が一番多いのは

思ったように保障してくれない



その原因は




例えば

当然、成人病で入院したので保障してくれると誰でも思うハズ。

ところが、保障条件通りに入院していないという屁理屈をつけられて
不払いされることになる。

保障条件通りに治療をされないことを見越して、その条件を付けられているのだ。
そんなこととは知らずに保障してもらえると思って加入する。
そして、実際に入院すると、条件通りに入院されていないので保障できないと言われる。
「思ったように保障されない」ということになる。


保険会社の不払いは共通していて
全ては病院が悪いという論理です。

この保障条件を病院が満たしてくれないので保障できないと言われます。
そこで、その保障条件は最初から病院でそのようなことにならないと分かっていたら反論できますが、分からなければ不満があっても仕方ない、運が悪かったと納得するしかないのが現状です。そして、ダマされていることすら分からないまま次は保障してもらえると思い続けているのです。



先進医療の保障は 保険が適用されない部分の技術料を保障すると書かれています。そこで先進医療の治療を受けた方が先進医療の保障をしてもらう為に保険会社に請求し、必要な書類を病院に書いてもらいます。必要な書類に必要事項として証明してもらわなければなあないことは、技術料がいくらかかったという証明です。その記載がなければ支払う根拠がないので保障されません。

患者は病院で技術料を証明してくれなかったと保険会社に申し入れても、保険会社は病院で技術料がいくらかかったかを記入してもらって来て下さい。そうしたら支払いますとしか言われないのです。

しかし、病院では技術料は書けませんと言われますから、いくらかかったかを証明できないのです。中には運良く技術料を書いてくれる場合もあるようですが、技術料は医師の時間給のようなものなので、数万円程度の費用しかならないのです。
常に証明してくれない病院が悪いと言う具合に対処されるのです。

このようにして不払いされるのです。









金融庁から業務停止命令を受けても
懲りていない現状を知ることが保険加入の前提です。



国民生活センターに寄せられた苦情を見てみよう





相談内容
数年前に夫婦で定期保険特約付終身保険に加入した。その後、妻が14日間入院したので、生命保険会社(以下、事業者)に入院給付金を請求したが、支払いを拒否された。

 その理由について尋ねたところ、「入院中にリンパ節腫脹の摘出手術を行ってはいるが、退院後の病理検査にて悪性リンパ腫と確定している。退院後に病理が確定したものは、成人病を直接の原因とした入院とは認められない。よって、成人病入院給付金の支払い対象外となる」とのことだった。しかし、その旨は約款には明記されておらず、納得いかなかったので、何度も事業者に問い合わせたが、明確な回答は得られなかった。



保険会社の回答は
(1) 当該保険の入院保障特約の条項には、被保険者が責任開始時以後に発病した成人病を直接の原因とし、治療を目的とした入院に対し、成人病入院給付金を支払いする旨を定めている。「成人病を直接の原因入院」とは、成人病の確定診断がなされるだけでは足りず、成人病として治療がなされていることを要する。


(2) (相談者が入院した)病院に事実の確認を実施した結果、初診時および入院時に悪性か良性か、リンパ腫か別の病気かの区別はつかず、退院後に診断が確定されたことを確認している。本件については、前項の治療すらされていないということであれば、約款規定からは成人病入院給付金の対象にすらならないと判断している。


この回答内容から、
明らかに最初から支払う気がないことを物語っている事実が分かります。

回答(1)の内容通りにならないと保障に該当しないと言っているが、
(2)病院の説明は初診時には成人病だとは区別がつかず、退院後に診断が確定されたことを確認している。という理由で不払いをしている。
ところが、病院で治療を行う時には、治療を行っている時に病理検査で診断確定されるため成人病を直接の原因とした入院を保障条件にすれば、その条件を満たせることがないことは明白であり、最初からできないことをできたら保障すると言っているのである。


これは保障条件に満たせることができない内容をつけて不払いしている事実である

このような回答をされたら確信犯であることを主張すべきである。

以前にも、
成人病の保障をしてくれない条件について説明した通りの不払いをされている事実です。

それを実証しているのが、生命保険協会に寄せられている苦情の内容と件数から読み取れます

生命保険協会に寄せられる保険会社別苦情内容と件数を確認すれば、不払いされている原因が分かります



不払いの基になっているもの
●告知義務違反
●免責事由に該当
これは、上記でも述べた保障できない条件に該当して不払いされる
●支払い事由に被該当
これは、保障条件を満たせなかったことで不払い。ところが、もともと、満たせない条件になっている。

保険加入はこれら不払いされるものを全て排除して加入しなければいけない。だからどこに入るではなく、誰に入るかがとても重要になります。



損保ジャパン支払い漏れ5億6千万円



不払い新たに6千件、第一生命



簡保不払い352億円確定



生保、不払い発覚後に自民献金増額!



簡保不払い最大40万件



かんぽ生命80万件不払い



不払い問題、生保10社に改善命令へ、金融庁が週内に



損保保険料取りすぎ297億円



保険大手9社に苦情40万件、2年で倍増



医療保険を選ぶポイントは苦情内容の確認から



生保の苦情、過去最高、なんと全苦情の半分



全労済など3共済の不払い19億円



生保不払い38社964億円、5年間



JA生命共済も不払い11億円超



アリコ、医療保険で不当表示、公取委が排除命令



公然と不払いされている根拠



不払いの種類



生保不払い910億円に拡大・全38社で120万件



生保不払い400億円超



不払いで災害共済が敗訴



損保26社、不払い350億円、最終結果、計50万件に



不払いの原因は請求しない契約者



生命保険不払い、3社で30万件超、通院費保障特約



損保10社に業務改善命令、停止命令も6社



医療保険トラブル増加



損保不払い再々調査命令



損保不払い、販売代理店は無知なのか?



医療保険の不払い、損害保険大手各社合計で5000件



共済金をお支払いできない条件



損保不払い、底なし





裁判で全面勝訴、応援した甲斐がありました




支払う気がない保障条件の確認

支払う気がない保障条件




保障条件と異なるデータで説明している











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最終更新日  2011/06/21 08:52:03 AM
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