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2011/07/01
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カテゴリ: カテゴリ未分類




杓子定規に考えないこと。
臨機応変に考えられるようにすること。


本当は、どっちの払方が得なの?


保険料が
更新ごとに上がる払方と
更新がなくずっと同じ額を支払う払方


更新して上がる払方は損だと言われる方が大勢ですが
本当でしょうか?





35歳、男性、 日額5,000円、手術保障、1入院730日


■終身保障、60歳払い済み 保険料¥4,265
60歳までの支払総額¥1,279,500


■10年定期(自動更新で最長90歳まで保障)
35歳保険料¥1,425  10年累計¥171,000
45歳保険料¥2,320  20年累計¥449,400
55歳保険料¥3,680   60歳までの累計¥670,200

保険料の払方、保障期間が異なっても、保障される額は同じです。
それなのに
60歳までの支払総額の差額は¥609,300にもなります。



保険会社が決めたルール通りに考えると

この支払例では
保険料¥4,265を60歳まで支払えば

だから、高齢になっても安心だと判断されます。



反対に、
10年定期型で保険料を自動更新ごとに上がる支払い方に加入すると
高齢になったときの保険料が高くて支払えなくなる恐れがある
また、70歳以降も保障してもらうことを考えると




最終の時点での比較で判断してしまいます




そこで、ずっと保障をしてもらうことを基準に見比べるより
途中で保険を止めたほうが良いのでは?という発想で考えてみると


保障内容は同じなのに
一生涯入院するのを保障してもらうために
60歳までに支払う保険料の総額は¥1,279,500、
10年ごとに保険料を更新する払方の支払総額は¥670,200。
約半分の負担です。


60歳までに入院したときに保障される額は
どちらの保障でも同じです。
契約者からすれば、保険料を支払う総額が少ないほどメリットになります。



そこで、終身保障でなければ不安だと思われる方は
60歳までに保険料総額で¥1,279,500支払うことになりますから
その保障に入ったと思って、10年ごとに更新する払方に加入し
差額を預貯金しておけば、60歳の時点では元本だけ¥609,300貯まります。




これだけ多く保険会社に支払って、保障してもらうことに固執されても
実際にはどのくらいの入院になるか分かりません。


だから、自分の手元に残すことで
入院しなければ儲け。
入院することになったらどのくらいの入院を補えるのかを考えれば良いのです。

■日額5,000円の保障で¥609,300分を保障してもらうには
121日以上の入院をしなければなりません。
それ以上の入院になって初めてこれだけ多く支払った価値がでます。


■¥609,300あればどのくらいの入院費に相当するかを確認します。
69歳までの入院であれば約11ヶ月分の入院費に相当します。
70歳以降の入院では13ヶ月分の入院費に相当します。
(一般世帯例)


■税金面では
¥609,300を多く支払って、保障してもらう場合
保障額が実際に支払った医療費よりも多い場合は医療費控除を受けられません。
保険料を沢山支払って、税金の控除を受けられなくなります。

反対に、¥609,300を少なく支払って、
60歳以降の入院費を自己負担すると、医療費控除の対象になります。
少なく支払ったことで医療費を自己負担することができるので
さらに税金面のメリットが得られます。


医療費控除を受けられることで、どうなる?
所得税、住民税が少なくなります。
さらに、次年度の健康保険料、介護保険料、医療費負担の限度が下がる場合があります。



この例では
終身保障してもらうために支払う保険料の総額と
同じ支払い期間で10年毎に更新して上がる支払う総額の差額が大きいため
終身保障を希望して支払ったと思って、
10年更新型で負担を少なくして、その差額を貯めて自分で対処するように考えたほうがあらゆる面でメリットになります。


また、65歳から年金を受給すれば
年金からも医療費を支払えます。
だから、終身保障を希望すれば、将来の入院についてはどうなるか分かっていないのに、保険会社に支払う保険料負担だけは確実に増えるだけです。

そんなに支払ってどうするの?





この確認で
終身保障してもらうことを考えると損する
保険料の払方をずっと同じ払方にすると損する
ということになります。



ポイントは
いつまでの保障してもらうことを基準に考えると
もっと良い方法があることに気付かない。ことです。



さらに詳しい内容をこちらで確認できます。
宜しくお願い申し上げます。








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最終更新日  2011/07/02 10:29:21 AM
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