お空のあいちゃん

お空のあいちゃん

自宅安静



私はまだ、つわりの症状がのこっていました。胃がつねにむかむかしていました。でも無理にでもたべていました。32週で私の体重は6kgしか増えていませんでした。“ちいさく産んで、大きくそだてる”というのが私の理想でしたが、手術のことを考えるとすこしでも大きく産んであげる方がいいんではないか?と思うようになっていました。 アメリカでは私の体系だと、12kg増加するのが理想だと言われたことがありました。この時、私の妊娠前の体重は45kg。身長152cmと私は日本人とってけして“やせすぎ”の体重ではありませんでした。日本だったら私は体重管理優等生のはずでした。

たくさん食べようと思っていても、なんでも食べれるわけではありませんでした。
主人の友達が遊びに来た時、みんなはお肉を食べていかした。でも私はお肉を食べると吐いてしまうことが多いので、一人で、明太子をたべていました。それをみていた主人の友達は不思議そうに“なにをたべているの?”と聞いてきました。“さかなのたまごだよ。生の。”そう私が答えると “なに? 生の魚のたまご? そんなもの食べてるから赤ちゃんが病気になるんだよ”

冗談のつもりだったんでしょう。みんなは笑っていました。私も顔だけ笑ってみせてました。でも、この言葉きっと一生私は忘れることができないと思います。


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