猫のオトヒメ騒動記

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2018年03月16日
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カテゴリ: オトヒメ
3月16日朝、オトメが虹の橋へ旅立ちました。

オトメの姿が見えない家にいて、
この季節よくいるはずの部屋に近づくと、
思わず、名前を呼びそうになり、
その都度、涙がこぼれます。


年末年始から続いたかなり大変な闘病は、2か月余りで終わりました。
低血糖で旅立つ子に多い状態で、
最期の声を上げた後、身体が冷えるのにとても時間がかかりました。

振り返ってみれば、至らないケアが多かったと思います。


本当は、昨夏から先月くらいの間に、静脈点滴をしておけばよかったのかも・・・。
高脂血症だったので、少しでも血液を綺麗にしておけば、
食が落ちる冬を越せたのかも知れません。

今、思い返すと、
かかりつけの本間獣医科医院さんでは、
2度くらい勧められたような記憶があります。
が、その度に、その時はオトメの状態が一見良さそうに見えるので、
何のための入院処置なのかが、理解できませんでした。

一回だけ、看護師さんが「冬を越せなくならないように」と
言ってくれたことがあったのですが、
そうなる理由も良く判っていなかったと思います。


その日の処置の後、猫をキャリーに仕舞う前に、立ち話のようにするので、
きちんと理解できなくなることが多いと思います。
何度か、インフォームドコンセントの改善を求めて、
少しずつ変わったと思うのですが、私にとっては、まだまだ・・・。

時間等の制約でペットの介護をしない人もいますが、

それを手伝ってくれるように治療を進め、
そうして飼い主に適切な介護方法を教えてくれるような獣医さんが、
あまりいないのが現状かも。

さらに、オトヒメ管理人の個人的感想ですが、
この地域は、悪人がいない前提で生活をする慣習があるので、
言葉でさえも、所謂「船場言葉」的な丁寧さはありません。
頭の中で相手の言わない言葉を補って考える人がかなりいるような気も。

そんなことが判るのも、オトヒメ管理人自身が、
生まれたこの地域を離れて、広島、岐阜、東京、大阪などで暮らした経験があるから。


ヒメとオトメとは、岐阜で出会いました。
そうして、ヒメとオトメと3にんくらしを初め、
10年余でヒメが旅立ち、
そこから3年足らずでオトメが旅立ちました。


子供の頃、オトヒメ管理人も、低血糖症を患ったことがあります。
ひどくなると、一日の規則性を無視して食事をしなくてはいけなくなることが
何度もあるものです。
子供の頃にそんなことがあったせいで、
自律神経系があまり強くなく、海外旅行の時差が苦手ですし、
30歳を過ぎても、起床時のイライラが激しい状態でした。

ヒメとオトメと暮らし始めてからは、
起床時に真っ先に彼女たちの所在と状態を確認する習慣ができた上に、
外から急に室内生活になったヒメの生活リズムに合わせなくてはいけなくなり、
夜11時就寝、朝5時起床という、
かなり健康的な生活(笑)を無理やりせざるを得なくなりました。
このお陰で、起床時のイライラも消え、体調もかなり良くなったものです。

オトメは、留守中のヒメの相手として、一緒に住んでもらったのですが、
こぶくろから最初に出てきたと思われる仔猫でしたので、
何でも、自分で試したがる性格。
毎回、説明して納得してもらっては、
共同生活に慣れてもらうことを繰り返しました。

お陰で、子育てをしなかったオトヒメ管理人にとっては、
その時までに判っていなかったモラルを本当の意味で理解することができました。
勿論、それまでも、丸暗記のように憶えたモラルはあったのですが、
それだけでは、ストレスが溜まることも多々あったものです。

ヒメとオトメにもらったものは、本当に沢山、そして大切なことばかり。


虹の橋に旅立つ前日、
いつもなら、この季節によくいる部屋で寝るオトメが、
珍しく、オトヒメ管理人の部屋にある猫ベッドに来ていました。

飼い主の私から見て、苦しそうだったのは、ホンの数時間です。
最期は、オトヒメ管理人の手の中で、声を上げました。

ヒメもオトメも私が死に水を取りました。

今頃、ふたりが虹の橋の手前で再会して、
また追っかけっこをしたり、
ヒメがオトメのグルーミングを手伝ったり、
そしてオトメがヒメにウェットごはんを譲ったり、
慣れないオトメをヒメが気遣って、殊更、呑気を装ったり、、、

そんなことをしているのかなぁ?

私が行くまで、そうやって待っててネ♪





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最終更新日  2018年03月17日 03時53分04秒
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