おとなカレッジ

おとなカレッジ

男の子の脳、女の子の脳



実は、男と女では、生まれつき脳の仕組みに違いがあるんです!


姫と若の二人を育てていて、色々と不思議に思うことがありました。

・若の言葉の発達は、姫に比べて1~1年半ほど遅いのに、数字や空間認識は姫より早い。

・若は、危ない事にも平気でチャレンジしていき、いつの間にか習得している事が多い。

・姫は人物や花を描くのに対して、若は線だけで 「消防車が走っているところ」 を表現する。


この、 「車が走っているところ」 という絵の描き方がスゴク気になっていました。

「車の絵を描けばいいのに、どうして線だけで説明するんだろう?」 って疑問に思っていましたが

この本を読んで、モノスゴ~く納得です(^^)



男の子と女の子では、色の見え方、音の聞こえ方まで違いがあるんですね。

これは、育った環境などとは無関係に、脳の仕組みが違うことによるものだそうです。

脳の研究ってスゴイですね~(@0@)


と、コレだけで終われば、ただの生物学的なお話なのですが、

この本を読んで「怖いなぁ」と感じた事は、教育者(保育士や先生)が、

この違いを知らない事によっておこる悲劇のお話。


著者がアメリカ人のため、アメリカでの実例が載っていますが

「ADD(注意欠陥障害)の疑いあり」と先生に判断されている子供のなかには

全く普通の子供なのに、先生の理解や知識不足で、そう判断されている子がいるそうです。


男の子って、プラプラしたり、騒がしかったり、乱暴だったりするモンなんですよね。

女の子と同じように、大人しく静かにさせようとするところに無理があるんでしょうね。

最近は、昔のような「子供らしい子供」を、大人たちが嫌がる風潮にあると感じます。


放課後に小学校の校庭で遊んではいけない、中学校で参加できる部活動もない。

公園でボール遊びをしてはいけない、危険な(と判断された)遊具は撤去されてしまう。

今の子供達は、どこでそのストレスを発散すればいいんでしょうね?


何か事件が起こるたびに、「テレビやアニメやゲームのせいだ!」と騒ぐけれど、

そういう環境を作っている大人(自分)にも責任があるわけですよね。

子供を締め出さずに、一緒に楽しめる場がもっとあればいいのにと強く感じています。


私は、音楽でそういう場を作りたいと思い、親子で参加できるブラスバンドに入りました。

将来的には、子供達も一緒に楽しめるファミリーウインドを作っていきたいと思います。

子供を育ててみて、初めて気づくことって多いですよね。

その経験を活かして、社会に貢献できる方法はないか?

1人1人が試してみる価値は十分にあると思います(^^)


夢で終わらせたくない

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: