aaa

2006/07/15
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
日銀がゼロ金利解除を決定しました。


日経社説では、ゼロ金利解除が当然であるとする理由を、
(1) ゼロ金利のままでは、設備投資が過熱しかねない。
(2) 消費が戻り、物価が上昇している。
(3) 銀行の不良債権処理がヤマを越え、預金者に還元すべき。
(4) 低金利のぬるま湯状態では企業の改革が進まない。
というように挙げています。

私は、ネット上を流れているニュースを眺めているだけで全国の工場を見て回ったりしているわけではありませんが、日本の設備投資は過熱しかねない、というほどの活況なのでしょうかねえ?

日本の一部だけ、という、ことなのではないでしょうか?

消費が戻っている、という言い方をよく聞きますが、私は、バブル崩壊後の長期の低迷期でも、日本の消費はそれほど落ち込んではいなかった、というように思います。
これは、一昨年の今頃に英国に行って、ロンドンを見てきましたが、好景気と言われていたロンドンよりも、不況と言われていた日本の方が、遙かに華美な印象でしたね。
日本国内の最近の物価上昇は、景気が良くなったからではなく、ガソリンの価格が上がって、それが、生活必需品の輸送コストに跳ね返っている、ということだけだと思います。

確かに、小泉-竹中ラインの資金注入の方針にそって、日本の銀行は息を吹き返しました。
ですが、この5年間くらいで、預金の総額はそれほど減っていないとしても、平均レベルの家計では、預金は大きく減っているのです。
これで、金利を上げてくれても、一般家庭では、ほとんど恩恵を受けないでしょうね。
かくいう私も、銀行預金は10万円くらいしかないので、利子が1円が10円になるくらいなものでしょうか?
これで「還元」と言われてもなあ。

低金利では、企業が経営改革を進めなくなってしまう、という危機感は、私は、そのまま、日本のマスコミに言い返したいですね。
様々な保護政策のぬるま湯の中で、マスコミは特権者意識にひたるばかりです。


今は、自動車や家電製品の輸出でやっていけるかも知れませんが、5年後、10年後はどうなのでしょうね?
ゴーンさんの神通力にも翳りが見えますね。
明日の日本を支えるメシの種となる産業を盛り上げてゆかないといけないように思いますが、日本では、相も変わらず、出る杭はたたきつぶせ、です。
ネット産業と既存マスコミの有機的融合もまるで進んでいるようには見えません。

こういう状況で金利を上げたときに、目先、銀行は国債の金利が上がるので、外人が日本国債を買ってくれたりして国債が暴落しなければ、国債の利払いで潤うのかも知れません。

住宅ローンの寄与もあるだろうし。
中小企業も、一見、景気が良くなったように見えるだけで、シャッターが閉まったままの店舗が並ぶ商店街などもあちこちにある状況では、利率の高くなったお金を借りて勝負に出ますかね?

高金利で私が心配するのは、好景気の恩恵を受ける一部を除いた日本の大半が、文句も言わず、ひたすら金を使わず、にこやかに座禅を組んで粗食に耐え(そうすれば、消費税率上昇も関係なし)、ある時点で、ころっとひっくり返ったと思ったら餓死していた、ということにならないだろうか、ということです。

IT産業とか、高齢者医療とか、核融合技術とか、ミサイル迎撃システム、とか、日本の実情に即した技術開発を、そのまま対外的なビジネス展開をつなげることを考えてゆかないと、行動意欲の失せた病人をゼロ金利解除でショック死させることにならなければ良いですけどね。




コメント、トラック・バックはこちらへ お願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/07/15 12:42:26 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: