全349件 (349件中 1-50件目)
アルツハイマー病を含む認知症は、40代から徐々に進行して60代くらいから症状が出始めるのが一般的です。しかし、今のところ治す薬は存在しません。しとはいえ、早い段階で気が付けば、進行しないようにする薬は開発されていますし、予防や発症を遅らせる方法もどんどん開発され、少しずつですが恐れなくてもいい病気になってきました。数年前に比べると格段の進歩です。体操やウォーキングで身体を動かし、みんなと歌をうたい、頭の体操をする...などなどたくさんあります。その中で、最近注目されているのが「公文式」。全国で450教室ある「くもん脳の健康教室」では、読み書き、計算のプリントに加えて、数字が書かれた駒をボードにどんどん並べていく「すうじ盤」というのがあるようです。身体と頭を同時に動かす予防法ですね。おまけに、一日30分の宿題も出るとか...シニア男性が結構はまるそうです。対象は、健康な年配層ですが、MCIやその疑いがある人もけっこう来られているそうです。娘さんに進められてきた70代男性は、最初はこなせなかった宿題ができるようになり、半年後には認知機能が改善されたとのこと。やはり、効果はあるんですね。自治体やNPOとも連携しているようなので、利用しやすいかもしれません。このような動きの中で、50代で受験者が増えているのが、うわさの『世界標準MCIテスト』です! Check it out!
2015年02月21日
コメント(0)
ボケの始まりを見つけるMCIテスト。いろいろな先生がいろいろなチェックリストを作っています。50歳過ぎて、ちょっと物忘れが...という方はテストしてみましょう。たとえば、旅番組で有名な漫画家の蛭子能収さんがMCIと診断された筑波大学朝田尊教授のチェックリスト。1.今何をしようとしていたか、かんたんに思い出せない2.同じことを何度も言ったり尋ねたりする3.人と会う約束を忘れたことがある4.探し物が増えている5.何かやろうとしても「まあいいか」と思ってしまう6.長年の趣味を楽しめなくなってきた7.外出することが減った8.段取りが下手になった9.レジで会計する時に小銭が使えない(紙幣で払う)10.今日の日付がいえない⇒ 1~4は記憶、5~7は意欲、8~9は遂行能力、10は時間の見当識障害の疑い当てはまる項目が4つ以上でMCIが疑われるそのほかにも、九州大学の小原知之先生のやや詳しいチェックリストもあります。当てはまる数で、程度も分るようです。1.昨日食べた夕飯の内容や物の名前が出てこない2.同じ話や質問を繰り返していると指摘される3.薬の飲み忘れが多くなった4.捜し物が多い(財布や鍵などを置いた場所を忘れる)5.約束や予定を忘れてしまうことが良くある6.銀行のATMやインターネットの暗証番号・パスワードが思い出せない7.料理の味付けが変わったと言われる8.以前に比べてオシャレをしなくなった9.レジで会計するとき、小銭の計算ができずお札を出していしまう10.車の運転で急ハンドル、急発進、急ブレーキが増えた11.賞味期限切れの食品が冷蔵庫の中に入ったままになってる12.洗濯物をいつもの場所にしまえない13.趣味の活動を楽しめない、やめてしまった14.家電や携帯電話がうまく使えない15.お盆の墓参りなど、行き慣れたはずの場所への道で迷ってしまったもし、当てはまる項目があれば、より精度の高い電話での10分チェックもした方が良いかもしれません。「あたまの健康チェック」明日まで15%割引キャンペーン中です(15%割引クーポンコード:PLDPJJVA )
2015年02月20日
コメント(0)
昨日お知らせしたMCIテスト『頭の健康チェックテスト』が実質20%OFFで受けられます。ぜひこの機会にお試しください。定価3,780+郵送料 → 3,094円送料無料昨日のブログ記事をご覧ください。【 あなたの健康なセカンドラフが台無しに!?(1週間限定15%OFF)】
2015年02月15日
コメント(0)
平均寿命が100年になる時代がもうすぐ訪れます。第2の人生でやってみたい夢、思い描けますか?現在50歳のあなたには、まだまだ長い人生が残っています。あなたは、65歳で完全に退職したあとなにをしたいですか?奥さんとのフルムーン海外旅行でしょうか?地域や被災地への社会貢献でしょうか?それとも、楽しい仲間とのんびりゴルフでしょうか?しかし現実には、65歳以上では5人に一人が認知症になるため、あなたの楽しいセカンドライフは五分の一の確率で叶いません。5人に一人ということは、夫婦どちらかがボケてしまう確立は2.5組に一組(40%)にも上ります。これが現実です。血圧が高い、糖尿病の気がある、コレステロールが高いなどの異常があれば、さらにリスクは高くなります。さらに悪い情報として、あたまの機能低下はすでに40代から進行しているとの報告もあり、退職を迎える頃には手遅れになっているかもしれません。でも、大丈夫です。今世界では、頭を若く保つための様々な予防法が開発されていますから。これまでとは状況が変わって来ています。現実に、散歩や頭の体操、食事の改善、新薬などいろいろなメニューから選べる時代になりました。それはつまり、50代から予防の準備を始めれば、まだまだ十分間に合うということなのです。15年後の健康のために今できること、今日から始めてみませんか?先ずは、ご自分の『あたまの健康チェック』MCIテストしてから、自分にあった予防法を見つけましょう。(この試験法は高齢者医療先進国のアメリカで開発された世界標準の方法で十分な精度がある。特筆すべきは、たったの10分で検査できること。オレンジプラン応援キャンペーン【15%OFFクーポンコード: PLDPJJVA 】2/14~20限定)今ならまだ、ボケないように準備する時間はたくさんあります。そして、希望に満ちた第2の人生を迎えようではありませんか。追伸もうひとふんばり、自分のため家族のためにがんばりましょう、ご同輩。
2015年02月14日
コメント(0)
50代を迎えて退職後のバラ色のセカンドライフを考えるようになった。今、会社ではいろいろと責任ある仕事を任されていて、忙しいけれどやりがいもある。少し血圧が高いけれど、会社からも期待されていて充実した毎日。でも、一番大切なのは家族への愛だと思う。それは、家族への責任でもある退職したら、今は忙しくて行けない夫婦旅行や山登りに行きたい。できれば地域や被災地で社会貢献もしたい。でも、心配なのは65歳過ぎて退職したあとにいつまで健康でいられるかということ。足腰は鍛えているので自身がある。しかし、もしボケてしまったらと、ときどき不安になることがある。できれば、ボケて家族に迷惑かけてまで長生きしたくない。正直、ぼけ始めたらとどうしよう考えるだけできっと怖いだろう。なぜって、今のところボケが治る確実な治療法はないから。つまりは、50代の今から健康に注意してボケないようにするしかない。幸い、ボケないための予防方法はたくさんある。散歩や頭の体操、食事の改善などいろいろなメニューから選べる時代。先ずは、自分のあたまの健康度合いをチェックしてから、自分にあった予防法を考えればいい。この試験法はボケ治療先進国のアメリカで開発された世界標準の方法でそこそこの精度があるらしい。特筆すべきは、たったの10分で検査できること。15年後の健康のために今できること、考えてみたい。そして、第2の人生でやってみたい夢のことも考えておきたい。旅行に行きたい、趣味の釣りやゴルフもしたい。だから、まずあたまの調子を確認して、適切に予防しよう。今ならまだ、ボケないように準備する時間はたくさんある。なんだか、楽しくなってきた。
2015年02月13日
コメント(0)
ようやくFacebookでもjands lab の商品がお手軽にお求めいただけるようになりました。1)MCI(軽度認知障害)テスト2)糖尿病質問カードご利用くださいませ!(FBショップでは、いいね割引あり)https://www.facebook.com/jands.lab?sk=app_319877448031865STORES.JPのショップも通常より割引となっています!期間限定ですので、ご入用の方はこの機会に!https://jands-lab.stores.jp
2014年02月28日
コメント(0)
『後払い』でご購入いただけるようになりました。たくさんのキャンペーンご応募ありがとうございました。・ 世界標準MCIテスト「あたまの健康チェック」1名・ 「糖尿病質問カード」2名 合計3名の方に商品をお送りさせていただきました。...また、サンプルが欲しいとのご要望がたくさんございましたので、サンプルのご提供に代わる【代金後払い】を開始しました。※1【後払い】はシステムの都合上「銀行振り込み」のみとなりますが、ご利用ください。(ただし、原則1セット単位でのご購入に限ります)※2 また【前払い】であっても、商品にご不満がある場合は謹んでご返金いたしますので、安心してご利用ください。 今後ともよろしくお願いいたします。https://jands-lab.stores.jp/
2014年02月26日
コメント(0)
認知症と聞くとドキッとしますよね。最近いろいろ忘れっぽくなって、「あれ」とか「それ」が多くなってませんか?お子さんやお孫さんから言われたりすると、心配になって気がめいります...実は、糖尿病になると年をとってからの認知症になるリスクが2倍になるといわれています。「でも、今は特に血糖値も安定しているし、体調も悪くないんだよね...」しかし、糖尿病は10~20年かけて徐々に進行する病気ですから、次第に身体は蝕まれていきます。こわいですね。とはいえ、長い年月をかけた開発された治療法が確立されていて、いろいろな合併症が出る前に打つ手はたくさんあるのです。ですから、糖尿病が原因で発生する認知症も例外ではありません。お薬や体・頭のトレーニングで防げる可能性は高いのです。ただ、そのためにはより早期からの治療が効果的なことは言うまでもありません。最初に書いた「最近忘れっぽくて、名前が出てこない」というのは、必ずしも認知症というわけではありません。わたしもそうですが、勉強したはずなのに社会の試験で「聖徳太子」の漢字が出てこなかったとか、お茶を入れようとして台所のドアを開けたとたんに「何しに来たんだっけ???」などといったことは日常茶飯事です。これは、単なる『ど忘れ』で認知症ではないのです。認知症とは、家族との意思疎通ができなくなったり、せわしなくじっとしていられず、ベッドから転落したり、昼夜逆転し、被害妄想などが生じてくる病気です。ここまで進行すると、専門の医療者や介護者の介入が必要です。(その、初期段階では、財布や大事なものを盗まれたと人を疑うようになったり、料理ができなくなったり、慣れた道で迷ったり、些細なことで怒りっぽくなったり、好きなテレビ番組に興味がなくなったりといったことが起こるといわれています。)最近流行のMCI(軽度認知障害)は、認知症ではありません!MCIの段階で適切な治療やトレーニングをすれば、認知障害の進行を防止したり、認知度が快復する場合もあると言われているのは、テレビなどでご存知だと思います。また、これまでは簡単に見つけられなかったMCIも、簡単に見つけられるテストが開発されたのも朗報です。一部の病院や自治体ではすでに導入済みです。そばにそのシステムがなければ、電話サービスによるテストを受けることもできます。つまり、自分がMCIの状態であることを見つけられれば、治療やトレーニングで自分の老後を楽しく過ごせる可能性が高いと言えます。そうすれば、息子や嫁や孫に心配をかけることもなく、年をとっても友達と楽しく語らうこともできます。もちろん、旅行などの外出も自由にできるでしょう。しかし...MCIに気が付かないで放っておくと、その半数近くが5年以内に認知症に進んでしまうといわれています。そうなっては、ご自身の老後に黒雲がかかります。このような長い年月をかけて病状が進行する病気においては、特に、早期診断早期治療が有効です。早期にMCIが見つかってすぐに治療やトレーニングを開始すれば、10年後の未来を明るいものにできるのです。専門の病院や医師もおり、作業療法や食事療法などもどんどん進歩していますので、あとはどの治療やトレーニングを選ぶかだけです。そうして、最期の10年(平均)を要介護状態で過ごすといわれている自分の未来を「ピンピンコロリ」に変えていただきたいと思います。 MCIの定義(Petersenら)1.本人や家族より記憶障害の訴え。2.正常高齢者に比較して、記憶が低下。3.全般的認知機能は概ね正常。4.日常生活上問題なし。5.認知症ではない。
2014年02月20日
コメント(0)
昨日都内で実施したワークショップのテーマ「成長」について、帰宅後にもう少し考えました。風姿花伝(観世清和監訳)の第5章に「いかに成長するか」とあります。これは、年齢をおって学ぶべきものや学ぶ姿勢を変えよというものです。私自身は、幼児・児童の教育に興味があるのですが、それはさておき、社会人の成長にとってかなり重要な年齢は35歳前後とあります。以下引用します。「三十四、五 このころの能、盛りの窮めなり。ここにて、この条々を窮め悟りて、堪能になれば、さだめて天下に許され、名望を得べし。もし、この自分に、天下お許されも不足に、名望も思うほどなくば、いかなる上手なりとも、いまだことの花を窮めぬ為手と知るべし。もし窮めずば、四十より能は下がるべし」これは、能の世界で最も華やかな35歳前後で、熟達して周りに認められていなければ、40歳以降はあまりぱっとしないよということです。これには、二つの解釈が可能です。ひとつは、退職適齢期と呼ばれる35歳でひとかどの仕事ができているということが、ご自身の将来を左右すると読むこと。 もうひとつは、当時の人生50年を今の人生80年に置き換えて考えると、現代において50歳で自分お仕事が窮められれば十分であり、あわてていろいろなものに手を出さず、道を絞って精進したほうが良いという読み方です。(他にも読み方はいろいろあるでしょうが)「35歳までに自分の生きる道を見つけ、50歳までにその道を極める」会社の寿命は10年~30年と言われていますが、そのスピードに惑わされずに自分の道を究めていく姿勢が、今のスピード社会であっても必要なのではないかと考えさせられました。これを、企業の成長に当てはめるとするとどうなるのか?それは、皆さんが個々に考えるべき問題かもしれません。ただ、これを転職に絡めて考えると、35歳で一人前になったとき、今の会社にそれを極める道筋がなかったとしたら、転職するしかない...ということになります。わたしは...ぜひ、FBページもご覧くださいませ
2014年02月11日
コメント(0)
数年前から、ダイエットを目的とした糖質制限食は糖尿病患者への応用が模索されています。糖質制限食は、米や小麦などの炭水化物(糖質)をできるだけ減らして食後の血糖値上昇を防ごうとするものです。しかし、2013年の糖尿病学会の提言によると、「総エネルギーを制限せずに、炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、長期的な食事療法としての安全性など重要な点について科学的根拠が不足しており現時点では認められない」と述べられています。これは、どういうことでしょう?血糖値が上がらなければ、それ以上病気は進行せず合併症は減るのでは?従来のバランスの取れた食事で総エネルギー量を抑えるよりも、たんぱく質や脂質に制限のない糖質制限のほうがお手軽なのを...誰かが妬んでいるのか?実は、アメリカの4万人以上の人たちの解析データや国内の様々な論文報告をまとめてみると、心筋梗塞や脳卒中などの大血管障害で亡くなる人は、糖質の低い食事で減るどころか増えているという結果が出たのです。原因は、糖質の代わりにタンパク質や脂質を摂り過ぎたために、資質異常症などの代謝異常が起こっているのではないかと考えられています。では、糖質制限食はダメなのか?そうではないでしょう。今までよりも何割か米やパン、ラーメンなどの糖質食品の量を減らし、肉や天ぷら、トンカツなどの脂が多いものも控えれば、バランスの良い低糖質な食事になるものと思います。・・・やはり、米やパンさえ食べなければ、ステーキやトンカツ食べ放題というわけにはいかないのは普通に考えれば当たり前でしょう。あと、忘れてならないのは、自分の身体に合った食事を見つけるということです。誰にでもぴったり合う食事というのはありません。なぜって、人によって好き嫌いがある上に、仕事の質や運動量も違い消費エネルギーも違います。もちろん代謝量も違いますから、各人に合った食事療法があるわけです。でも大丈夫。病院には、栄養士さんという心強い味方がいます。こまめに、医師や栄養士さんと相談して調整していけば、あなたにピッタリのメニューが出来上がります。糖尿病になると、そのほかにもいろいろと医療者と相談しなければならないことはたくさんあります。病気の治療のことだけでなく、将来の合併症のことや食事のこと、変化していく生活のこと、仕事のこと、お金のこと...なかなか考えが整理できないとか憶えていられない方のために「糖尿病質問カード」を作りました。よろしければご活用ください。 また、糖尿病ではアルツハイマーの発症率が高いことが知られています。糖尿病の初期の段階から、ご自身のあたまの健康状態を知っておくことが必要です。年に1回程度の「あたまの健康チェックテスト(10分でできます)」をお勧めします。スターターキットもありますので、よろしかったら。
2014年02月09日
コメント(0)
応募はこちらのページから:プレゼント応募ページおかげさまで、FBのjands lab のページで「いいね」が100になりました!facebook限定ですが、プレゼントキャンペーンをスタートします。「糖尿病質問カード」と「あたまの健康チェックテスト」を各1名様(合計2名様)に抽選でプレゼントします。 ぜひ、ご応募ください。応募期間は、2/9(土)~2/11(水)。商品の詳細は、jands-lab ショッピングサイトをご覧ください。
2014年02月08日
コメント(0)
糖尿病は、すい臓のインスリンを出す能力が下がったりなくなったりするために、血中のエネルギーである血糖が身体に吸収されにくくなるため、血中の糖が多くなりすぎてしまう病気です。血糖が高い状態が続くと、血管がもろくなったり、神経細胞が傷つけられてしまいます。しかし、その初期症状はほとんどなく、なーんだという感じで何も困ったことは起きません。ただ、そのまま治療をほったらかしにして数年経つと、様々な合併症が身体を襲います。最初は、ちょっと足先がぴりぴりしびれるような軽い感じで始まります。でも、自分の感覚ではちょっと変かなというくらいで、病気だという意識も無いかもしれません。しかし、すでに身体中の血管は障害を受け続け、神経も痛めつけられているのです。そして、さらに進行すると網膜症での失明や腎症に伴う人工透析...心筋梗塞、脳梗塞...ねたきり。 「こんなことなら、診断されたときからうまく糖尿病とつき合っておけば良かった。。。」通常の人は、平均寿命が80歳以上あるといわれていますが、健康で楽しく動き回れる健康寿命は、10年短い70歳程度と言われています。 しかし、糖尿病の人はさらに10年短い60歳代だと考えられます。発症して数年放置すると、いくら治療をしても症状の進行を抑えにくくなってきます。これが、ポイント オブ ノーリターン(引き返せなくなる時期)です。iPS細胞やSTAP細胞の技術がすい臓の再生を可能にするまでには、まだまだ気の長くなる時間が必要です。つまり、現在の医療では一度機能を失ってしまったすい臓は、もう完全には元に戻らないのです。ですから、糖尿病は戦って直す病気ではなくて、一生付き合っていく病気といえます。病気と一生付き合うということは、言い換えると...医師や看護師、栄養士、薬剤師、作業療法士などなどの医療関係者とも一生お付き合いするということです。どうせ一生お付き合いするのならば、治療のことや生活全般のことなど含めて信頼関係の下に相談する必要が出てきます。ただ、糖尿病初心者は医療者に何を相談したらいいかさえもわかりません。専門用語はもちろん、これからの仕事に差し支えるかどうかも解らず、不安は募るばかりです。本当は、医療者は病気の専門家ですから、こちらから正しい質問をすれば正しい対応方を提案していただけるのに、もし質問ができなければ糖尿病の治療は進まず負のスパイラルに落ち込んで悲しい結末になるかもしれません。そこで、糖尿病初心者の方々のために、病気の基本的なことから生活やお金のことまで含めた「糖尿病質問カード」を作成しました。また、アルツハイマー病のリスクも高まるため、早い段階からあたまの健康を知っておくためのテストもご提供します。よろしければ、ご活用ください。「あたまの健康チェックテスト」は、一部の大学病院や自治体で導入されている世界標準なものですので、そのスコアは信頼性が高いとこは言うまでもありません。「スターターセット」もあります。糖尿病は、戦って打ち勝つ病気ではなく、上手く付き合って一生と急げる病気です。上手く付き合えれば、普通の人と同じように長生きできる病気なのです。
2014年02月08日
コメント(0)
糖尿病は、低い血糖値を目指せばいいという単純なものでないというお話です。アメリカでの糖尿病患者で大規模に実施された臨床試験、アコード・スタディー。グループ1は、主に薬剤を多く使って血糖値を下げ、ヘモグロビンA1cを健常者近くまで下げた群。グループ2は、薬剤の使用量を通常としたヘモグロビンA1cが6.5(従来基準)とやや緩めの管理群。この検討は、より厳格な管理をしたグループ1のほうが合併症のリスクが下がり長生きできるのではないかという仮説に基づいてなされました。しかし、結果は...計画よりかなり短いわずか6年で検討が中止されてしまいました。理由は、薬剤に頼って無理に血糖値を下げたグループ1では、グループ2に比べて死亡率が明らかに高くなったからです。えっ?血糖値を下げたのに、なぜ死亡率が上がったのか???それは、もともと血糖値の管理がうまく行かない人に対して、薬剤によって強力に血糖を改善すると、「低血糖」の頻度が上がるためだと説明されています。 つまり、低血糖=血中のエネルギーが不足するために、エネルギーを大量に消費する脳がダメージを受けるためだったのです。低血糖を起こせば起こすほど、脳のダメージが蓄積されて死に至る...これが、アコードショックの原因でした。通常、糖尿病は、1)薬剤治療だけでなく、2)食事療法、3)運動療法をバランスよく行う必要があるといわれています。最近は低血糖を起こしにくい薬剤も登場して話題になっていますが、それでも決して薬剤だけですべてがよくなることはありません。 高血糖だけでなく低血糖にもならないようできるだけ平坦な血糖値になるようコントロールすることが肝要です。しかし、自分で最適解を見つけることは難しいものです。できることは...糖尿病と診断を受けたらすぐに医師や看護師、栄養士、作業療法士と十分な相談をして治療方針を決め、状態を見ながら治療方法を修正していくということです。ここで大切なのは、医療者や家族との意思疎通・連携です。でも...それが案外難しいのです。なぜなら、自分は糖尿病のことをよく知らない、自分の状態がよく解っていない、これからどうなってしまうかも解らないからです。そんな患者さんやその後家族のために、医療者と話すときに使う「糖尿病質問カード」と、脳機能が健康であることを数値で確認できる「あたまの健康チェックテスト(世界標準のテスト)」をご用意しました。※あたまの健康チェックは、糖尿病の場合は年に1回は測ることがお勧めです。先ずは、できるだけすぐにチェックしてください。そうすれば、それを基準として次回以降の数値に問題がないかどうかがわかります。また、脳機能は病気の治療やトレーニングで改善することが知られていますので、早期発見、早期対応が効果的です! スターターセットもあります。
2014年02月07日
コメント(0)
糖尿病は、10年、20年と長い年月をかけて進行し、放っておくと血管障害のために心筋梗塞や脳梗塞、腎不全での人工透析、網膜症による失明、神経障害に伴う足の切断などの結末が待っています。しかし、発症後の早い時期から血糖値をきちんと管理してヘモグロビンA1cが低めで安定していると、上記のような合併症は起こらず穏やかな老後が迎えられます。ただ、キーポイントは「発症後の早い時期に10年ほどきちんと血糖値を管理する」ということです。イギリスで行われた大規模調査により、レガシー効果というものが見つかりました。それは...患者を2つのグループに分け、10年間にわたり、一方のグループにはより厳格に血糖管理を施し、もう一方のグループには従来方の緩やかな血糖管理を施しました。その結果、10年後には厳格管理グループでは従来法の緩やか管理グループでは、網膜症や腎症の発生率が低く抑えられたものの、心筋梗塞やなどの大血管障害の発症には差がありませんでした。その結果に、みんなはがっかりしました。10年もがんばったのに、死に直結する心筋梗塞に効果がなかったので無理もありません。しかーし、その後2つのグループともに特に区別しない通常の治療に戻したところ...さらに10年経つとヘモグロビンA1cはほとんど同じになってしまいました。ところが、ところが、その10年の間に過去10年間厳格な血糖管理をしてきたグループは緩やかな血糖管理を施したグループに比べて、明らかに心筋梗塞の発症が少なかったのです。これはつまり、糖尿病の早い時期にきちんと血糖を管理すれば、齢をとってからの心筋梗塞や脳梗塞のリスクが抑えられることを意味します。いいかえると、どれだけ早期に発見して早期に治療ができるかで、その後の人生が大きく左右されるわけです。・・・これを、レガシー効果(遺産効果)といいます。ただ、早期に発見するだけではダメで、早期に適切な治療を行うことが必須なのは言うまでもありません。 そうは言っても、糖尿病と診断されたときに自分がどのように治療に取り組めばいいのかを知っている人はいません。医師や看護師さんとあわただしい診察時間を通して適切な質問をして適切なコミュニケーションが取れることが、運命の別れ道になることもあります。そんな時、自分の頭を整理するためやうっかり質問し忘れることのないように考えて作成したのが、「糖尿病質問カード」です。 また、糖尿病では認知症のリスクも2倍になります。早いじきからあたまの認知機能を測定して変化の兆しを見落とさないことも大切です。糖尿病になったら、40歳から年に1回は世界標準の「あたまの健康チェックテスト」を受けることも多くの医師から推奨されています。もしまだテストしていないなら、今すぐにテストしたほうが良いでしょう。手遅れにならないうちに。早く見つかれば、トレーニングや病気の治療で改善が望めますので。レガシー効果。かっこよくてすばらしい効果だと思います。やはり、早期発見、適切なコミュニケーション、しっかりした治療の三位一体が重要なのですね。スターターセット「糖尿病質問カード+あたまの健康チェックテスト」のお得なセットもあります。今やらないで1年先のばしにすれば、レガシー効果はどんどん減っていくのです。ご注意くださいませ。
2014年02月07日
コメント(0)
日本全国で約1000万人の患者さんがいる糖尿病。その中で、一般内科医でなく糖尿病専門医に治療を受けているひとは何人いるでしょうか?糖尿病専門医は、全国で4700名あまりしかいません。これは多いでしょうか?少ないでしょうか?糖尿病患者1000万人の中で病院に行っている人が50%とすると...500万人。これを糖尿病専門医だけで診るとすると、医師1人当たり1000人の患者さんを受け持たなくてはなりません。それは、当然無理です。多くても300人~400人程度が限界でしょう。そうすると、残りの300万人ほどは、一般内科か総合内科に通っておられることになります。なぜ、糖尿病専門医は少ないのでしょう?人気がないから?そうではありません。糖尿病専門医の資格を取るのが難しいからです。理由はいくつかあります。 1)一定の研修年限や臨床経験が必要とされる。(経験を積まないと取れません) 2)学会発表や論文発表は基礎的なものは対象とされず、臨床的なものを要求される。(深い知識が必要) 3)筆記試験のほかに面接試験もあるため、臨床医としての素養が求められる。(コミュニケーションベタはNG)では、そこまでして資格を取った糖尿病専門医に掛かるメリットはどれほどあるのか? 1)患者さんの立場で診察するまじめな医師が多い。 2)専門的な知識で、患者さんにあった治療をしてくれる。 3)専門医同士のネットワークもあるため、最新の情報や事例をたくさん紹介してくれる。 4)もちろん内科医としての基礎的な知識も豊富。まとめると、長い治療生活を送る上で、気の合う糖尿病専門医(パートナー)がベストな選択です。あなたは、総合内科医と糖尿病専門医のどちらを選ぶでしょう。できれば、糖尿病専門医に診てもらいたいですよね。最期に一言、「そうは言っても相性は大切」です。あとは、通えるかどうか...遠いと無理です。とりあえず、今掛かりつけの病院で診察時に、自分が気になっていることを全部相談してみましょう。そうすれば、その対応によって、自分に合った本当の名医かどうかが判ります。質問は、病気のことはもちろん、遺伝や日常生活、はたまたお金のことまでいろいろあると思います。整理がつかない、思いつかないというときは「糖尿病質問カード」をご利用ください。自分では思いつかなかったような質問もあると思います。また、糖尿病と密接に関連している脳機能の低下。これも、早い時期から「あたまの健康チェックテスト」をすることで、あたまと体のトレーニングをするきっかけになるでしょう。あたまは、鍛えれば鍛えるほど神経細胞が増えるものです。早期発見、早期治療+早期トレーニングを心がけましょう。 (セットもあります)
2014年02月05日
コメント(0)
糖尿病が進行してくると、全身の血管が次第にもろくなって来ます。それが原因で、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がりますが、年をとると認知症にもなりやすいといわれています。しかし、大丈夫。認知症になる前に予兆を見つけて、あたまに良いトレーニングをすれば記憶力が悪くなるどころか、よくなる場合さえあります。また、自分では気が付かない隠れた病気が頭の調子を悪くしている可能性もあります。あたまの調子を崩す病気は70個以上もあり、この場合はどれだけ早く見つけて治療するかが鍵となります。とにかく大事なことは、あたまの調子を定期的に調べて、不調になりかけた状態を如何に早く発見するかです。血糖値のコントロールが上手くいっているからと言って、すっかり安心はできません。年に一度は、「あたまの健康チェック」をして、スコア(点数)が下がっていないかを確認することが推奨されます。昨年から、世界標準の「あたまの健康チェックテスト」が日本でも受けられるようになりました。自治体で受けられるところもありますが、自宅からコールセンターにフリーダイアルで電話するだけで受けられるサービスも始まりました。必要な時間は、わずか10分。簡単ですよね。年に一度、10分のテストを受けるだけで、心身ともに安心した生活を送れる環境が整いました。通常は50歳を過ぎたら定期的に受けるのが良いとされていますが、糖尿病の場合は45歳からは毎年受けるのがお勧めです。早期発見、早期治療+早期トレーニング。 糖尿病だからと言ってあきらめる必要はありません。良い医療者と仲間や家族がいれば、穏やかな人生を送ることはできるのです。病院で、あわただしい診察時にきちんと聞きたいことを質問するための「糖尿病質問カード」もご活用ください。 「糖尿病質問カード+あたまの健康チェックテスト」のセットもあります。
2014年02月04日
コメント(0)
糖尿病は、大人の5人に一人がかかるありふれた病気ですが、放っておくと失明・透析・足切断。もちろん、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がることはもちろんですが、がんや認知症になる可能性も高まります。ですから、糖尿病の専門医と二人三脚で治療を進めていく必要があります。もし、あなたが年1回の健康診断で血糖値やヘモグロビンA1cの検査で異常が見つかり、精密検査を受けたところ...医師から「糖尿病の気がある」とか「境界型の糖尿病」もしくは、そのものずばりの「糖尿病」という診断を受けたとしましょう。あなたは、その担当医になんと言えばいいでしょうか?もしかすると、あたまが真っ白になって「先生、私どうしたら良いのでしょう?」としか聞けないかもしれません。そして、診察を終えた後、仕事も手に付かず、帰宅後にネットでいろいろ調べて...直らない病気で様々な合併症が起こりえることを知り愕然として落ち込む。しかし、落ち込む必要はありません。信頼のおける医師や看護師さんと密なコミュニケーションをとって治療に取り組めば、重大な合併症もなく平穏な一生を終えることは可能です。ただ、問題なのは、パートナーである医師や看護師さんは、あなたの日常生活や悩みをすべて知っているわけではありませんから、十分なケアができないかもしれません。つまり、あなたが積極的に医療者と話し合うことでしか、あなたの身体は守れないということです。でも、いったい何を聞いたらいいのでしょうか?どう相談したらよいのでしょうか?せっかく、受診の前の夜にいろいろ考えたのに、あわただしい診察に流されて大事なことを聞きそびれたりしないでしょうか?そんなあなたを助けるために、「糖尿病質問カード」を作成しました。そもそも糖尿病とは?から始まり、薬や注射のこと、お金のこと、妊娠のことなど、うっかり見落としがちな質問を48枚のカードにまとめました。正しい質問をすれば、正しい回答が得られ、安心して治療に取り組めます。もしかすると、糖尿病初心者だけでなく、何年も治療を続けていらっしゃる方にもお役に立てるかもしれません。1年以上治療に取り組んでいるのに、思うように血糖値が管理できない方などは、もう一度初心に返って正しい質問をしてみましょう。糖尿病では、認知症のリスクが2倍に跳ね上がります。病気のない方は50歳からでいいとされる「あたまの健康チェックテスト」も、糖尿病の方は40歳過ぎから年に1回は受けたほうが良いと考えられています。もし、早めにあたまの健康が損なわれ始めてきたことに気が付けば、認知機能がアップするトレーニングで健康を回復することも可能です。とにかく、糖尿病と診断されたら、できるだけ早く適切な治療を開始しましょう。そのためには、医師が手を差し伸べてくれるのを待つのではなく、積極的に質問する必要があります。そして、糖尿病の主治医は自分だということを意識して治療に望んでください。それは、決して孤独な戦いではありません。医療者と家族を味方につけて、人生の勝ち組になってください。まだ間に合います。お得な「糖尿病質問カード+あたまの健康チェックテスト」のセットもあります。
2014年02月03日
コメント(0)
2012年08月30日
コメント(0)
広く普及している「着圧(弾性)ストッキングのホントは怖いトラブル」についてまとめました。★★★★★むくみや静脈瘤、深部静脈血栓症(DVT)などに有効とされる弾性ストッキングですが、気をつけないと返って足を痛めることになってしまいます。ひどい場合は、静脈の血栓症を起こしたり、足の壊疽を起こして手術が必要になることもあります。正しい着圧ソックスを選んで快適で健康な毎日を送りましょう。 ★ トラブルの初期症状・・・主に部分的な締めつけが強すぎる場合に起こる★ 発赤 (血液が滞留して皮膚が赤くなる)★ かゆみ★ 痛み ★ 発疹★ しびれ ★ むくみ 原因○ 着圧ストッキングがずり落ちてしわがよって皮膚に食い込む (部分的に着圧が強くなる)○ 着圧が強すぎる(弱いより強いほうがむくみに効果的と考える人が多い) ・・・下肢動脈の血行が低下している人は特に注意が必要○ 足に合わないストッキングを履くと最適な段階的着圧が得られない○ つま先なしタイプのストッキングの先がまくれあがることで、部分的な 締めつけが高くなる○ ゴムに対するアレルギーにより発赤やかゆみ、発疹が出ることがある 特に医療従事者で多い(ラテックスアレルギー) 引き起こされる合併症● 動脈の血行障害● 静脈の還流障害● 病的なむくみ● 病的な皮膚炎やかぶれ● ただれ(びらん)や潰瘍● 水泡● 皮膚の感染症● 神経の麻痺● アレルギーによる炎症 ■ トラブルを防止するために最適な着圧ソックスを選びましょう ◎ 上端がずれ落ちない(ずれ落ちると動脈を圧迫したり、静脈血が滞留する) ◎ 適切なサイズ (サイズが最適でないと、効果が得られないばかりか逆効果になる) ◎ 繊維の弾性が高い (よく伸びると、足の形状に合わせてフィットし、無理な圧力が かからない ・・・ ナイロンはあまり伸びないので注意が必要 ◎ ゴムを使用していない (ラテックスアレルギーの防止) ◎ 通気性の良い繊維で編まれている (蒸れない) ・・・ナイロンは通気性が良くないので注意が必要 ◎ 高い抗菌機能を持つ ( 感染症の防止と防臭に有効) ◎ 着圧が長期間持続する(耐久性がないものが多く注意が必要。 でんせんしたストッキングはトラブルの元)
2012年05月24日
コメント(0)
我が家にはペットがいません。引っ越してきた8年前には、前の家で飼っていた近業がいましたが、ある日水槽から飛び出して死んでしまいました。しかし、金魚は犬や猫のようなコンパニオンアニマルとはちょっと違って、家族のような愛情を注いでいたかというとそうではなかったように思います。その証拠に、「金魚を見ていると癒されるなーっ」てことはありませんでした。(もちろん、さかなくんのように大好きな人は大好きなのでしょうが、我が家の場合は違いました)とはいえ、我が家は犬や猫などのペットを飼うことは禁じられているアパートなので、そのままペットのいない生活が5年ほども続いています。でも、息子は猫が飼いたくて仕方がない。こんなお家はたくさんあることでしょう。そこで、ペットを飼っているとどんないいことがあるのか少し調べてみました。一番は、なんだか癒されるということですが、健康にもいいらしいのです。アメリカのデータですが、「ペットを飼っている心臓疾患の患者の寿命はペットを飼っていない患者に比べて28%(5年生存率?)も長生きする」そうなのです。理由としては、1)毎日犬や猫と遊んだり散歩したりすることで、適度な運動ができる。2)ペットと遊ぶことで気分が高揚し、楽しくなる。3)ペットを養うという責任感が生まれる。気持ちに張りが生まれるといったところでしょうか。ペットと暮らせる介護施設がもっと増えるといいなぁと思った今日この頃です。
2012年02月25日
コメント(0)
2時間前に、渋谷のオーチャードホールから帰ってきた。今夜は、何年かぶりのキース・ジャレットのソロ・コンサート。家内と二人で、アンコール3曲まで含めて2時間ほどの演奏を堪能した。彼のイメージで即興演奏が始まると、思いがけない前衛的な旋律に皆押し黙った。しかし、しばらくすると曲は落ち着きを取り戻し、力強いリズムとなる。そして、徐々に明るい日常を彷彿とさせる懐かしい風景が浮かぶ。 まるで、地震と大津波が襲ったあとに、力強い復興の芽が伸びて、新しい平和が形作られていくような構成。今回のキースのテーマは、「がんばろう日本!」だったのではないだろうか。このコンサートはCDになるそうなので、ぜひ買いたいと思う。ファンタスティックな夜をありがとう! キース・ジャレット。
2011年05月28日
コメント(2)
音速の貴公子、アイルトンセナ。伝説になったF1パイロット。 生きていれば50歳。チャンピオン経験者が5人もいる今年のF1を解説して欲しかったなぁ。 黙祷!
2011年05月01日
コメント(0)
これは、島根の山口県境にある益田市の小さなお饅頭屋さん「鶏卵堂」のショウケース上の風景だ。山のように詰まれた圧巻の饅頭は、揚げたてのかりんとう饅頭(こし餡)<新製品>で、その隣は(芋餡)である。最初は売り物だと思っていたが、後から来るお客さんがみんな1個ずつ口に放り込んでいく。なんと、これは全部お試食品だった。このお店は、もとは細々と益田の駅前で商売していたが、一昨年に移転してからは絶好調のようだ。元々お土産の少ない街だし、お使い物にするお菓子屋さんも少ない街だったせいかもしれないが、お客さんは引きも切らない。それにしても、お試食コウゲキは凄い!小さなお店に、4種類の饅頭が惜しげもなく山積みにされている。私はついつい4種類全部てべてしまい、お腹がいっぱいになってしまった。後から来たお客さんが、「かりんとう饅頭ない?」と聞くと「今日の分は、もう売り切れちゃった。お試食を食べていってください...」とのこと。お試食は山ほどあるのに、売るものがないなんて、どういう商売なんだろう。ただの田舎饅頭なのに...すごすぎる。不景気な田舎町にがんばっている繁盛店を見つけました。
2011年04月28日
コメント(2)
今日、法事で帰省していた島根県から飛行機で帰ってきた。日曜日の山手線は、思ったより混んでいて、少しずつ東京に日常が戻ってきたことがうかがえる。その電車の中で、体のがっちりしたアメリカ人2人と日系人1人が、つり革にぶら下がって楽しそうに話していた。米国人二人の真っ赤な7部袖のTシャツの胸には、ワッペンのような赤十字の模様が描かれていた。書いてある字を読むと、「TSUNAMI JAPAN」「OPERATIN TOMODACHI」とあった。ああ、この人達は米軍から派遣された東日本大震災の救援部隊のメンバーらしい。もう一人は、国境なき医師団のメンバーのようだ。英語は苦手なのでなんといっているのかよく分からなかったが、とにかく中学生英語でお礼を言った。「Are you doctors from US? Thank you for comming to rescue our friends in Tohoku area. We remember your help and kindness all my life.」そうしたら、「われわれは、友人である日本人を助けるために来た。できることは限られているが、あなた達のために全力を尽くす...」というようなことを言ってくれた。案外、アメリカ人はいい奴なのかもしれないと思った。
2011年04月24日
コメント(0)
今日の夕方4時から、楽しみにしていたF1中国グランプリを観た。昨シーズンから4連勝中のレッド・ブルのセバスチャン・ベッテルが予選1位で、ポールポジション。そのすぐ後を、マクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトン(道端ジェシカの彼氏)が追う形になりました。最初は、バトンとハミルトンがベッテルを出し抜いて好スタートを切りましたが、自力に勝るレッドブルが逆転して終盤までがんばりました。しかし、残りあと6周(全部で56周)というところで、ベッテルはタイヤに無理が出て、ハミルトンに抜かれて2位に後退、そのままゴールとなりました。 ハミルトン、執念の今季初優勝。積極的で見事な戦いでした。あまりに興奮したので、レース中に安定剤を飲みました。今年も、レッドブル優勢に変わりはありませんが、マクラーレンの2人が面白くしてくれそうです。レッドブル(ドリンク)も大好きですが、マクラーレンのハミルトンも大好きです。今後もがっぷり四つの戦いを期待しています。 ところで、昨日知ったのですが、ルイス・ハミルトンは私と誕生日が同じでした。22歳年下ですが、なんだか弟のような気がして親近感がわいてきました。私の実績は彼とは比べようもありませんが、お兄ちゃんもがんばりたいと思います。また、映画俳優のニコラス・ケイジも1歳下で誕生日が同じです。かれは、奥さんへのDV容疑で逮捕されてしまいましたが、できの悪い弟のような気がして心配しています。 1月7日生まれの3兄弟、パピリオ、ニコラス、ルイス...でこぼこコンビだなぁ。
2011年04月17日
コメント(0)
今回の東日本大震災で、大きな被害をこうむったわけではない自分が、今大きく落ち込んでいる。大きな余震が続いているせいだろうか。それとも、家族が一度は離れ離れになった心のダメージが思ったより深かったのか。子供達は、長期休暇のたびに島根に遊びに行っていたから、彼らがいなかったせいではなさそうだ。と、すれば、家内と離れて暮らしたせいか。家内と離れて暮らしたのは、7年前にかないが思いもかけない病気で突然死にかけて半年入院した時以来だ。そのときの傷が、心のどこかでうずいているのかもしれない。心の余震はまだ続きそうだ。
2011年04月13日
コメント(0)
今日のお昼にJ-Waveの番組で、ボランティアで東北に出かけていたクリス・ペプラーが、被災地から200kmはなれた東京の人も、東北で被災して苦労している人たちのことを決して忘れてはいけない、ずっと気にかけていようと訴えていました。しかし、東北の被災地だけでなく、日本全国で、震災報道のストレスで精神に異状をきたしている人が増えています。とめどなく流され続ける東北被災地や東京電力福島第一発電所の事故の映像を見続けていて、PTSDになってしまったのかもしれません。街の精神科クリニックにも多くの人が押し寄せています。パニック症候群に陥っている人も相当数いるようです。 ですから、クリスさんに悪気はないのでしょうが、震災の傷口がいつまでも乾くことができないような発言は、そろそろ控えた方がよいのではないかと思います。東北で被災された方の中には、まだまだ大変な生活を送られている方も多いわけですが、その方々をサポートするわれわれは、一歩引いて冷静かつ平穏な精神状態に戻るべきではないでしょうか。時折、苦しさを忘れないと、精神は病んでしまいます。人間の心というのは、あんがい弱いものです。弱い人は、強い人に振り回されてはいけません。桜が咲けば花まつりをし、予定されたコンサートも開催し、やるべき仕事は普段どおりこなす。そんな生活に戻るべきだと考えます。震災復興は長期戦です。先ずは、サポーターであるわれわれが落ち着きましょう。おまいらもちつけです。そして、奇跡の復興と呼ばれるようにがんばりましょう。まずは、日常を取り戻すことが第一です!
2011年04月10日
コメント(2)
今日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」に、靴下屋さん「タビオ」の社長が出ていた。靴下人生50年余りとのこと、本当に靴下を愛しているのがよく伝わってきた。なんでも10年まじめに打ち込めば一流になるというけれど、この社長さんは超一流のミスター靴下と呼ばれるにふさわしい人だ。
2011年04月07日
コメント(0)
今朝、島根からの夜行バスで二人の息子が帰京しました。これで2週間ぶりに、家族が全員揃いました。 息子達は長旅の疲れも見せず、帰宅後もゲームや本を読んで、沢山ご飯を食べて過ごしていました。今回の島根への疎開は、彼らにとって、避難というよりは楽しい旅行だったようです。彼らが避難してからの東京は、余震の回数も減り、原発事故の拡大もなく比較的落ち着きを取り戻しつつあります。もしかすると、無駄な逃避行だったかもしれません。子供にしてみれば、楽しみにしていた先輩達の卒業式に出席できなくて、かなり不満があったようです。「こんなことなら、田舎に行かなくてもよかったかな?」と聞いてみました。「あの時のお父さんの判断は正しかったと思うよ。ありがとう。」と言ってくれました。少しほっとしました。
2011年04月02日
コメント(2)
臨床開発に携わったB型肝炎の血液マーカー「コア関連抗原(HBcrAg)」がこの3/24に正式に治療ガイドラインに収載された!いまのところ、主だった役割を果たす血中マーカーというわけではないが、これをきっかけに多くの先生方がいろいろな使い方をして、用途が広がることが期待できる。いろいろな病態で測ることにより、興味深い知見がたくさん得られることと思う。Sequential治療導入の指標の一つとしてHBcrAgの名前が入った意義は大きい。何年もかけてデータを取り、薬事承認を経て、市場に展開した製品開発者としては、とてもうれしい。もう、私の手を離れて、プロダクト・マネジャーが販売を推し進めてくれているが、もっともっと広まって欲しいと願う。祝! HBcrAg、B型慢性肝炎治療ガイドライン収載!祝杯を上げよう!
2011年03月28日
コメント(0)
今夜、島根の私の実家から10日ぶりに東京に戻ってきました。原発事故に伴う放射能漏れの問題が続いてはいますが、余震も減り、東京にも日常が戻りつつあることから帰京のOKを出しました。しかし、いまだ福島原発事故の先行きが不透明なので、子供達は留め起きました。 思えばこの1週間、なんだかお腹も空いていないのに、気がつくと食べ物を口に運んでいました。気がつくと2kgも体重が増えていました。たぶんストレスによる、過食でしょう。身体もだるく、朝起き上がることができず時差出勤をしていました。それは、地震や原発への恐怖が原因ではなく、妻がいないことだったのだと思います。7年前に妻が急病で入院し、生死の境をさまよった時のことが潜在的に蘇えったのだと思います。あの時は、医療にかかわる仕事をしていながら、妻の本当の病気を見抜くことができなかったことから、後悔と懺悔の毎日を酒におぼれて暮らしました。 ある種のPTSDでしょうか。 これからの不安も消えませんが、妻が帰ってきてくれたおかげで、過食だけは治まりそうです。
2011年03月26日
コメント(2)
私の妻と息子達は東京を離れて、遠い田舎で私の母や兄と一時的に生活しています。母も兄もおっとりとした性格なので、妻ものんびりできていると思いきや...もともと人に気を使いすぎる性格の妻は、田舎でも気苦労をしているようです。ご飯は、母と兄でつくるので何もしなくていいよと言っておいたのですが、手伝わなくてはいけないとの強迫観念から、いろいろ料理をして疲れ果てているようです。慣れない台所で料理をするのは大変です。おまけに、いつも昼間は寝ているのに、がんばって起きていて母の話し相手になっているそうです。 このままでは、妻は避難先で倒れてしまいそうです。そうはいっても、余震や原発事故で大騒ぎしている東京に戻るのはまだまだリスキーなので戻る許可は出せません。困ったなぁと頭をかかえてしまいました。
2011年03月23日
コメント(2)
昔、放射性医薬品の開発に携わっていた時期がある。胸ポケットに線量計をさして毎月被爆量を測っていた。幸い規定以上の被爆をしたことはなかったが、なんとなく怖いなと思っていた。遺伝子が傷つくといっても実感がわかないが、寿命が縮むということだと感じていた。 今回の地震に伴う原発事故は設計が甘かったと言われているが、東京にまで影響が出るとは思ってもいなかったはずだ。まあ、「東電社員が被爆してしまったら保障をすればいい」と言う程度の考えだったのだろう。企業と言うのは、社員を将棋の駒のように考えているところが多いから、その程度のリスクは想定していたに違いない。しかし、今回は施設の外に放射能が漏れてしまったために、東電はさじを投げている。明らかに想定外であった。 原子力発電の開発や稼動において、想定外があってはならない。いかなる事態であっても想定されている必要がある。東電の言い分は、原発開発コストを抑えるために、想定するリスクを小さく見積もらざるを得なかったので想定以上の現実にはお手上げだったということのようだ。つまり、絶対に安全な原発はコストが掛かりすぎて商業的には成り立たないと言っているのだ。 原子力発電所は危険か?理屈で考えれば、安全な原発は作れる。しかし、電力会社は安全な原発は作らない。(作れないわけではない)そんな、リスクを背負ったものとして原発を受け入れるべきなのだと思う。
2011年03月23日
コメント(0)
韓国の友人が、ソウルのホテルは日本からの避難民でいっぱいだと教えてくれた。いろいろな会社の会長などが行っているらしい。国際線のパイロットの中には、日本便への搭乗を拒否する人もいるのだとか。確かに、ヘリコプターが上空から海水を投下するも、ほとんど効果がなく、切望的な気分になった人も多かったであろう。 今現在、福島第一原子力発電所の原子炉や使用済み燃料の保管プールの温度は安定し、危険は去ったかのような印象を受けるが、世界的な風評はまだまだ厳しいようだ。初動での東京電力の情報提供の故意とも思われる遅延。隠蔽体質が反映しているのかもしれない。加えて、日本政府の不十分な情報公開に対しても世界的評価は著しく低くなってしまった。パニックを起こさないために情報のいくつかを隠蔽している可能性もある。このような状況で、われわれ日本人はのほほんと政府や東京電力の報告を鵜呑みにしてよいのか?大いに疑問が残る。 では、海外に避難した人達が日本にもどってくるたまには何が必要なのか...福島第一原発のコンクリートでの封鎖(封じ込め)ができてはじめて、目処が立つのではないだろうか。そのときまで、関東で働くものにとって安らかに眠れる日は来ないと思う。
2011年03月21日
コメント(0)
家族を島根に残して、本日新幹線で帰ってきました。いつもと変わらぬ我が家ですが、今夜は一人でビールを飲んでいます。一人になったのは、家内が長期入院して子供達を島根に預かってもらった時以来です。あの時は、家内のことが心配で、その心配を紛らすために毎晩飲んだくれてました。おかげで、すっかり頭と身体の調子を崩してしまい、今日に至っています。なんだかあの時がフラッシュバックして、ついまたお酒を飲んでしまいました。しかし、明日からはきちんと家の片づけをして、家族の帰りを待ちたいと思います。 キース・ジャレットのケルンコンサートを聴きながら、静かに眠りましょう。スーパームーンの夜に大きな地震が起きないことを祈りながら...
2011年03月20日
コメント(2)
先週の木曜日に島根の実家に避難して4日目。火曜日からの仕事に向けて、私は東京にもどることにしました。病気の家内は、私と一緒に自宅にもどりたいようでしたが、何とか説得してもうしばらく田舎で過ごしてもらうことになりました。見知らぬ夫の自宅で心細いのはわかりますが、安全が優先することは理解してくれたようです。 子供達には、「私にもしものことがあったらお母さんを頼む。これは訓練ではない、本番だからしっかりやってくれ」と指示しました。中学2年の二人の息子は神妙に「わかりました」と言ってくれたので安心しました。 スーパームーンを迎えて東海地震への連鎖が心配ですが、東京にもどることにします。これから、スーパーおきに乗って新山口で新幹線のぞみに乗り換えれば、8時過ぎには家にたどり着けるでしょう。平穏な田舎町で十分充電できたので、戦闘モードで仕事に復帰します。 ところで、今回の帰省で益田名物の鶏卵堂の「鶏卵まんじゅう」を焼き立てで食べることができました。焼きたてのまんじゅうは甘みを抑えた白あんが柔らかくて、絶品でした。いつも実家からの荷物に入れて送ってもらうのですが、改めてファンになりました。 もう、電車の長旅に備えて着圧ソックスを履きました。あとは、昨夜作ったカレーライスを食べて出発するばかりです。
2011年03月20日
コメント(0)
今朝やや遅めに家を出て、家族4人で新幹線と特急スーパーおき号を乗り継いで、島根県益田市に到着しました。新横浜から新幹線に乗りましたが、そこで新幹線を待っている乗客の6割以上が幼児や乳児を連れた若いお母さん達でした。やはり、お父さんは仕事で東京を離れられないけれど、奥さんと子供だけは西に避難するというパターンが多いのでしょう。 それにしても、乳児をかかえて、幼児の手を引いて新幹線に乗るお母さん達の姿には少し悲愴感が漂っていましたね。がんばれ、東京のお父さん、避難するお母さん。 途中の津和野は吹雪いていましたが、益田はいつもの通り穏やかな田舎町でした。早めの夕食を終えて一息つき、地震や放射能の心配のないゆったりとした時間を過ごしました。平穏のありがたさを感じました。 息子達は旅行気分ではしゃいでいましたが、家内は慣れない田舎生活にやや緊張気味。とにかく2週間がんばってくれれば、東京にもどれるのでがんばってくれとしか言いようがありません。わたしは日曜日には東京にもどる予定ですが、それまでに原発事故が収束していることを祈ります。 それにしても、今日は7時間近く電車に座りっぱなしでしたが、着圧ソックスのおかげで全く浮腫まず、足は疲れませんでした。やっぱり着圧効果は絶大だなと実感した次第です。
2011年03月17日
コメント(6)
今夜の夜行バスで島根に送り出す予定だった子供達、結局バスの運行取り止めで東京を脱出することはできませんでした。昨夜の静岡を震源とする地震の影響でしょうか。...というわけで、明日、家内と息子達を連れて新幹線で西に向かうことにしました。念のためにDVT予防のソックスを履いて。ようやくこれで一安心できそうです。 しかし、数日後に私はまた東京にもどってきます。その時、東京がパニックに陥っていないことを祈ります。
2011年03月16日
コメント(2)
東北地方太平洋沖地震の余震に加えて、福嶋原発の事故が拡大している。このままでは可能性は高くないものの首都パニックが起こる可能性も否定できなくなった。夕食後、今後のこと、特に東京からの避難について家族会議を開いた。外資系ならともかく、国内系の会社に勤める私は、この決算期に休ませてもらえるわけはないから、非難するためには会社を辞めるしかない。家内はすでに実家がないことに加えて、病気があるため私と離れて暮らすことができない。結局、明日の夕方、中学生の二人の子供達だけ、3週間を目処に私の実家島根に避難させることになった。これで少し、気が楽になった。息子達にはなんとしても生き延びて欲しい。 そんな矢先、静岡で震度6の地震が発生、東京は挟み撃ちとなった。果たして、息子達は無事脱出できるのか?幸運を祈るしかない。
2011年03月15日
コメント(2)
外資系の社員の東京からの脱出が始まっているらしい。海外の友人からも、国外脱出を促すメールが来た。確かに余震の心配だけでなく、今回の大地震が引き金になって東海大地震が誘発される可能性もある。しかし、国外脱出なんて考えてもいなかった。島根の実家への一時的な避難も考えていなかった。 なぜ、東京に固執するのか。そんなに好きじゃない街だと日ごろから言っているくせに、なぜ離れようと思わないのか?仕事のためだろうか、子供達の学校のためだろうか、この土地で落ち着いた生活を送ってきたからだろうか。きちんとした理由が見つからない。 今夜もう一度考えてみたい... ※3/15現在、韓国やシドニー、香港など近隣主要国への航空チケットは2週間先まで完売しているそうだ。 海外へ脱出する友人たちにはDVT防止の意味で医療用の着圧ソックスを送りたいと思う。
2011年03月14日
コメント(2)
ここ東京西部でも輪番停電がスタートになりました。朝から京王線は動かず、会社は自宅待機となりました。1ヶ月続くであろう輪番停電、なかなか大変です。でも、東北の方々の苦労に比べればたいしたことはありません。みんなで乗り切りましょう!
2011年03月14日
コメント(0)
昨日の大地震、東北では甚大な被災者が出ており、言葉になりません。私は都内の9階建てのボロビルの2回で会議中に大きな揺れに襲われました。会議室の壁には大きな亀裂が走り、上階の会議室では天井板が落ちて封鎖されました。会議室のテーブルの下にもぐりこんで揺れが収まったところで外に非難し、その後は終業までデスクワークをこなしました。しかし、電車は全て運休しており、帰宅できる目処が立たない。今夜は会社に泊まりと決め込んで、近所の中華料理屋で腹ごしらえをして、残務を片付けていたところ、私鉄が徐々に運行を再開してきたのです。すし詰め電車ではありましたが、おかげで、何とか2時過ぎに帰宅できました。 しかし、JRはそうそうと当日の前面運休を見合わせるとのニュースを流し、翌日以降に再開を持ち越しました。こんな余震があるかもっしれないよく分からない状態で運転を再開すると、いろいろ問題が出てきて、お客さんから苦情が来るかもしれないと思ったのかもしれませんね。電車で帰りたい人は、どうぞ私鉄をお使いください。といわんばかりのある意味自分本位な対応だと感じました。やはり、JRは今でも国鉄体質が残っているのでしょうか?
2011年03月12日
コメント(0)
最近忘れられていたかのような感のある「悪性中皮種「と呼ばれる肺の腫瘍。原因は、断熱材にたくさん使われていた「アスベスト」。単なる塵埃ではなくて、肺組織に突き刺さるアスベストの恐ろしさは、曝露後20年~50年経って悪性中皮種という形で現れます。全国のアスベスト工場で働いていた人達が老年に至る今日、悪性中皮種を発症してなくなられる方が増えつつあります。その病態は深刻且つ迅速で、なかなかいい治療法もないのが現実です。アスベストはすでにほとんど使われなくなってきていますが、潜伏期が長いことから、日本での発症ピークはこれから10~20年後ではないかと考えられています。この「悪性中皮種」の診断を補助する検査薬の臨床開発に関わったことがあります。岡山労災病院の岸本卓巳先生や兵庫医科大学の中野孝司先生にお話をうかがっているとやるせない気持ちになったことを思い出します。「診断しても助からない病気を診断することにどれほどの価値があるのか...」「しかし、診断により悪性中皮種でないと判明すれば、その肺疾患にはいくつもの治療法が選択できる。だから、できるだけ早期に悪性中皮腫との鑑別診断することが必要となる...」本人だけでなく家族までもが、いたたまれないほどの苦しみを味わうであろう悪性中皮種と戦うひっつの手段として役立って欲しいものだと願う。可溶性メソテリン関連タンパク質(SMRP)の開発は、私の職業人生で2つ目のピカ新製品でした。(ひとつめの、B型肝炎マーカーのHBcrAg,B型肝炎ウイルス関連抗原も絶賛販売中)
2011年03月04日
コメント(0)
2011年、今年の箱根駅伝は、ゴールテープを切るまでい気もつけない展開が続きました。それは、早稲田大学の4年生中心の布陣がチームのまとまりを強くしたためではないかと思います。やはり、監督采配が当たったということなのでしょうか?いや、監督やみんなの期待に選手が死に物狂いで応えてくれたということでしょう。 早稲田大学、東洋大学共に故障者が続出したため、最高のメンバーではなかったはず。それでも、1位と2位の差はわずか21秒で、どちらも新記録でした。両校が素晴らしい死闘を演じた結果にほかなりません。私は、縁あって早稲田大学を応援していましたが、東洋大学のアンカー山本選手にもがんばれと声援を送りました。終わった後の柏原選手の悔しそうな顔は、来年に期するものを感じさせてくれました。来年は矢沢選手、三田選手、八木選手らの高速ランナーが4年生になる早稲田に対して、東洋大学も柏原選手や田中選手など実力選手が5人も残ります。今から、デッドヒート必至です。来年の箱根駅伝も楽しみですね。選手の皆さん、体調管理に着圧ソックスをお履きくださいね。着圧ソックスは、むくみ(浮腫み)防止だけでなく、疲労回復にも効果大です。
2011年01月04日
コメント(2)
おめでとう!早稲田大学競走部!今年は4年生ががんばりました。去年、無念の走りだった9区八木選手もこれですっきりしたのではないでしょうか。途中で転んだ6区の高野選手は、けがを心配しましたが大丈夫だったようです。よかった。そしてアンカーの中島主将、必死の走りで逃げ切りました。(東洋大学の山本選手も速かったですね)これで、昨年の出雲、全日本につづいての優勝で3冠を達成です。(ウルウル...)本当におめでとう、早稲田大学のみなさん! わたしはは、これからも早稲田大学競走部を応援します。着圧ソックス履いて、ゆっくり休養・疲労回復してください。
2011年01月03日
コメント(0)
私がが応援している早稲田大学は、今、8区を北爪貴志さん(4年生)が余裕の表情で首位を走っています。6区高野寛基さんメンバー交代で走った7区の三田裕介さんの走りも素晴らしかったですね。やはり、今年2冠(出雲、全日本)の早稲田は実力があります。この後も、3年生の八木勇樹さん、主将の4年生中島賢士さんの走りに期待が持てます。がんばれ!がんばれ!
2011年01月03日
コメント(0)
昨年の箱根駅伝では、疲労回復のための着圧ソックスを提供して応援した「早稲田大学」ずっと応援していましたが、7位に沈んで残念な結果でした。でも、きっとリベンジしてくれると信じて応援し続けました。 その結果か?今年は絶好調のようです。今のところ、4区を終わって首位!がんばって雪辱を果たして欲しいものです。GO GO 早稲田大学競走部!!! ---------------------------------------------------------------------------------------------------早稲田大学競走部の選手たちの着圧ソックスに対する感想は以下のとおりでした...中島 賢士さん<主将>長時間の移動の時などに使用しています。足のむくみが減った気がしました。高野 寛基さん<6区>細身で長いので履きにくい印象が強く、履く際も少し苦労しましたが、履いてみると思いのほか保温性があり、冷え体質の私にとって非常に助かりました。北爪 貴志さん<8区>圧が強く、長時間の使用でも足がむくむ事が無かった。その為か、疲労も軽減されたように感じた。猪俣 英希さん<5区>加圧の程度は程良く、はき心地も悪くなかった。佐々木 寛文さん寝る時や外出時に着用しました。ふくらはぎにだいぶ圧力を履いている時は感じました。ですが、着脱すると少し楽になったように感じました。特に外出した時は電車などで立っていた後や歩いた後の疲れ具合が以前より少なかったです。前田 悠貴さん<4区>ちょうどよいサイズ感でした。平賀 翔太さん<2区>少し疲れが取れた気がしました。西城 裕尭さん週に2、3回使っていますが、最初の2、3回は使ってみて、違和感がありましたが、慣れてくると履き心地も良く、暖かいのでケガ防止に役立ちました。デザインも良かったです。萩原 涼さん<10区>1週間に1回でなかなか疲れが取れたと思えます。矢澤 曜さん<3区>履かせて頂いています。ただ少し履きにくさがあり手が伸びにくいのは事実です。使用感としては、圧縮感がしっかりと続き、効果を期待させてくれます。昨今の寒さですが履いていると温かく、血行が良くなっているのだと思います。八木勇樹さん<9区>週に3回くらい履いていますが、疲れは少し抜ける感じがします。
2011年01月02日
コメント(0)
世界で最も有名な病院の一つである米国のメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)は、糖尿病治療でも全米を代表する病院です。そこで、このたびA社の着圧糖尿病ソックスが販売の承認を受けました。これからは、メイヨー・クリニックでも糖尿病の足病変の予防および治療に使われ、足のむくみやしびれ・痛みに苦しんでいる多くの患者さんが救われます。これで、日本の糖尿病治療の総本山とも言える東京女子医科大学と米国のメイヨー・クリニックの2大病院でこのソックスの性能の高さが認められたことになります。全米ではすでに年間100万人以上の糖尿病患者さんが購入されている糖尿病ソックス。これまでにない着圧式の糖尿病ソックスは、日本でも数年以内にブレイクするものと思います。まだまだ認知度は高くありませんが、静かに少しずつ広まってくれればと願っています。 祝! メイヨー・クリニック正式認可!
2010年12月27日
コメント(0)
先月の初めから四十肩(五十肩とも言う)で近所の整形外科に通っています。そこの先生は院長先生と二代目若先生が診察してくれる綺麗な待合のあるクリニックです。この病院に通うのは3回目。今日もヒアルロン酸の注射を肩に打ってもらって少し調子がよくなりました。 整形外科はお年よりも多くて、いつも1~2時間くらいは待たされます。でも、待っている間に読むマンガが楽しみで、何時間でも待っていられるほどです。病院で選んだマンガは、かわぐちかいじの「ジパング」。戦国自衛隊の海上自衛隊版といったところでしょうか。現代の最新鋭の兵器を搭載した自衛艦一隻がなんと太平洋戦争の真っ只中にワープしてしまって、時代の波に翻弄されながらも日本にとって最善の歴史を作るべくがんばるというお話です。日ごろはほとんどマンガを読まない私ですが、ついつい「沈黙の艦隊」でファンになった かわぐちかいじ作品に手が伸びてしまいました。どんどん引き込まれるストーリー展開に、病院にいることさえ忘れてしまいます。このマンガの面白さは怖いほどです。 このマンガの真に恐ろしいところは、全部で43巻もあるということです。・・・とても病院では読みきれません。帰宅して昼寝していても気になって仕方がない。どうにも我慢できなくてTSUTAYAに行くと、なんと今日から6日間「コミック50円」キャンペーン開始の幟がはためいていました。とりあえず、まだ読んでいない子供たちのことも考えて、1~14巻までを借りてきました。 ここのところ、会社の仕事のこと、糖尿病ソックスのことばかり考えて煮詰まっていたので、少し休養するのにちょうどいいかもしれません。マンガでも読んで頭をリフレッシュしたら、またいい仕事ができるかもしれませんしね。というわけで、この週末はマンガ三昧...わはは
2010年12月17日
コメント(2)
先日の週末、近所のショッピングセンターで開催された「糖尿病セミナー」に参加した。 講師は、帝京大学教授の山内先生。基本的な話から、疫学的な話まで幅広くお話いただいてとても勉強になった。その中で、今までずっと疑問に思っていたことが解決した。それは、「これだけ、医療が進歩して、薬品や食事療法、運動療法が効果的であることが証明されているにもかかわらず、なぜ糖尿病患者の多くは合併症を併発して、寿命を縮めてしまうのか?」というもの。 理由は以下のとおり、とても明白だった。1)糖尿病患者のうちで病院で治療を受けている人は半分以下しかいない。 つまり、病気を放置して、合併症が重症化してから医者にかかるケースがかなり多い。2)治療をしている患者のうちで、食事療法をしている人は20%しかいない。 また、運動療法をしている人はもっと少なくて2.3%しかいない。 それでは、多くの人は何に頼っているかといえば、健康食品とサプリメント(60%)。 効くかどうかも分からない健康食品やサプリメントに毎月6000円(年間7~10万円)をつぎ込んでいるのに、効果のはっきりしている食事療法や運動療法は面倒でできていない。 ・・・巷で流行るいろいろなダイエット方法に飛びつく心理と変わらない。 楽して効果を得たい...でも、それでは決して効果は出ない。 これでは、いくら医師ががんばっても、合併症で苦しむ人は減りようがない。ますます増え続ける糖尿病患者を助ける手立てはないものか。再生医療ですい臓機能を復活させるか、とんでもない特効薬が出ない限りは将来は明るくない。わたしが取り組んでいる「糖尿病ソックス」の普及が苦しむ人達の1%でも救えるのならと思ってがんばるしかないのか。無力感に圧倒された週末だった。
2010年12月01日
コメント(0)
全349件 (349件中 1-50件目)