公園人の散策記

公園人の散策記

2003年10月11日
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「体育の日」の3連休初日、今まで秋晴れが続いていたのに、今日はどんよりした空模様だ。夜には雨が降るという予報である。ただ、気温は暑くもなく寒くもなく、戸外を歩くのに丁度良い季節だ。
そんなわけで、今日は東京の中心、皇居周辺を散策してみることにした。今回ものり平さんと一緒である。
出発は皇居外苑・和田倉地区の「和田倉噴水公園」。和田倉公園のガラス張りのレストランは、今日は結婚披露パーティーが催されているようだ。噴水の公園を後に、パレスホテルの前を通り、大手門から皇居東御苑へ。大手門を入ってすぐの「三の丸尚蔵館」で、明治からの宮中の調度品を見学。続いて、二の丸庭園を散策。池を中心にレイアウトされた二の丸庭園は随所に絶景ポイントがある。これも小堀遠州の手によるものだ。雑木林の木々を眺めながら「都道府県の木」のエリアまで歩く。生憎、今は汐見坂から平川門にかけてのエリアが石垣工事のため、通行止めになっていて、工事現場の囲いが景観を損なっていた。汐見坂も道幅半分ぐらいが工事の囲いで区切られていたので、一度「百人番所」まで戻り、大番所の坂から本丸エリアに登る。絶壁のようにそびえる石垣に囲まれた坂道を登ると、本丸跡の手入れの行き届いた広い芝生が広がり、遥か向こうに天守閣跡の石垣が見える。私はここの芝生エリアが好きだ。天守閣跡の石垣には何度か登ったことがあるが、ここへ来たらやはり登ってしまう。お約束のようなものだ。天守閣自体は、江戸時代初期の「振り袖火事」で焼失して以降、再建はされなかったと言うことだから、その後の徳川歴代将軍たちも、この石垣の上に天守閣がそびえている姿を見たことがなかったわけである。そんなことを考えながら、今度は白鳥濠側の展望台へ向かう。石垣の上から見下ろす東京駅方面も面白い。「松の廊下跡」近くのベンチに腰を下ろし、持参したコーヒーで休憩。皇居東御苑を北桔橋門から出ると、今度は「北の丸公園」が待っている。「北の丸公園」は、事務所から近いこともあり、今となっては「自分の庭」のような公園である。池のほとりの芝生は今年4月頃から芝の植え替えを行っていて、芝が定着するまで立ち入り禁止になっていた。つい先日、開放されたばかりである。池の西側は千鳥ヶ淵の石垣上に続く雑木林。東側は科学技術館と遊歩道が整備された雑木林である。木々は所々に秋の色を見せていて、栗のイガなどを見つけることもできた。北の丸公園をゆっくり一周して田安門を出たのは、和田倉公園を出発してから3時間半ぐらい経った頃だった。
都心部にこれだけの緑があることを知らない人は、結構多いのではないだろうか。また、緑の多さだけでなく、皇居周辺は、江戸時代から始まり、明治、大正、昭和の歴史の名残を数多く垣間見ることもできる。何度足を運んでも古くて新しい発見があるのが面白い。
最後に、飯田橋駅の脇でいつも行列ができている広島風お好み焼きの店「れもん屋」に入れたことも今日の収穫である。





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最終更新日  2003年10月13日 03時49分54秒
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