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この作者の作品は何度か読んでいますが、今回の話は自分の現在の状況対比でリアルだったので、とても面白く読みました。最後のちょっと前までの展開は、途中を呼んでいる最中からも予想された展開ではありましたが、最後の最後で、初めの何気ない2人の取り決めがよみがえって、ぐっと一気に読者を引き込んでくるあたりはさすがだな、と思います。逆にこれがなければ並みの小説かもしれないです。安心して読んでいたところで、最後にエーっとなってしまいました。自分も含めて誰しも生活がうまくいっていないときほど、人生をもう一度やり直したい、と思う場面はあるでしょう。今の自分もそんな気分だったりします。今の生活に70%満足しつつも、もしやり直せたらこうありたいと・・。いけないいけない、これは一種の現実逃避かも。そうはいってもそんなことは起きないのだから自分のキャリアに責任を持って日々ポジティブに生きなくては!!!
2011/06/26
夏休みに沖縄旅行に行ってきました。毎年この時期に取り始めて3回目、3回目のルネッサンスリゾートオキナワです。このホテルは本当に子供にやさしく、かつ長期宿泊者にやさしい。さらにホテルでいろんなアクティビティが準備されていて飽きさせない工夫がされています。このホテルのそんなホスピタリティが大好きです。今年も満喫してきました。特に今年は天気も連日快晴でいうことなしでした!!おもに遊んだのは・・・・屋内プール こどもが毎日行きました。・ハリュウセン 真中にガラスが貼ってあって海の下を見ることができます。・ヨットクルーズ 前田岬のほうへ約40分クルーズ・シュノーケリング 蒼の洞窟へ行ってきました!・エイ先生の海教室 こどもとシュノーケリングをしてホテルで飼っているエイをみました。・ファミリードルフィン 家族で40分いるかを貸し切り!!・石鹸・貝殻やサンゴでシーサーづくり・やどかりレース・クマノミっこ こどもがはりゅうせん・アニマルキーパー・ヨットクルーで働きました!・マリンアクティビティ 水上スキー・親子オブライエン・ドラゴンボートをこどもと体験・ちゅら海水族館 特に大水槽のわきの喫茶店で休憩するのがたまらなかった!こうしてリストにすると本当にいろいろヤッテキタナーと改めて思います。本当に楽しかった。充電したので仕事もがんばらねば・・・。また家族で行きたいな、と思います。
2011/06/23
久しぶりに本格的にテニスをしました。といってもコートを借りた時間は2時間で実際にラリーをした時間は数十分ですが。本格的、というのはまともな生きた球を打ったということです。昔なら難なく打てただろう球が、非常に速く感じてやたらとくいこまれるし、打つ場所を考えてる余裕はないし、第一、ちょっと振られると追いつけない!!特にチャンスボール!!と思って打った球はことごとく力んでスピンを掛けまくってネットしたり、やたら速くスイングしすぎてフレームショットしたり・・・どうしても全盛期の最も調子のいい自分が自分の実力だと思ってしまうかもしれないからだけど、やはり衰えを感じてしまいます。これから先、以前はできたのに今はできない、できなくなった、、、と認識することが多くなるのかなあと思うとちょっとさびしいです。
2011/06/06
OECDで自殺に関する国際統計が公表されています。今日は会社で仕事でこの統計をちょっと見る機会がありました。1億人強の自殺に対し3万人強の人が毎年自殺していて、10万人対比の統計では30人程度ということになります。韓国もここ数年日本を上回る状況が続いていましたが、最近は日本と同程度までおさまってきています。ヨーロッパ、アメリカ諸国も10万人あたり10人から20人程度で日本よりは低い状況です。旧東欧諸国はやや高めで確か日本より高かったと思います。一方、インドネシア、10万人あたり1.8人と極端に低い状況です。この国では自殺=犯罪、おそらくモスリムの教えかもしれないですが、そういう背景もあるようですが。文化の違いはあるのでしょうが、日本でも自殺は悪という概念を教育したほうがよいかも知れいですね。我々も、何か会社や国会など組織で不祥事があるとすぐ責任とってやめろ、とか進退は?とかいいますが、こうした考えと、死んでリセットする、という考えは共通するところがあるかもしれないですね。どこでもこういう話はでるのでしょうが、特に日本は責任=進退、という認識が強いような気がします。東電でも内閣でも、やめて許してもらえるのならすぐ投げ出してやめるのが楽なんでしょうが、しがみついて居続けることが美しい、という世の中になればもっと良い気がします。
2011/05/30
40歳になりました。気持ちのうえでは20代のころと変わらないつもりでいましたが、もう40代、それなりに生きて80歳まで人生があるとしても、もう後半に突入だな、と感じます。こうして文章にするとまだまだやってないこと、経験していないことも山ほどあって少々焦りみたいなものも感じてしまいます。思えば、小学校の時父親と柏のあけぼの山にアスレチックに行ったとき記入した申込票に父親が年齢40歳と記入しているのを見て心もち、父親も年をとっているんだなーと実感した記憶もあります。もう、自分もその時の父親の世代なんだな、あの時の父親はしっかりしていて頼りがいがあったな、自分も子供に対してそうあるべきと考えました。40歳、いろいろなことが曲がり角で公私とも順調に行っているとは決して言えないが、一度だけの自分の人生、改めて責任を持って主体的に取り組んでいきたいと思います。
2011/05/29
数年ぶりに日記を開きました。まだ過去の日記の記録が残っているのでびっくりです。あのころとずいぶん環境も自分も変わったな―と思ってしまいます。まあ年をとっていろいろ心配事も多くなり、思うところも増えてきたということなのでしょうが。バリに今週末から行くことになり、スーツケースを新調しました。エースのエクイノックスライトというのを楽天で買いました。ライトという割にはやや重いなと思いましたが丈夫そうです。長期の出張が多いので73センチの大きいものを使うことが多く、大きいために壊れやすいのでいつもこまっていましたが、まあこれなら当面は大丈夫そうです。【73cm 92L】レビュー申告で楽天500pointプレゼント!軽量!proteca 【送料無料】エース プロテカ エキノックスライト 73cm 92L スーツケース 0294
2010/10/11
<ahref="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/012de0ad.86eca6dc.03abf2cd.3101f76b/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f952043%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f10684800%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0878%2f08780265.gif%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0878%2f08780265.gif%3f_ex%3d80x80" border="0"></a> ひょんなことから読むきっかけを得たのですが、期待以上に面白かったです。やっくんとは若干年下ですが、しぶガキ隊・千八先生の頃から知っている身としては、その頃の裏話などが知れるのも面白いし、一時期仕事のなかった時期など等身大で素直につづったエッセイには好感が持てます。 アイドルだったこともあり、高校も出ていないわけですが、だからといって決して頭が足りないのではなく、知性も感じさせる文章です。もっくんと中が悪かったというのは、世間では知られた話ですが、その辺をもっと突っ込んでもらえると、ミーハーの私としては面白かったですね。あと、庶民感覚で書かれてはいるものの、本当にそうなのか?ウケ狙いでは?と思ってしまう部分はちょっとありますが。
2007/04/28
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/04b0e158.82522d72.04b0e159.2fcda87f/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fpaikazi%2f638868%2f%23809088&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fpaikazi%2fi%2f809088%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fpaikazi%2fimg128%2fimg10441914121.jpeg&m=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fpaikazi%2fimg64%2fimg10441914121.jpeg" border="0"></a>沖縄ってやはり異国情緒のあるところですね。建物の形も本州とは明らかに違うし、まあ硬い木材がないのと、気候が激しいからなのでしょうが、物価も明らかに安いです。お土産品の値段は高いですが、現地の生活用品は明らかに3、4割は安いような気がします。食べ物も、ちょっとちがっていて、ターイモ、ベニイモ、島ニンニク、島らっきょう、ソーキそばなどおもしろい、おいしいものがいろいろありました。なかなかよくてお土産にかったのが島らっきょうです。らっきょうというよりは子供の時に食べたのびるとか、しょうがにような味で、塩漬けにしたり、味噌をつけて食べたらきっとおいしいな、と言う感じです。沖縄、食の旅、一度やってみたいです。
2007/04/23
いつも楽しく読ませてもらっているシリーズ物です。今回も、あの人か、と分かる人を題材に、精神科医伊良部先生が楽しく書かれています。こういう、頭が良いのか悪いのかが良くわからない人ってときどき現実世界にもいますが、有る意味羨ましくなりますよね。あまり努力を必要としない天才肌って言うか。題材の人物像があまりにリアルなので、どこまで現実でどこからが創作なのか、一見分からなくなりますが、おそらく全て創作なのでしょう。暇つぶし(と言っては失礼ですが)、ストレス解消にはもってこいの本です。
2007/04/01
乃木希典について書かれた本です。彼について知っていることといえば、明治天皇の死を受けて自殺したことと、日露戦争の旅順要塞攻略作戦の長だったことくらいですが、歴史に名を残していて、ある意味では神格化されているくらいなので、きっと優秀な指導者だったんだろうな、位に思っていました。ところが、司馬遼太郎はこの本では指導者としては最低、と切り捨てています。また、この人の生活習慣、考え方にも言及がありますが、非常な精神主義への傾倒がみられます。彼の自殺は日本人はもちろん、世界中のメディアで放送され武士道の体言として、非常に賞賛されたそうです。この人への崇拝から、日本人の精神主義への傾倒がはじまったかもしれないですね。それなら、私たちが、根性とか気合とか、やたらと精神主義をとかれてきたのは(体育の時間に冬でも上着を着てはいけないとか、運動中に水分を取ってはいけないとか)、この人が自殺したことが原因なのかも?
2007/03/23
電車のおもちゃとしては、すでにプラレールを買ってあげたのですが、木製のおもちゃをまたかって上げようかどうか悩んでいます。プラレールの利点は拡張性が高いということと、値段がやすいということなのですが、基本的に電池で動いているのを見る形だと思います。一方、子供は自分の手で動かして遊ぶことや、木のほうが丈夫、親も安心ということもあっ結構値段もするので、子供が気に入らなかったらがっかり、ということもあるので、GWまでよく考えます。
2007/03/11
原宿ビッグトップでドラリオンを見てきました。サーカスとダンスの融合といった感じで、普通のサーカスより、よりショーとしての完成度が高いと思います。演奏も生、シンガーもいて音響効果も高く、さらにパフォーマンスはまるで中国雑技団のよう。実際、中国の人がかなりいます。ドラリオンという名前も、ドラゴン(=東洋)とライオン(=西洋)の融合といったテーマを持っています。特に最後の縄跳びなど、エンターテイメントとしての完成度が非情に高いと感じ、期待を超える満足度を得ることができました!
2007/03/09
北辰一刀流の創始者千葉周作の話です。北辰一刀流といえば、坂本竜馬が有名ですが、この辺の人物間の相関関係の知識を深めたいと思って読みましたが、ちょっと時代が前で、坂本竜馬が絡んだのは、周作の弟の千葉貞吉でした。主に若い時分にスポットを当てていて、どのように千葉周作が名を上げて行ったか、がテーマです。武士中心の世だったからでしょうが、武術が強いことに対する世間の評価が極めて高いことに驚き、それまで宗教じみていた教授法を一切廃し、科学・論理的な法をに改めたと言う点で、非情に功績があったのでしょう。読んでいて今の剣道の基礎も北辰一刀流が基礎になってようにも思えました。
2007/02/24
私も35を過ぎて、最近老後のことを漠然と考えるようになってきました。幸い、今のところ家庭もあるのですが、老後は何をして暮らすのだろう、自分の葬式には誰が来てくれるのだろう、この家庭を失ったら老後はどうなるんだろう、って考えると、ひどく心配になります。中には独身のひともいるので、周りの人ともあまりこういう話ってできないですしね。でもこの本を読むと、同じようなことをみんなかんがえているのだなっていうことがわかります。明らかな解決策が示されている訳ではないですけど、やはり女性の方が、女性同士でグループをつくって暮らすとか、アクティブのようにみえますね。ただ、一つ期待できるのは、本でも言っていますが、独り身の老人がこれから爆発的に増えるわけですから、そこをターゲットにしたビジネスがきっとでてくるだろう、ってこと。人任せと言う気はしますが。
2007/02/17
タイトルと内容があっていない良い例です。「格差」とつければなんでも売れると思ったのでしょうか?このタイトルなら、読者は、山田昌弘氏バリの格差論を期待するのではないかと思うのですが、内容はただの新聞に掲載したやわらかいコラムをジャンル別にまとめたに過ぎません。ひまつぶし程度の本でしょう。あまり、読んでためになるところはないかもしれないですね。
2007/02/12
東京都内の土地の格付をしてしまったそうです。さてわが町はどうなっていることやら・・・。
2007/01/28
この商品をどうしても買ってあげたいんですが、ちょっと高くないですか?皆さん、もうちょっと安く買える方法を知りませんか?いろいろ手を尽くしてみたのですが、調べた限りではどこでも60,900円です。たかがちょっと大きい布きれ一枚にちょっと手が出ない値段ですよね。せめて40,000円くらいであればね・・・と思っているのですが。
2007/01/13
なぜか分からないのですが、飛行機の中ってまだ日本でやっていない映画を見れるんですよね。今回はこの映画がNY-成田間のJALで先行上映されてました。丁度ヨーロッパでも上映されていて、実際のVOGUEとかいうファッション雑誌の有名編集者を題材にしているらしく結構話題になってましたので見てみました。実話がベースになっていて、ファッション産業の巨大さときらびやかさ、編集者のカリスマに驚かされます。「デビル」という題名や舞台となるNY・パリもいいところですよね。メリルストリープやアンハザウェイも好演していて、話も単純なので、結構楽しめます。85点くらいですかね。
2006/11/23
ロンドンで驚いたことのひとつはキティちゃんが大人気だってことです。子供のみでなく大人にも人気のようです。それにしても、漫画のキャラクターでもないキティちゃんがなぜ??と思ってしまいます(日本でも同様ですが)。漫画にもなっていないので、声も性格も時分の想像のままになるのがいいのでしょうか??あの、キャラが好まれるのは普遍的なのですかね?地理的にも時間的にも。。。
2006/10/18
ロンドンでオペラ座の怪人を見ました。NYで1回・映画で1回みており今回は3回目ですが今回が一番良かったです。Her Majesty Theaterというエリザベス女王の名を付した立派な劇場です。席は20ポンドで3階の前から3列目のほぼ左端で一番安い席だったのですが、これが大正解。3階なので舞台を若干見下ろす格好となりますが、上に席がないため天井も高く劇場全体を見渡せてすごく良かったです。というのは1階は約半分が2階の庇に、2階は全席が3階の庇に、3階はうしろのごく一部が4回の庇になっており、1階や2階のうしろの方ではシャンデリアの落ちてくるシーンや怪人が上にくるシーンが見えないからです(NYでは1階のうしろでよく見えなかった)。見下ろす形になるものの舞台には近く、クリスティーヌ役の歌も非常に上手で、最高に良かったです。ロンドンで見る際には3階の前の方はコストパフォーマンス的には絶対おすすめですね。
2006/10/15
最近映画になったこの作品、読みました。一方の側から書かれたと言う点を割り引いても、国家権力は本当にこわいなと思いました。ただ、この別段賞与、なぜそんなに問題になったのかと思います。仮に会社が臨時的に特異な利益を上げられたとして、本来払うつもりのない賞与を従業員に支払い、それえお従業員から会社に借り受けたとした場合、仮に会社の所得がそれによって減っても、従業員の所得が増えるわけだから、従業員から課税すればいい話なんじゃないかと思います。確かに、法人税と所得税の税率の差はあっても、従業員の所得になって、課税している以上、それを否認するのは難しいんじゃないかと。さらに、確かに税理士を脱税教唆で告発して、司法取引じゃあるまいし、企業を告発しないのはどう考えても無理がありますよね。と思いました。それにしても国家ってこわいですね。
2006/09/09
金持ち、とはいわなくても無事に住宅ローンくらいは返したい、と考えている私はついつい気になって読み始めてしまいました。もともと講義した内容を文章にしたものなので、大変読みやすく、1つ1つ容易に理解しながら進められます。要は、今後は資産インフレが大きく進む、というのが彼の主張です。ですから、我々は株でも土地でも今のうちに買っておきなさいと。株の場合はデイトレーダーのように何を買うかではなく、いつ買うかが重要です。土地は流動性に欠けるから、やっぱり株かなー、と思ってしまいます。彼の主張は納得するのですが、それにしても、史上最高のタイミング(日経平均8000円)を逸してしまったからなー、いまさらババをつかむのもなーと考えると、ついつい二の足を踏んでしまいます。彼がこの本を書いた時ともちょっと情勢が変わってきてしまいますしね。まあ、大事なのは人任せにするのではなく、自分の決断で運用することなのでしょうね。
2006/09/03
朝から悩んでいます。熟慮の結果、以下の2つに絞りました。下の方がちょっと高いんだけど、最新型で送料無料。下にしようかな、、、という心境です。それにしても楽天って同じ商品の店舗間比較が容易にできるから良いですね。昔なら、とても考えられなかったですからね。
2006/08/27
この本をようやく読みました。著者の新谷先生はテレビで拝見したこともあります。書いている内容は比較的オーソドックスで、要は体に良いことをしなさいということですね。規則正しい生活をお送りなさい、良く噛んで食べなさい、野菜中心の食事をしなさい、酒タバコは良くない、水を良く飲みなさい、とか。面白いなと思ったのは、牛乳を中心とする乳製品はだめといっているのと、マーガリンはダメといっていることかな。もちろん読んで悪い本じゃないし、けなすつもりはないのですが、比較的常識的な内容なのに、よくここまで売れるなーとも思います。鶏と卵ですが、ベストセラーだから売れたのかな。
2006/08/26
やっとみました。これがエピソード4につながるのか、とつじつまがあったことでほっとする反面、つじつまあわせにつきたなーという感じです。エピーソド2と比べてCGの完成度は高く、アナキンがダースベイダーになっていく心境も納得感あり、見ごたえはありましたが、どちらかというとスターウォーズマニア向け、という感じですかね。それにしても、これからスターウォーズを見る子達は、エピソード1から見るのか、それとも、エピソード4からみるのかが、気になって仕方ありません。やっぱりエピソード1からみると、4になっていきなりローテクになってびっくりするのか、など。個人的にはエピソード4から見るのがおすすめかな。やっぱり製作年度順かなと。それにしても、ジョージルーカスのキャラクター戦略には頭がさがるな、と思います。東急ハンズでみたヨーダの模型とかほしくなちゃうからね。
2006/08/20
今の日本は約8割の人がロウアーミドル以下、つまり年収600万円以下なんだそうです。こうしたマジョリティが、もっと快適に暮らすための方策を書いた本です。ありがちな本ですが、大前研一が書いたってことに意味があるのでしょう。半分は納得、半分はそううまくいくかなーというちょっとマユツバで読み終えました。納得したのは、我々がかつてのような総中流という意識を捨てて暮らすべき、という点です。それは、持家が本当に必要か良く考える、車が本当に必要か良く考える、高い教育費を本当にかけるべきか良く考える、という点です。我が家などは、高い住宅ローンを抱えて心はもちろんロウアーミドルなのですが、車は氏のいうとおりあきらめました。高い駐車場代、高い維持費、減価償却費を考えれば年に100万円はかかりますからね、それに見合った利益は享受できないと考えました。一方、まゆつばと考えたのは生活者として、生産者保護・高コスト体質となっているの行政政策の転換を訴えよう、という点です。確かに日本は物価が高く、そのために給与水準が高くてもそれに見合った生活ができないという点はあると思います。しかし、年金生活者を除けば生活者だけで生活している人はなく、生活者=生産者なのですから、この高コスト体質を切り下げれば、我々の所得がもっとへるんですよね、きっと。これこそデフレスパイラルなんじゃないんでしょうか・・・。物価が下がった配意けど我々の給与はもっと下がったなんてことになるんじゃないかな、ってきがしますね。
2006/08/13
6、7月と落日燃ゆ、関が原、と硬派なものが続いたので、気楽に読めるものとして読みました。本当に気楽に、なかなか楽しんで読めます。ちょっと、あるある、と思うような患者が、ちょっと風変わりな精神科医伊良部一郎に受診の際のやりとりが主な内容です。この伊良部一郎みたいな人、ちょっと風変わりなんですけど、実は芯をついてくる人っていますよね、ある意味羨ましいって思っちゃいますよね。この続編、空中ブランコ、もいま楽しく読み始めたところです。
2006/08/06
約1ヶ月かかって、司馬遼太郎の関ヶ原を読破しました。関ヶ原の戦い、約400年前のものとは思えないほどリアルで面白く感激しました。今の我々の生活にも当てはまると思いました。関ヶ原の戦い、結果は皆さんご存知の通り徳川家康が勝利したわけですが、そこにいたるさまざまな駆け引き、舞台裏が大変面白く記載されています。結局は、この戦い、豊臣秀吉の重臣のうち、天下を取るまでの武将と、とったあとの官僚の対立、秀吉の正室と側室の対立を徳川家康が巧みに利用したのが現実です。石田光成、頭は良かったのでしょうが人望がなかった、というのが致命的だったのでしょう。彼の人望のなさゆえに、石田にだけは負けたくない、と東軍につく大名もかなりあったようです。この関ヶ原の戦い、おそるべき情報戦で、各大名が情報収集をいろいろ行ってどちらにつくか最後まで考えていたり、相手の軍勢に対して切り崩しを行ったりと、多くの諜報活動が行われたという点も、非情に面白いです。西軍について関が原に負けて徳川に屈した薩摩(島津)、長州(毛利)に250年後に徳川が滅ぼされる、というのも興味深いですね。長編なので、読むのに時間がかかりますが、必読の本と思いました。
2006/07/29
バーゲンということで、今日はデパートに行きました。あまり、私服にはこだわりがないのですが、さすがに会社のカジュアルフライデーにいつも同じパンツというわけにもいかず、いつもはいているパンツが若干厚手の生地なので、もうちょっと薄めのパンツが欲しい、ということで、ちょっと高いパンツ、定価14000円ほど、30%オフ諸費用コミで11000円ほどのJ PRESSのパンツをかってもらいました。本当はオフプライスにて9000円程度のBrooks Brothersのが良かったんですが希望色のサイズがなく(真っ白のものはあったのですが、怖くてはけないので)、あえなく断念しました。スーツに1万円強しかかけないのに、なぜかカジュアルのほうが高くなってしまっているのも変なのですが・・・。でも、久しぶりに買い物して楽しかったです。
2006/07/17
かなり古い本ですが、2、3週間前の新聞の書評で見て読んでみることにしました。東京裁判でA級戦犯としてただ一人文官から死刑に処せられた広田弘毅についての本です。この本を読むまで、彼はA級戦犯として、第2次世界大戦を引き起こした責任の有る人物、東条英機と同列くらいにしか、考えていませんでした。しかし、この本を読んで、彼がいかに国士としての外交官であったか、戦争回避のためにいかに努力してきたか、そうした事実が残念ながら東京裁判で立証されることなくいわば不当にも死刑となってしまったかがわかりました。かれは、運命のいたずらから、たまたま戦争直前に外務大臣、総理大臣を歴任し、そのために戦犯に問われたわけですが、ネジがちょっとずれれば、他の人物(例えば外務相同期であった吉田茂)であったかもしれないし、もし戦争終了後近衛文麿などが自殺することなければ、彼があたかも文官からの生贄のように死刑に問われることはなかったかもしれません。石屋のせがれとして生まれて総理大臣にまでのぼりつめた部分も含め、彼の生き方、人生観にはなかなか、感動する部分があります。読んでよかったと思います。
2006/07/16
先週始め、会社の研修で、箱根にいってましたので、生き返りの車中で読もうと思って手にした本です。司馬遼太郎ははずかしながらまだ竜馬がゆくにつづく2冊目です。(街道をゆくはのぞいて、あれは紀行ですからね。)秀吉死後、関ヶ原までの徳川家康と石田光成の権力闘争を書いたものですが、いやはやなかなか面白いです!結果は歴史としてもう分かっているわけですが、両者の駆け引きが実に細かく描写されていてとてもリアルです。言ってみれば石田光成が正統派で正義なのですが、秀吉死後、秀吉との約束を半ば反故にして手のひらを返したように天下を取ろうとする徳川家康の術中にハマっていっています。。。
2006/07/02
サッカーワールドカップ、ダメでしたね。それにしても今回は、初戦でつまsずいただけに本当に盛り上らなかった。同じ結果にしても、初戦が対ブラジルで敗退、次がクロアチアで引き分け、最後が天王山オーストラリア戦!!という順序なら全然盛り上り方も違ったのではないのでしょうか?オーストラリア戦の最後の最後で3点入れられた選手は、それこそ日本に帰ってこれないかもしれないですが・・・。さて、今が旬、かつセレソンファンということで、この本を読みました。取り上げられているのは代表チームそのものと、一部の有力選手、ロナウジーニョ、カカ、ロナウドなどです。ロベカルへのインタビューなどもあり、楽しく読めます!日本がこうなったら、あとはブラジルは応援して、連覇を遂げて欲しいと思います!
2006/06/24
学生時代の歴史では、半ば意図的とも思えるのですが、明治維新以降はほとんど授業で行いません。まして戦後なんて皆無でした。走した事情もあり、昭和、特に戦後の歴史はほとんど知識がなかったのですが、この本を読むと、如何に、今の日本のかたちが戦後の占領下以降の政策の影響が強く受けているかが分かります。必読の本と思います。なぜ、日本が戦争に負けておきながら経済的に成功できたかは、やはりアメリカの保護があったからですが、その背景は地理的位置が極めて貴重だった(=ラッキー)だったことが分かります。・冷戦・中国の共産国化・朝鮮戦争もう一つ、戦後の戦争犯罪人の裁判に当たって、天皇を処罰するかのうから大きなイシューだったことが分かります。あと、A級戦犯で逮捕される直前に、東条英機が自殺未遂をしますが、これは多くの国民ががっかりしたそうです。多くの国民を死においやり、「生きて虜囚n辱めを受けず」と、戦陣訓を作成した張本人だったのですから。
2006/06/17
一作目を見ずに、二作目を見てしまったのですが、特段問題ありませんでした。ある小国のお姫様が、王女になるためには1ヶ月以内に結婚しなければならないはめになり、花婿探しを行う、という物語です。途中まで見ると、最後が読めてきますが、まあ読める分だけ安心して見れる映画です。見るとほっとするというか、、、そこがミリオンダラーベイビーとは違いますね。系統としては、ウェザースプーンの出ている弁護士の映画、、、(名前を忘れました)と似ているのですが、そこまでには達していないという感じです。サウンドオブミュージックのジュリーアンドリュースが出ているのは、ちょっとうれしかったです。もうおばあさん役なんですね。時代を感じます。80点くらいかな。
2006/06/15
トムクルーズが出ている、という点を除けば普通の映画ですね。トムクルーズ扮する殺し屋が、タクシー運転手を巻き込みながら一晩に次々に人殺しをしていく、という話です。あまり人物設定に深みもなく、トムクルーズが悪役として挑んだ殺し屋もあまり迫力がないんです。トムクルーズは大好きな俳優なのですが、この役はちょっとあわないですね。白髪にして、メイクも加えて重みを出そうとしても、どうしてもにじみ出てくる渋さがないんですよね。若かりしジャンレノとか、ロバートデニーロなら、もっとうまくやれたのに、と思ってしまいます。平凡な映画ということで、65点位かな。頭も使わなくて良く、いい時間つぶしにはなるという意味で、飛行機の中で見たい映画、といった感じでしょうか?
2006/05/24
雫井さんの小説は「火の粉」に続いて2冊目です。今回は、ある平凡な女子大生が、家に残されていたある教師の日記を読みながら自分の生活とダブらせて成長していく、という物語です。淡々と進んでいく話で、展開も予想できてしまいますが、その分安心して読めるし、読者の期待を裏切らない点がよいと思います。(小説ではないですが、以前日記に書いたミリオンダラーベイビーは期待通りに展開しない点が、見た後にもやもやっとした気持ちが心に残ります)なので、読んだ後にも爽快感があるし、20代前半の若者が日記を通して成長するというすごく良い話で感動します。小説そのものより、特に日記の記述が胸を打つのですが、実はこの一部は教師だった作者の姉の日記から使用している(=実話)点をあとがきから知り、重ねて感動しました。教師って、本当に聖職だと思いましたね。
2006/05/20
小泉首相のもとで現在行われている、経済財政諮問会議をベースとした官邸主導の政策決定システムが成立するにいたるまでの過程を書いた本で、なかなか読み応えあります。この10数年の政治に対する知識が決して深いわけではないので、なかなか頭に入りませんでしたが、面白く読むことができました。この10年の政治の動きが緻密に描かれていて大変勉強になります。現在の政治プロセスに至る過程としてとくに重要なファクターでったのは、1.リクルート事件を契機に、竹下首相のもとで行われる政治改革と中選挙区制度の廃止、小選挙区制殿導入2.橋本首相のもとで行われた政治改革、特に「財政構造改革会議」の発足であったのが分かります。また、小泉首相の行っていること、派閥にとらわれない閣僚の人事権や解散権の行使が、むしろ旧来の自民党のしがらみにとらわれない憲法が認めている内閣総理大臣に対する権力を素直に行使しているだけであることが分かります。面白いのは、現在にいたるまでの過程が、小泉首相の最も嫌う、旧経世会のもとで行われてきたということでした。先日亡くなった松野頼三氏や、経世会とのコンタクトとなった青木氏との関係にも触れていて、現在に至るサイドストーリーも読み応えがあります。
2006/05/14
消費税が内税か外税かって、本当に分かりにくいですよね。さらにこれに定額の割引(定率なら問題ないのですが)がかかるとさらに混乱を極めます。このGWに餃子の王将にいって、餃子定食680円を食べた時、この罠に陥りました。私は、200円割引券を持っていたので、680円が480円になると思ったのです。ところが、会計の段になって、680円は税抜価格で、消費税が5%追加されることが分かりました。これが罠1です。200円割引券は、当然メニュー記載の表示価格に適用されると思いますよね。であれば、(680-200)×1.05=504円になるはずです。しかしそうはなりませんでした。これが罠2です。実際に課されたのは、消費税込の714円から200円引いた514円でした。これって、正確には200円割引になってないですよね。売価の5%消費税が課されるのであれば、商品価格は490円、消費税は24円になっているはずです。したがって200円割引券は、正確には190円割引券と表示すべきだと思いました。おいしい定食を食べさせてもらっているので、10円くらいで細かいことはお店ではいうつもりはないですが、近所の駄菓子屋ではなく大手飲食チェーンなのですから、正確を期してもらいたいですね。
2006/05/06
監督マーティンスコセッシ、主演レオナルドディカプリオの作品です。ハワードヒューズという、石油成金で映画監督兼航空会社社長であった人物の伝記です。予備知識なしに見たのですが、主人公の人物像がつかみにくいこと、伝記だから仕方がないのかもしれないのですがクライマックスに欠けていてあまり面白くありません。20世紀の始めの航空業界の進化の過程がわかるので、好きな方には面白いのですが、ストーリー的には一般受けはしないですね。エンディングもイマイチですし、デカプリオもこの映画ではオスカーは取れなくても仕方がないでしょう。ハリウッドを扱った映画なら、「ハリウッドをやっつけろ」(名前は正確じゃないかもしれません。3年前くらいの映画です。)のほうが面白いし、ディカプリオ&飛行機であれば、「Catch me if you can」(これも実話でした!)のほうが面白いです。マーティンスコセッシ監督は、やはりマフィア映画を撮ってもらったほうがよいでしょう。50点。
2006/05/04
大人になってから野球はあまり見ないのですが、松井秀喜は巨人時代から最も好きな選手でした。振る舞いがスターでファンを大切にするし、いわゆる日本的な好青年と感じていたからです。だから、彼がイチローとは対照的にWBCを辞退したときはちょっと残念でした。さて、この本は、主に2005年シーズンに、本人の個別のコメントを含めた松井の密着記録に、子供時代からの回想を加えたかたちになっており、大リーグファン・松井ファンの方は必見でしょう。私は、それほど松井の成績をフォローしていないため、どこで松井が不振に陥り、何をきっかけに復活にしたのか、具体的に話されても、ややぴんと来ないところがありましたが、それでも楽しめたし、彼がヤンキースで野球を楽しんでいる姿もつたわってきました。読んでいくとわかるのですが、一流選手は、経験や過去のデータをほぼ完璧に頭に蓄積して、次の対戦にしっかり生かしているのが分かります。本当に一打席、一打席の球種や結果を鮮明に覚えている点には驚きましたし、逆にそうでなくてはいかに運動能力が優れていても一流選手にはなれないのだな、と思いました。本当にものすごい記憶力で、忘れっぽい私も見習いたいです。。。
2006/05/03
音羽にある護国寺を散歩していたら、たまたま、ひっそりと立っている「梅謙次郎の墓」がありました。護国寺には、大隈重信や山県有朋の墓があることで有名ですが、彼らの墓が、誇らしげに立っているのに比べ、一般の墓のなかにひっそりとたたずんでいます。はじめ、あまりにひっそりとしているので民商法のあの梅謙次郎かと思いましたが、ネットで調べてみると彼の墓は護国寺にあるとあったので、間違いないでしょう。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E8%AC%99%E6%AC%A1%E9%83%8Eこうしたちょっとした発見ってちょっとうれしいですね。
2006/04/30
ストーリー等の事前知識なしで、アカデミー賞主要4部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞)独占作品ということで、かなり期待してみました。もちろん、クリントイーストウッド。モーガンフリーマンの存在感のある演技は最高で、ストーリーの完成度も高かったです。ボクシングジム経営とトレーナーとして働くクリントイーストウッド、ちょうど自分の抱える有望選手にタイトル戦目前で逃げられたところに現れた、家庭的・金銭的にプアーな女性ボクサー志望者と、チャンビオン獲得に向けて再スタートを切り、関係を深めていくという話です。なかなか家庭環境に恵まれない人が、それをものともせず、サクセスストーリーを実現するという話は見ごたえあるのですが、この映画はそれにとどまりません。(そこで終わっていれば、もっと娯楽っぽくて楽しく見れるのですが・・・どちらかといえば、私はそういう単純な楽しい映画が好きです)なかなか、ストーリーの後半は重いテーマで、尊厳死というテーマが絡んできます。適切な選択肢を提示するのが難しいところですが、苦悩のうえに最後にクリントイーストウッドが一つのオプションを選択するということころで終わるわけです。そういう状況におかれた場合に、社会情勢や倫理観の問題もありますし、本人・家族・関係者にとって最善な選択肢を判断するのは非情に難しいことだと思います。しかし、そういう状況に置かれた当事者がとった選択肢は常に正しかった、という理解をするのがいいのだと思います。完成度としては95点、好みとしては70点くらいですね。単純な楽しい映画がどちらかといえば好きなので。
2006/04/29
生後10ヶ月でセカンドベビーカーを購入しました。明らかに一台目より使いやすいです。・タイヤが大きいせいか、とても押しやすい。・子供が身を乗り出しても、肩からベルトがあるので落ちることなく安心。・ハンドルの位置が高いので、猫背にならなくて良い。・ハンドルの下に隙間があって、押しながら踏み込んだ前足がつっかからない。・こどもの座り心地も良いようで、ベビーカーをおしながら子供を抱っこするようなことにならない。ので、このベビーカー、ちょっと高いのですが、満足しています。一台目は、アップリカで、生後2ヶ月から使えるものでしたが、今思えば、3、4ヶ月まで我慢して、こっちを一台目にしてもよかったかも、と話しています。道で同じメーカーのベビーカーをみると、あれも「マクラーレン」だ、と意識してしまいます。
2006/04/23
福沢諭吉などは、歴史の教科書では慶応義塾の創設者で、明治以降の日本の思想をリードした人物のように書かれていますが、この本ではあまりよく書かれていないですね。幕末に通訳として渡米したら、全く英語ができなくて、全然役に立たなかったので、代わりに津田仙(津田塾創設者の父)その他にやってもらったとか、公費でやたらと洋書を買い付けていたところ明らかに私用のものも含まれていたとか、幕府の公金を約15000ドル着服したとか。結局幕府が丁度よく滅びてしまったのでお咎めなしだったものの、そうでなければ切腹もの(206ページ)だったそうです。福沢諭吉がそこで切腹して後世に名を残していなければ、慶応義塾もなかったでしょうし、今の一万円冊に使用されることもなかったでしょう。本当にちょっとしたタイミングでいろんなことが変わっていくんだなと思いますね。
2006/04/22
幕末の情勢についての対談集です。会話形式で進んでいくので非常に読みやすく、またいわゆる裏話もフンダンに出てくるので楽しく読めました。面白かったのは、坂本竜馬暗殺の黒幕でした。もちろん、倒幕の動きに大きく拍車をかけたのは坂本竜馬が仲介した薩長同盟ですが、竜馬の構想に倒幕はなかったらしいんですね。あくまで徳川は三河は一有力藩主として連合政権の中に入ることを画策していたところ、それを邪魔に思った西郷隆盛が殺したっていうんですね。暗殺の実行者とも言われる見回組の佐々木只三郎とも交流があったという。もちろん真相は闇の中ですが、竜馬暗殺後、薩長の思惑通り倒幕が実現したのは事実ですよね。あと、当時薩長はそれぞれ外国と戦争をしてその力の差を認識するわけですが、丁度南北戦争が終わって大量の銃が余ったところ、アメリカからかなり購入していたと、そしてその武力の差が鳥羽伏見の戦いに結びついたというのですね。世界は不思議なところでつながっていて、タイミングでいろんなことがきまっていくんだな、とつくすく思いましたね。
2006/04/20
久々の更新になってしまいました。というのも、寸暇を惜しんで読書をしていたのです。やっと、この「巨大投資銀行」読み終わりました。一言で言うとこの本は、日本経済の「フォレストガンプ」ですね。80年代からの金融自由化とバブル後に邦銀・生保が苦しむ姿、そしてそこに付け込む外資がかなり丁寧に描かれています。特に自分が社会人として関わったこの10年強は同時代的に本当に読み応えがありました。いろいろありましたよね。長銀、日債銀の破綻(国有化)に始まり大手都銀の合併連捷、生保の破綻や損失先送り商品の流行など。本当に暗い時代で、やっと明るくなってきましたよね。そうした側面が登場人物の業務に絡めて丁寧に物語に盛り込まれています。経済小説がすきなので、作者の黒木亮ももちろん好きでしたが、この本はとくに読み応えがあり、また勉強にもなりました。徳に金融マンは、この本はもちろん黒木亮の小説は是非お勧めです。この本については、またコメントしたいと思います。
2006/04/14
外資系企業で「クビキラー」として恐れられた人が、外資系企業の人事の実態と、自己のポリシーについて語った本です。外資系企業に勤めたことはないのですが、想像していた通りの実態であることが分かりました。私が理解したのは、1.就社ではなく就職であるので、自分の専門分野で成果を出せなかったら辞めるしかない2.会社の利益ではなく、常に自分の利益やポジションを考えるべきで、すばやく仕事をこなしたがために、リストラにあうこともある。3.成果を挙げれば収入はドンドン増える。などの点です。この手の外資万能論は、3、4年前には大きな支持を得たのでしょうが、今景気も回復しつつあるなか、ややトーンダウンしてきていると思います。ただ、私は、やはり日本的人事慣行は、絶対に良くできたシステムだと思いますね。なぜなら、1.我々が働く理由の一つは金であるが、カネが伴わなくてもモチベーションは維持できる。2.短期的利益利益を追うがために長期的利益を失うことがありうる。3.我々は、儒教の影響を受けており、年長の人が上に立ったほうがスムーズに組織が運営できる。4.個人の利益と組織の利益が対立する際、組織の利益を優先するような体系を構築するする必要がある。点で、日本的人事慣行が優れていると思うからです。まあ、公務員のぬるま湯(偏見だったらすいません、言われている情報しか持ち合わせていないので)的体質は改善すべきだとは思いますが。
2006/04/01
楽天ランキング一位のこの商品、試してみましたが、結果は期待に達するものではありませんでした。理由は、1.商品の到着に思いのほか時間がかかった。 通販の場合、購入の意思表示から商品の受領までのタイムラグをいかに短くするかが満足度を高めるようその一つになると思います。この商品の到着には、これまでで最も長い約一週間を要しました。2.商品が小ぶり 実際に商品を見て買うわけではないので、商品の個数でボリュームを推測することとなります。この商品は個数は多いですが商品は、一つ一つの商品はかなり小ぶりです。3.味は十人並み まあ、スーパーの冷凍食品と大差ありません。コストパフォーマンスは決して高くありません。というわけで、決してお勧めはしないですね。楽天ランキング一位ということで試してみる価値はあるかもしれないですが、スーパーで買う商品と大差ないというのが私の感想でした。
2006/03/25
今日、ビックカメラ池袋店にいきました。私が行った目的は、以前購入した家電の修理です。そこは2階の奥まった、別室のようなところにあり、カメラ現像と同じカウンター、別ブースにありました。修理に訪れる方、意外と多いようで、私が並んだ時には一人前にいただけでしたが約10分並び、私の番が終了したときには3組の人がいましたから、約30分並ぶことになるのだと思います。修理って、私の時もそうでしたが、保証書の提示や不具合の説明を要するほか、店員から予想日数の案内等もありますから結構時間かかるんですよね。その間、となりのカメラブースには一人もお客さんはきません。(いまどき、ビックカメラに写真の現像に来る人はそういません)カウンターの女性は何をやっているかというと、不機嫌そうにずっとチラシをあのくりーむいろのビックカメラの袋にのんびりと入れていました。それで修理に来た我々が、そちらでも受け付けてもらえるのかとたずねると、不機嫌そうに「そちらに並んでください」の一言。。。みんな休みのなか、忙しいところきているのです。なんで、目の前でずっと並んでいる客を尻目に、チラシの袋詰めなんて作業を堂々とできるのか、この店員の精神を疑ってしまいました。正直、ビックカメラの店員の教育レベルの低さに閉口してしまい、もう、ここでは買うまいと誓いました。
2006/03/21
ちょっと前のベストセラーのこの本、やっと読みました。読み手のことを良く考えた、すごく読みやすくてよい本です。全ての人が必読すべき本だと思います。読んでなるほど、、、という点が目茶目茶ありました。人のことはともかく、自身に照らして見て、自分の話し方を反省する本ですね。私も自分に、これ当てはまるなーという点がいくつかありました。。。すんだことをいつまでも蒸し返す、低レベルの解釈をする、など。。。「自覚するためのワンポイント」を良く読んで、今後人と話す際に気をつけなければならないと感じました。まだ、読んでない方、是非お勧めします。必ず元は取れる本だと思います。
2006/03/21
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