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2017.03.02
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能登教会にて2月26日、郭 炳憲教会長の離任式が執り行われた。

教区長のあいさつに続き郭教会長が最後の説教をされていかれた。
まず最初に、教会長自らが離任に至るまでの経緯を話された。どこかのブログで書かれていたような本部教会の締め出し圧力の人事ではなく、本部としては能登教会よりも大きな教会人事も提案してくれていたということだ。
徳野会長とも直接に話をし、21日の本部への最終報告その日にも、教区長から電話があり能登と金沢の中間点・ 道の駅「高松」 で直接に遭ってご自身の変わらぬ決意を伝えられたということだった。
また、自分で決められた任地へは「正しいかどうか確かめにいくのだ」とも……。もしも後追い者があれば、訳も分からずついてくれば足手まといだ、とハッキリと明言されていたことも付け加えておく。

さらに、説教では教区長らも前にして三男さんのところへ行かれようとされる説明もされておられた。
荒野40年時代が終わり母子協助時代、そして、2000年からは「父子協助時代」に入った。お父様のみ言にも変化が見られたというものだった。あらかじめ準備されたパワーポイントを用いてのものであった。



さて、教会長の最後の離任式での説教の感想についてだが、これまでブログで書いてきた原理講論(教理)やお父様の独生女についてのみ言を否定する「独生女批判」の矛盾点については触れられなかった。現時点では、私からはみ言葉の認識不足によるとしか言いようはなく、それが理解出来れば必ず教会へ戻って来られる方だと信じている。私との証拠写真も残っていることだし……。




パワーポイントは、三男派が後継者に押し上げようとしての摂理的歴史観のように構築された理論のようだが、40年前に聞いた「勝共理論」の講義が頭に蘇ってきた。まさに、共産主義の「唯物的弁証法」「唯物史観」を思わせるものであった。 三男派のシンクタンクには共産主義者が入っているらしい。



また、最近では、 共産主義者たちのいたずらで 私の手を離れたワシントン・タイムズが再び戻ってきました。これが奇跡でなくて何が奇跡だと言うのでしょうか?

〔「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」、TWJ(2011年1月号より)〕


パワーポイントを要約すれば、「荒野40年路程時代」が終わり「母子協助時代」、そして、「父子協助時代」と摂理的変遷を経てきた。ところが、それの主張するところは、

「父子協助時代」

(否   定)

「母子協助時代」

(否 定 ?)

「荒野40年路程時代」

(▲原理本体論・教材から)

統一原理の「正分合」ではなく、「正反合」の論理展開であった。

アブラハムの象徴献祭でいえば、鳩は裂かなかった格好だ。

ところが、ここでも郭教会長のみ言への認識不足の感を禁じ得ない。私のおぼろげな記憶では、「父子といえども、父親だけでなくそこには母親も入る」といったお父様のみ言があったはずだ。
正分合作用、「母子協助時代」からは母親とアベル・カインが一つとなった合成体がまた別の「対象」となり、さらに、「父子協助時代」は「主体」・父親との関係を結んでいくというのが原理的な思考である。
お母様を否定してのものではない。事実、2000年以降も、お父様はお母様を中心として子女様をアベル・カインの位置で祈祷されたり、また韓国の牧会者をお母様の後ろに立たせての儀式も何度となくされておられた。



これまでも「独生女批判」は「統一原理」の内容を否定するものであることを明らかにした。
今後「独生女批判」をされる方がおられるとすれば、「統一原理」の記述の間違いを指摘したうえで、その論理の展開をされていかれるべきである。
また、一部にその原理講論の不備を語るブログ記事もあるが、統一原理を差し置いての「独生女批判」は一歩も譲ることは出来ない。
そもそも、「原理講論」自体が書かれたその対象は我々のような町中で「出会った人はだれでも」(マタイ22章9節)ではなく、キリスト教伝道を主眼として書かれたものであった。クリスチャンにとっての最大の福音は「イエスキリストの再臨」である。これによって、「終末論」「キリスト論」「再臨論」などでは、キリストの再臨の時と再臨主がどのようにして来られるかを証していた。
現代がまさに「終末」であり、再臨の主が来られるときである。その主は、2000年前のイエス様の時と同じように「肉身」を持って来られる、しかも、お一人ではなくお二人「善の父母」として地上降臨されるというものだ。

ただ残念なことは、このように「原理講論」にも書かれた再臨主「善の父母」の記述を見逃して「独生女は受け入れられない」といっては、他所へ行かれたクリスチャン出身の大先輩の方々がおられたということだ。







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Last updated  2017.10.14 23:08:48
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