PEACH’S ROOM

2007/06/08
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シャーレーポピー
虞美人草



兵少食尽。
漢軍及諸侯兵囲之数重。
夜聞漢軍四面皆楚歌、
項王乃大驚曰、
「漢皆已得楚乎。
是何楚人之多也。」
項王則夜起飲帳中。
有美人、名虞。
常幸従。
駿馬、名騅。
常騎之。
於是項王乃悲歌コウ慨、
自為詩曰、

力抜山兮気蓋世
時不利兮騅不逝
騅不逝兮可奈何
虞兮虞兮奈若何

歌数ケツ美人和之。
項王泣数行下。
左右皆泣、莫能仰視。


参照:I think;therefore I am! 「四面楚歌 項羽本紀第七 史記」



シャーレーポピーと言われるこの花は、
別名虞美人草と呼ばれている。
その謂れは古代中国の話“史記”の中にあり、
項羽と劉邦の最期の戦いの時、
項羽は愛する虞ともに劉邦の大軍に周りを包囲された。
項羽は別れの宴を開いてから最後の出撃をし、
虞も自刃して殉じたが、
彼女の墓に赤い美しい花が咲いた。

また、愚が流した血から咲いたという伝説もあるという。
上記がその四面楚歌で知られる有名な話、
戦場にまで虞を連れて行ったというから、
よほど虞のことを愛していたのだろうな・・・
また、ヨーロッパには、
ポピーは殺された者の流した血から生えるという伝説があるという。
この真紅の花の妖しいまでの美しさ故に、
このような伝説が生まれたのだろう・・・


虞美人草の花言葉は“なぐさめ”“やすらぎ”“もろい熱愛”、
夏目漱石の作品に “虞美人草” (参照: 電子図書館「青空文庫」
今度ゆっくりと読んでみるとするか・・・


* 漢文の中で「コウ」「ケツ」とあるが、変換しても出て来ないし、
 他で見つけたものをコピー・ペーストしても文字化けして使えないので、
 読みをそのままカタカナで表記した。








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Last updated  2007/06/08 01:54:29 AM
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