PEACH’S ROOM

2008/06/21
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黄色の小さい花がポコポコと咲いていた。
上野寺のアサザ


昨日は暑い中、Fさんと一緒に、
吾妻学習センター分館の近くの休耕田に咲く、
黄色くて小さいアサザの花を撮りに行った。
むっとする草いきれの中、
身体中汗ばみながら黙々と撮影、
これから撮影は暑さとの戦いだな・・・
アサザの隣りの休耕地には矢車草やカリフォル二アポピー、
ムシトリナデシコなどの花が咲いていた。

去年咲いた後のこぼれ種が成長して、
花を咲かせたという感じだった。
人の手が入らずとも、毎年花を咲かせるだなんて、
強い花たちだね・・・

午後は1時から用事があるというFさんと別れて、
県立美術館へと行って来た。
“フランス近代絵画のながれ” という企画展をやっていたので、
それが見たかったのだ。
併せて期間限定でレストランもオープンしているという事だったので、
限定の文字に弱い私は、


メニューを見ると、
食事はランチセット1200円かサンドウィッチプレート1000円、
少々高いなと思いつつ、ランチセットを注文した。
ランチは日替わりで、その日は鶏もも肉のカレーソースだった。
外食する時、家で作れるようなメニュー、

鶏もも肉のカレーソースと聞いて、
どんな料理か大体見当が付くので少々がっかり、
でも、プロが作る料理だからと期待して待っていた。
それが次の写真の料理である・・・


サラダはちぎった葉っぱが少し、ご飯は粘り気の少ないパラパラしたご飯・・この2点が不満だった。
昨日食べたランチセット
メインディッシュ・パンorライス・サラダ・ドリンクがセットになっている。
詳しくは こちら


カレーソースはマイルドな味で、殆ど辛みはなく、
チキンは鉄板に並べてオーブンで焼いたものだろう。
添えられていたのは茹でたじゃが芋、
特に味は付けられていなかったので、
カレーソースを付けて食べた。
パンかライスか選べたのだが、
パンの方がとても美味しそうだったので、
そちらを注文すれば良かったと後悔。
ドリンクは何種類かある中でアイスティーを注文、
グラスに注がれた琥珀色の透明な紅茶が見た目も涼しげで、
爽やかなテイストと香りがとても美味しかった。

腹ごしらえした後はいよいよ絵画鑑賞。
今回の企画展は油彩の他にも、エッチングやリトグラフもたくさんあり、
ルノワールやゴッホ、ユトリロ、ミレーの作品が結構あったのだが、
気に入った作品はユーグ・メルルの“姉妹の愛情”、
キース・ヴァン・ドンゲンの“父親の肖像”の2作、
聞いた事がない名前ではあったが、
フランス絵画界では有名な作家なのだろう。

特に印象的だったのは“姉妹の愛情”で、
まだあどけなさが残る女の子の顔はとても暗く、
こちらを見る目は他人に対して心を閉ざしているという感じ、
その女の子の胸で寝ている赤ん坊は、
ぐったりと眉間にしわを寄せながら寝ている・・・
タイトルが“姉妹の愛情”だから、
寝ている赤ん坊が女の子の妹なのだろう。
まだ赤ん坊の妹を面倒を見ないといけない背景には、
暗い家庭の事情があるのではないかと、
妙に気になる作品だった。
常設展は前回見たのと同じでがっかり、
企画が変わる度に常設されている作品も変わると良いのに・・・


竹林の向うに見える緑が美しい・・・
美術館・休憩室  (クリックで拡大)


絵画鑑賞の後は映画鑑賞、
ワーナー・マイカルで、
三谷幸喜監督の映画 “ザ・マジックアワー” を見た。
マジックアワーと言うから、
てっきり手品がテーマの映画だと思ってしまった(汗)
マジックアワーとは昼から夜に移り変わる夕暮れ時のこと、
夕日が美しい時間帯の事だ。
腹を抱えて笑うほどのコメディーではないが、
先の展開が面白いストーリー、
途中で寝てしまったらどうしようかと思っていたが、
寝る事もなく、最後までちゃんと見たのだから、
面白い映画であることには間違いなし。
三谷幸喜監督の作品では“ラヂオの時間”が一番面白かったなぁ・・・


昨日は本当、
久しぶりに抑えている欲望を満たした日だった。
これからまた倹約の日々。
ストイックな毎日に戻るとしよう・・・







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Last updated  2008/06/21 06:41:14 PM
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