Adelaide to Sydney
Adelaide to Sydney
アデレードに戻ってきた私達は、レンタカーを借りて、2週間かけてシドニーへ。
なんとなく体調が悪かった私。
疲れたんだわ～、なんて思いながらドライブを頑張るまるぼぁ氏の横でシートを倒して結構本格的に寝ておりました。
念のため出発前にアデレードで病院に行き、「何ともない」というドクターの言葉を信じた私がバカだった。
あんにゃろぉー。
私は見事にへんちくりんなウィルスに感染しており、扁桃腺が腫れ上がり、2度目の病院で、よぼよぼ先生に「YOU ARE SICK!!!」と叫ばれ、「入院じゃ！入院じゃ！」
私の喉を覗き込む看護士さん達は、腫れ上がった喉に驚いていました。
そんな顔されたらこっちが怖いわ…
元旦から誕生日まで、生まれて初めての入院 in オーストラリア。
はぁー。へこみましたが、看護士さんはみんな優しく、順調に回復。
何よりまるぼぁ氏が居てくれて、本当に安心でした。
まるぼぁ氏、ごめんね。小さな港町、さぞかし暇だったでしょう。
この港チックな写真、まるぼぁ氏が一人で撮ったものです。寂しさが伝わります。
気を取り直して、メルボルンを目指して車を走らせました。
Great Ocean Roadというドライブコースを走り、写真は有名な
「The Twelve Apostles」。12人の使徒という意味です。
現在は波で削られて12個すべてが残ってはいないようです。
250キロメートルに渡る Great Ocean Road 沿いには、
南極海からやってくる波によって作られた独特な形をした岩がたくさん。
あいにくお天気には恵まれなかったものの、
自然の力をまたもらうことが出来、元気が出ました！
毎日、ガイドブックと地図を持って、ドライブを楽しみました。
病み上がりを理由に、助手席で睡魔に勝てない私は、ひどい女です。
スーパーマーケットでフルーツや野菜などを買っては、
ドライブ途中でサンドウィッチを作って休憩したり、
なかなか宿が見つからず、うろうろしたり。
会計係もまるぼぁ氏にまかせ、時計もせず、かなりリラックスしておりました。
こんな私、よく捨てられなかったものです。
一番印象に残っているのが、ファームステイ。
素敵なご夫妻 が出迎えてくれました。
牛がもぉーもぉーと到着した私を凝視し、
すっかり見つめあってしまいました。あら、やだ。
他にお客さんがいなかったので、好きな部屋を！と言ってくださり、
スイートのお部屋に泊まらせていただきました。
バーベキューに夕陽に、牛の遠吠え。温かいひと時でした。
隣家まで車でいったい何分？という場所だけど、
こんな暮らしも素敵だなぁ。
果てしないオーストラリアの大地を走り続け、もうすぐシドニー。
シドニーから少し離れたところにある、ブルーマウンテンへ到着。
目の前に広がる壮大な原生林は、森の海のようでした。
写真は、3つの頂を持つ岩、「Three Sisters」
アボリジニの伝説によると、魔王が美しい3姉妹を襲おうとしたので、
魔術師が娘たちを岩にして隠したが、それを知った魔王が魔術師を
殺したため、岩のまま戻れなくなった、らしい。
観光客も多く、あー、都会へ近づいて来たのね、と感じました。
(12.June.2005)
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