September 6, 2011
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カテゴリ: 気になるTV番組
今日は何日かぶりに、スッキリ晴れた青空になりました
去年のようなしつこい暑さもなく、快適な一日でした。

さて、私の中で内容に対してあれこれ批判があるくせに、結局
のところなんだかんだと視聴している不思議なドラマ
『江~姫たちの戦国』

このドラマは始まったときは、「ちょっとヘンだけど面白いね」 が
世間の声でした。
しかしいつしかそれは、「何? この無茶苦茶な話は?」 という
怒りの声に変わっていました。


世間の声 (=他の方の意見) はあまり見ていないのですが、春
から夏頃の放送を観て落胆またはモヤモヤしたときは、皆さんの
意見を読んで納得&スッキリしていました。

そこで私も、自分の思うところ (=脚本家への文句) を、私が
知る限りでの戦国時代の人々の生き方を背景に思うところを
書いてみようと思いました。
で、その前にまず、少し前の記憶にあるヘンな部分をピックして
みました。


豊臣秀吉の全盛時代。
秀吉が身近にいた千利休や豊臣秀次を死に追いやるとき、
江 は必ず 「私が止めてみせる!」 と宣言した後、いとも簡単に

ていたはずの屋敷の中に入っていました。
女人禁制の高野山でさえ。

お姫様なのに、まるで忍びの者並みの体力と行動。
そしてことごとく失敗! (史実として当然なのだけど)

何かあるといちいち 「私が~~」 と、距離も時間もお構いなしで、

脚本家はどうしてこんな展開とセリフを思いつくのか。

ここまできたかと衝撃的だったのは、江 の夫の秀勝の死因。
朝鮮出兵のとき、秀勝が家臣に切られそうになった朝鮮の
農民をかばって大怪我して、その傷が原因で死に至る。

心優しい大将を描きたかったのか?
でもあの場面なら家臣を一喝してやめさせればOKのこと。
それだけなのに、なんでこんな余計で妙な話をくっつけるのか。

第一、あのとき秀勝の脳裏に 江 の 「戦は嫌」 が響いていたと
したら、秀勝の大将にあるまじき分別のない行動、そして結果、
死因は 江 のせい、となるのだが。

その他この脚本家は、「子ども」 というキーワードを、三姉妹の
会話にいちいち絡めたがる。
しかもその意味は男女の愛の延長で、表現もなんか・・・。

戦国武将が子 (特に男子) をたくさん欲しがったのは、あの
時代に 「より生き延びて家を残す」 ことを考えたから。
しかし特に 江 と 初 の子どもに対する思いは、お家のことは
どこにもない。
自己都合、自分の感情優先のみ。

こういった部分が随所に見られるため、私はこのドラマを、
戦国時代を舞台にした “脚本家の自分語り” 。
そんなふうに思ってしまうのです。

(明日の日記に続きます)





そういえば 『江』 の中で、濃姫は出てこなかったような・・・?







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Last updated  September 7, 2011 10:36:12 AM


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