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2010年01月06日

心のケア

(4)

テーマ：たしかに効く美容法(11)

カテゴリ：なりきりで無理にでも癒される根性が大事

アロマキャンドルとは思えないほどの繊細な構造。美しい炎と優しい香り。カップ入りプルメリアアロマキャンドル(赤)

アロマキャンドルを灯して

ゆったりお風呂タイム

　　　　　昔のお風呂は大忙しだった・・

　　　　　　　お風呂を沸かすのにはまず水を入れて溜めて、

　　　　　　　　　かまどに火を「くべて」、焚く。

　　　　　　　　　　シバをくべる。。変換も出来ない。。古い言葉。。　

　　　　　　　　杉の木がいっぱいの山並みの続く村では、

　　　　　　　　建材、箸材に使った後の残り、

　　　　　　　　軽四トラックの荷台にいっぱいの割り木で三千円から五千円。

　　　　　　　　もちろん昔である、今は輸入品に気圧されて見る影も無い。

　　　　　　　　そこかしこで見られた割り木の山がどこにも見当たらないのである。

　　　　　　　　箸の職人もいなくなった。

　　　　　　　　製材所は次々と閉鎖されていった。

　　　　　　　　ほんの二十年で村は大きく変わった。過疎化である。

　　　　　　　　合併もしてもらえなかった悲しい村だ。。。

　　　　　　　　田んぼは荒れ放題、レンゲ畑が消えて、

　　　　　　　　ミツバチも姿を消した。。。

　　どうもさっきの暗い気持ち引きずってるなぁ。。。

　　　　　　　　お風呂の話に戻ります。

　　　　　　　　杉の木のシバ割りの作業は、小学生の私にも出来た。

　　　　　　　　そう、子供の力でも木目に沿って縦割りが簡単なのです。

　　　　　　　　これが結構好きだった。

　　　　　　　　木をくべる、炎をみつめる、どんどん燃やし続ける。

　　　　　　　　真っ赤な炭を、鉄製の消し炭器に入れる蓋を閉める。

　　　　　　　　自家製の炭がどんどん増える。

　　　　　　　　冬はかまどの中で、豆炭をいこす。。また変換できない。。

　　　　　　　　「いこす」とは、真っ赤になるまで火をつける状態で、

　　　　　　　　　それを、豆炭あんかの中に収めて、丁寧に布にくるんで紐で縛り、

　　　　　　　　家族の寝室のそれぞれの布団の中、足元付近に設置するのである。

　　　　　　　　勿論毎日の作業だ。

　　　　　　　　『豆炭あんか』が無いと足元が冷たくて眠りづらい、

　　　　　　　　昔の家屋は、隙間風が吹き抜ける構造だった。

　　　　　　　　土間が家を貫いて続き、

　　　　　　　　台所も土間、トイレへも土間へ降りていく。

　　　　　　　　風が通り抜ける家なんて、

　　　　　　　　あたりまえの時代だった。

　　　　　　　　いまどきは本当に便利になった。

　　　　　　　　スイッチ一つでお湯が出る。

　　　　　　　　湯船に浸かりながら追い炊きが自分でてきる。

　　　　やっと前の話の続きになる、昔のお風呂は、大家族が次々と入り続けて、

　　　　追い炊き役も必要だったので、急ぎ入り続け、

　　　　次から次へと間を置かずに入り続ける流れ作業だった、

　　　　一家の主婦は、仕舞い湯、余り気持ちのいいものではない。。

　　　　　皆が入った後の汚れた湯にしか入れない。

　　　　　昔はどの家でもそうだったはず。

　　　　　女子衆は後まわし。

　　　　　今は違う。

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　　　　　　一人お湯を真新しく張り、

　　　　　のーんびりと、清潔な湯に、香料に保湿剤まで入れて、

　　　　　自分の為の蝋燭を灯して、

　　　　　気が済むまでゆったりと浸かり続けることが出来る。。。

　　　　　これだけでも、「私は幸せ者です」と感謝しつつ生きなくては、

　　　　　　　。。両面ドブスの天罰が下るのですよっっ。。

　　　　　　　　と、御先祖様方がいっている。

　　　　　思うだけで豊かになる。

　　　　　感謝できると、穏やかに微笑むことが出来る。

　　　　　幸せと不幸せの境目は、心のあり様の境目。

　　　　　　　　不満のネタ探しを止めて、豊かな時代に感謝の合掌。

　　　　　　　　「美人の湯」は、自分の心がけが作る。

　　　　　自分のあたりまえのラインを引き上げてばかりいることを、強欲の罪と呼ぶ。

　　　　　他人のあたりまえのラインをひきさげてばかりいることを、傲慢の罪と呼ぶ。

　　　　　　　　どちらも「地獄落ち」の大罪。