ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 17, 2011
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カテゴリ: 映画、テレビ
「Friend & Foe」 (★★★☆☆ 三つ星)

 来週末のアカデミー賞の候補にもなってて、こちら米国ではお茶の間で話題沸騰の映画、早くもDVD化。
 2004年ごろのハーバード大学。「フェイスブック」誕生秘話及びその後のイザコザなど。

 さすがは起業家だけあって、主人公のひらめきとか感性は鋭いし、提示(プレゼン)能力にも長けてる。決断は早いし、誰を捨てて誰についてくかという人選も迷いがない。そうゆう点で、映画観てて現実社会でいろいろと参考になる点はあった。

 しかし、この映画イマイチ。最初の5分で、「あ、オレこーゆー映画、苦手……」と拒否反応。
 ってゆーか、今をときめく億万長者さまたちの成功物語なんて、自分としてはあんまし興味ないことが改めてわかった。←ひがみ

 親友と思ってたはずの仲間から裏切られ、法的に訴えられたりして、ドラマのネタとしては面白いのだけれど、どうも展開が速すぎて人物描写が浅く、よって登場人物の誰にも感情移入できないまま客観的に映画を観終えてしまった。そもそも金の亡者は人格的に魅力がないということなのか。

 娯楽大作映画を狙い、思いっきり脚色して「謎の美女」キャラを加えても良かったかもしれない。ルパンを惑わす峰不二子みたいな(笑)。
 あるいは、いっそ割り切ってドキュメンタリー風におカタく無機的に仕上げるとか。


 米国人ってば猫も杓子もフェイスブックやってるし、僕もいちおうは使ってるけれど、これを作った人は天才だなーと常日頃感じる。確かによくできてる。
 実名での丁々発止が前提だから「荒らし」や「炎上」の心配もないし、「足跡」みたいな余計な機能もない。何より広告が最小限に抑えられてるのがスゴい。

 ま、匿名で偽りの自分をも演出しながら?自由にだらだら一方的に投稿できるブログもまた楽しいわけだけれど。






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最終更新日  Feb 19, 2011 09:22:34 AM
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