やっと、少し落ち着きました。
今日はなんだか・・・ボーっと過ごしました・・・
・・・・・なんで?
大変だったのです・・・・信じられない日々でした。
6日、私は歌のレッスンに行きました。いつも忙しくてサボリがち。
でも、私たちはコンサートするのです。
毎年一度の小さなコンサート。
それぞれが、ソロ 2、3曲ほど・・・・それから、デュエットも・・・♪
それから、参加したい人達も集まってきます。
ピアノ、バイオリン・・・・歳はそれぞれ・・・若い高校生の出演もあり!
毎回、コンサートの最後は先生のソロです。
今年もそのコンサートに向かって練習が続いています。
一番できていないのは・・わたし・・・
それで、6日に行ったのです。久しぶりに大きな声を出して気持よかった♪
帰りに、夫の病院に入院している義母を訪問しました。
何か欲しい物はない?
ここは温かくて気持がいい、と母。
「よかったですね、元気になったら一緒に散歩しましょうね。
今は桜が満開・・・とっても、きれいですよ。」
「気をつけて帰ってくださいね。」と、母・・・
「はい、おかあさんも頑張って・・・」
・・・・・翌日の7日の夜、
寝ようと思った時・・・もう8日になってた・・・午前12時すぎ。
・・・・・病院から、電話!
はじめは夫の仕事の電話かと思いました。
いえ、いえ、、、
夫のお母さんの急変の知らせでした。
急いで駆けつけました。
おそかった・・・・うそでしょ…って思いました!
「ここは温かくて気持がいい・・・」っておしゃべりが思い出される。
あんなに、声も出ていたのに・・・
翌日7日、夫が行った時も、明治のチョコレートが食べたい・・・って
元気に言っていた・・・そう・・・
その夜、急に・・・・ええ・・ええ???!
ショックで呆然としていました。
・・・・ああ・・・なんとかならないの・・・
・・・・・・・・・・・・・突然やってきたのです。
94歳の私の母が危機を乗り越え、
もっと若い夫のお母さんが亡くなった・・・一つの命が亡くなった・・・
夫はさすが、
すぐに・・・次にするべきことを考えていた・・・
私は立ちつくし、固まって・・・祈ることも忘れていました。
看護婦さんたちにお世話になりました・・と、ようやく言いました。
あれから夢のように日がすぎ、
今日、ようやく現実だったと思えるようになりました。
九州から長男夫婦が帰ってきて、東京から義母のお兄さんが来られて
たった、5人の家族葬でした。
花々に包まれて、お母さんは眠っていました。
花色に染まって・・・顔色、ピンク色。
もう、怖がることはないでしょう・・・
寂しいこともないでしょう・・・
お父さんが亡くなって一人頑張ってこられた。
お母さんらしい最後でした。
苦しむこともなく、私たちに迷惑もかけないで
そーーっと、去って行かれました。
見事な生き様でした。
最後まで、人に頼ることなく去って行かれた・・・
もっと、行けばよかった・・・ごめんなさい・・と言いました。
命のあるものは懸命に生きなきゃならないと思いました。