アトリエmikki

2010年04月12日
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やっと、少し落ち着きました。

今日はなんだか・・・ボーっと過ごしました・・・

・・・・・なんで?

大変だったのです・・・・信じられない日々でした。

6日、私は歌のレッスンに行きました。いつも忙しくてサボリがち。

でも、私たちはコンサートするのです。

毎年一度の小さなコンサート。

それぞれが、ソロ 2、3曲ほど・・・・それから、デュエットも・・・♪

それから、参加したい人達も集まってきます。

ピアノ、バイオリン・・・・歳はそれぞれ・・・若い高校生の出演もあり!

毎回、コンサートの最後は先生のソロです。

今年もそのコンサートに向かって練習が続いています。

一番できていないのは・・わたし・・・

それで、6日に行ったのです。久しぶりに大きな声を出して気持よかった♪

帰りに、夫の病院に入院している義母を訪問しました。

何か欲しい物はない?

ここは温かくて気持がいい、と母。

「よかったですね、元気になったら一緒に散歩しましょうね。

今は桜が満開・・・とっても、きれいですよ。」

「気をつけて帰ってくださいね。」と、母・・・

「はい、おかあさんも頑張って・・・」

・・・・・翌日の7日の夜、

寝ようと思った時・・・もう8日になってた・・・午前12時すぎ。

・・・・・病院から、電話!

はじめは夫の仕事の電話かと思いました。

いえ、いえ、、、

夫のお母さんの急変の知らせでした。

急いで駆けつけました。

おそかった・・・・うそでしょ…って思いました!

「ここは温かくて気持がいい・・・」っておしゃべりが思い出される。

あんなに、声も出ていたのに・・・

翌日7日、夫が行った時も、明治のチョコレートが食べたい・・・って

元気に言っていた・・・そう・・・

その夜、急に・・・・ええ・・ええ???!

ショックで呆然としていました。

・・・・ああ・・・なんとかならないの・・・

・・・・・・・・・・・・・突然やってきたのです。

94歳の私の母が危機を乗り越え、

もっと若い夫のお母さんが亡くなった・・・一つの命が亡くなった・・・

夫はさすが、

すぐに・・・次にするべきことを考えていた・・・

私は立ちつくし、固まって・・・祈ることも忘れていました。

看護婦さんたちにお世話になりました・・と、ようやく言いました。

あれから夢のように日がすぎ、

今日、ようやく現実だったと思えるようになりました。

九州から長男夫婦が帰ってきて、東京から義母のお兄さんが来られて

たった、5人の家族葬でした。

花々に包まれて、お母さんは眠っていました。

花色に染まって・・・顔色、ピンク色。

もう、怖がることはないでしょう・・・

寂しいこともないでしょう・・・

お父さんが亡くなって一人頑張ってこられた。

お母さんらしい最後でした。

苦しむこともなく、私たちに迷惑もかけないで

そーーっと、去って行かれました。

見事な生き様でした。

最後まで、人に頼ることなく去って行かれた・・・

もっと、行けばよかった・・・ごめんなさい・・と言いました。

命のあるものは懸命に生きなきゃならないと思いました。






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Last updated  2010年04月12日 22時33分20秒 コメント(6) | コメントを書く


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