お気軽アート生活

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2024年06月21日
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 大雨の降る中、ロートレック(1864-1901)の内覧会へ足を運びました。




 ギリシア人のコレクターである、フィロス夫妻が20年以上もかけてコツコツ集めた

ロートレックの作品がやってきました。二人は300点以上もコレクションをしていて、今もなお

大好きで止まることなく集めているのだそう。

彼らのコレクションは初めて日本へやってきました。






 時代は世紀末のパリ。ムーラン・ルージュあり、オペラ座ありでフランス文学を少々かじった

私には魅力がいっぱい。そしてロートレックといえば、どうしてもポスターを思い浮かべますが、

フィロスさんたちのコレクションのおかげで、素描をたくさん間近で見ることができました。

彼がどのように感じて、素早くデッサンをしているのだろう。という作者の立場で見ることができました。








カバーになる前の数種類の同じパターンのデッサン。それらと印刷された完成品と見比べることができて

いい勉強になりました。コレクションはこれだけの年月が経っているのにもかかわらず、最高のコンデイションの中で

保存をされているので、素晴らしい作品ばかりです。







 落馬による怪我からでしょうか?13歳と14歳の時に足を骨折したために成長が止まってしまい、杖をついていたとか。 

それでも、馬に対する愛情が垣間見られて、とても迫力がある馬の作品に触れることができました。元々伯爵の長男として育っているので、幼い頃から乗馬の嗜みがあったと思われます。


 パリのモンマルトルを舞台にした華やかな生活が劇場やキャバレーを通して生き生きと描かれています。度がのように、踊り子も描いており、お気にいいりの歌手や女優の作品もたくさんありました。チェコのミュシャのモデルとなっていた、サラ・ベルナールも登場したのには驚きでしたが、同時代のこと。驚くには値しませんが...

 ポスターで用いられているオレンジ色、黒、赤など1880-90年代のジャポニズムの大きな影響を受けていることも忘れてはいけない要素ですね。

日本ファンとして知られているロートレックはサインの代わりに日本風の印鑑を使っていたのが興味深く思えました。わずか37歳で亡くなりますが、生きている間には様々な仕事をこなしていたので、私自身は長生きをした芸術家と思っていましたが、我がこと同じ年齢と知って驚きです。






 このようなロートレックの作品が日本上陸できて、人間のロートレックに数歩も接近したような気になりました。





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最終更新日  2024年06月21日 21時14分47秒


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