プラス君の日記

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新車決定【No3】〈2月11日付日記〉



次の週の日曜日(25日)である。
前週日曜日の夕方、ト○タの営業マンが訪問してきたので『ノ○』と『エ○ティマ』に乗るためカ○ーラ店へ行った。

まずは、『ノ○』に乗る。『ノ○』はワンボックスタイプで運転席が高い。

私:「すごく運転席が高いですね。見晴らしがいいなぁ。」
営業マン:「そうですね。慣れると高い方がいいですよ。長距離ドライブの場合その方が疲れないですから。」
(そのとおりだと思ったが、うちの嫁さんに運転ができるだろうか?)

気になるのはうちの車の駐車場である。
駐車場は自宅マンションの裏側にあるのだが、マンションと駐車場の間に高架のバイパスが通っておりその下に川がながれていて、その川の両側に細い測道が通っている。
駐車場の出入りには、その細い測道を通らなければならない。
新しい車でその細い測道を通ることができるかどうかがポイントなのだ。

試乗車を運転しながら、
私:「駐車場に入るための細い測道が通れるかが問題なんですよ。うちの嫁さんもそこを気にしていて。そこまで乗っていっていいですか?」
営業マン:「そこの道なら私もよく通ってますよ。いいですよ。実際に駐車場に車を入れてみましょう。」
ということで、駐車場まで試乗車を走らせた。

実際、5ナンバーの『○ア』で通ってみると、全く問題なく通り抜けられたし、駐車場に車を入れることもできた。

一旦営業店に戻り、今度は『エ○ティマ』試乗した。

『エ○ティマ』は3ナンバー車なので、『○ア』に比べると車体が大きい。
測道を通る時、少し道幅が細くなっている数カ所は慎重に運転したが、基本的には全く問題なく通り抜けられることが分かった。

私:「思ったより、すんなり通れました。私は大丈夫ですね、全く。 ただ、うちの嫁さんがどうかなぁ」
営業マン:「今度は是非、奥様に乗っていただきたいですね。」

乗り心地も、値段が高いだけあって『エ○ティマ』の方が良かった。
またまた営業店に戻り、今度は具体的な見積もりをしてもらい。
次へ。


次はト○タの『イプ○ム』を見るためト○タのトヨ○ット店を訪問した。
『イプ○ム』は後輩のT君がいいといっていただけでなく、うちの嫁さんも車の雑誌を見ていた時に3ナンバーの割には比較的小さめなので、もし、3ナンバーにするのなら、『イプ○ム』がいいと言っていた車である。

そしてそこは、今乗っている『コ○ナ』の車検などでお世話になったことがあるディーラーである。

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そう言えば、去年の9月にその店で『コ○ナ』の車検をしたとき、『イプ○ム』のパンフレットも貰ってきたのだが、ほとんど買うつもりが無かったので『イプ○ム』詳細内容を把握していなかった。

車検をしたためかその後時々DMが来て、年末に訪問したことがあった。
迎えてくれた営業マンからDMに書いてあった粗品を受け取った時、何の営業活動も仕掛けてこなかったのである。(なんでだろう?)

DMで粗品プレゼントと書いて送ってくるのは、お客さんを店舗に呼び込むためであり、当然来店したお客さんには、乗ってきた車を見て「そろそろ車の買い換えをお考えではないでしょうか?」と営業トークを仕掛けてくるのが当然である。
私もそう来ると思っていたが、その営業マンは何も言ってこない。
つまらないので、私は「今回は車検を通したけど、もう10数年も乗っているので、新車も欲しいんだよね。」と相手の営業マンを誘ってみた。

そこで、「どんな車に興味をお持ちなのですか。展示車もありますし、パンフレットもありますから、なんでもおっしゃってください。」と自分の名刺を渡して自己アピールをするのが普通だと思うのだが、「ありがとうございました。また、よろしくお願いします。」と通り一遍の対応で終わってしまった。

よっぽど、車を買うお金があるように見えなかったんだろうなぁ?(笑)

回想録はここまで。
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店に入っていくと、いかにも体育会系という、がっしりとした体格で頭を短く切った営業マンが出迎えてくれた。
営業マン:「だれが担当させている者はおりますか?」
私:「いや、車検で利用させて貰ったことはありますが、担当の方は分からないなぁ。 ミニバンを検討していて、ニ○サンやホ○ダ、ミ○ビシとか回っているのですよ。 ト○タカ○ーラにも行きましたよ。 『イプ○ム』を見たいのですが…。」
営業マン:「名前が分からないなら結構です。どうぞそちらへ。」
とテーブルにつき、パンフレットを持って来くれた。コーヒーもいただいた。

これまで、いろいろなディーラーを回ってきたが、どこに行ってもコーヒーなどの飲み物を出してくれる。コーヒー好きの私にとってはありがたいことである。

私:「試乗できますか?」
営業マン「できますよ。どうぞ、どうぞ。是非乗ってみてください。」
ということで、『イプ○ム』も試乗した。

この車は3ナンバーなので、『○ア』に比べると幅が広い。
試乗しながら、駐車場の測道のことや、嫁さんが大きな車に不安感を持っていることなど話し、『○ア』『エ○ティマ』の時と同様に駐車場の方に向かった。

『イプ○ム』はこれまでの車に比べると車体が軽く、エンジンは2400CCと大きいため、加速がよくスムーズに走る。
また、形がセダンに近いため運転者の感覚としては、これまで乗っていた車とほとんど違和感なく運転することができた。(この車なら、嫁さんも乗れるかもしれないぁ)
例の測道と駐車場も難なくクリアして店に戻った。

店で詳細な見積もりをしてもらい。
私:「…それで。実際のところ、いくらまで引いてもらえるんですかぁ?」
営業マン:「そうですね。モデルチェンジしたばかりなので、このくらいですね。」
と見積もり書に数字を書いてくれた。

午前中に訪問した『○ア』と比べると割引額が小さい。
私:「そうですか。それでは検討させていただきます。」
と言って店をでた。

…つづく。



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