ぐるめな猫の路地裏

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水の中の小さな太陽

水の中の小さな太陽 Un Peu de soleil dans l’eau froide1971年 フランス

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原作 フランソワーズ・サガン
監督 ジャック・ドレイ
音楽 ミシェル・ルグラン
出演 クローディーヌ・オージェ マルク・ポレル バーバラ・バック ジェラール・ドパルデュー 他


『悲しみよこんにちわ』のフランソワーズ・サガンの原作で『冷たい水の中の小さな太陽』の映画版です。当時、日比谷で観ました。
サガンの作品に出てくるのは、内面的にはさみしさを抱えた傷つきやすい女性ですが
行動は周囲りが驚くほど大胆でクールです。
あの当時、サガンに凝ってずいぶん読んでいたのでこの作品も見に行きました。
愛はたやすく手に入るようで、気が付いたら消えてるものなのでしょうか・・・


ジル(マルク・ポレル)はパリの新聞社に勤めているハンサムな独身男性です。
彼は、アメリカ人モデル(エロイーズ)と同棲していますが、二人の間には出会った頃のような情熱はすでになくなっていました。
すべてに無気力になったジルは、リモージュに住む姉夫婦のところでひと夏を過ごすことにしました。
そんなある日、ジルはパーティでナタリー(クローディーヌ・オージェ)という美しい女性を紹介されひと目で彼女に惹かれてしまいますが・・・・



原作は、サガン独特の愛の形を表現した作品でしたが
当時わたしは原作に少し負けていたかな・・・という印象を持ちました。
でも、今観たら印象も違うかも知れません。
サガンの作品がフランスで映画化されたのはこの作品がはじめてということです。
私はこの映画に関しては別のことに驚いたのですが
なんとあのジェラール・ドパルデューが出演していたのですね。
最近まで彼が出ていたことにまったく気が付きませんでした。 


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