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pomodori_rossi @ はざくら2005さん なかなかウィットに富んだ表現で、唸って…
はざくら2005 @ Re:飛騨高山(08/09) Complete your business っていうのがい…
pomodori_rossi @ 86netさん お久しぶりです。 甘く見ていたら、下り…
86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…
pomodori_rossi @ はざくら2005さん 伊豆半島・河津町の早咲きで有名な河津桜…
2006/08/29
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カテゴリ: 小説の本棚
ゴサインタン

『ゴサインタン』 を読んだ。

その昔、総名主だった豪農・結城家の跡取り・輝和のもとへ、
集団見合いによって、ネパール人の嫁 「カルバナ」 がやってくる。
「淑子」 と名付けられたが、日本になじめないカルバナは、
奇行と不思議な力によって、次第に周りから 「教祖」 に祭り上げられる。
淑子の為すがまま、結城家を没落に導いてしまう輝和 ...


やがて、淑子はそのを徐々に失い、遂には失踪してしまう。
淑子の失踪を 「神の死」 と受け入れる信者たち ...
輝和は、自分を再生に導いてくれた淑子をひとりの人間として、
そして今度こそ、本当の妻として迎えるべく、独り探し求める ...

淑子の足跡を追ってネパールまでやってきた輝和は、
カトマンズから臨む 「ゴサインタン(=神の住まう山)」 を越え、
かつて淑子(カルバナ)が住んでいた村に向かうのだった ...




旧体制=アンシャンレジームに縛られ、変化に順応して、
人生に活路を見い出せなかった男の話というべきか?

正直、読んでいて、輝和の不甲斐なさに憤りを感じた。
文庫本で600頁に及ぶ大作であったが、
輝和が 「淑子」

『弥勒』 → 『ハルモニア』 → 『ゴサインタン』 と、
読んだ順に読了後満足度は下降傾向... 満足度は

来月、WOWOW でドラマ放映される篠田節子原作 『マエストロ』
さて、読むべきか?読まざるべきか?





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Last updated  2006/08/30 02:04:06 AM
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