★★★ 『ソロモンの犬』～道尾秀介

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はざくら２００５ @ Re:飛騨高山(08/09) Complete your business　っていうのがい…

pomodori_rossi @ 86netさんお久しぶりです。甘く見ていたら、下り…

86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…

pomodori_rossi @ はざくら２００５さん伊豆半島・河津町の早咲きで有名な河津桜…

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2007/10/19

一度、ちゃんと話し合うべきなのかもしれない。
この中に、人殺しがいるのかいないのか　．．．

唐突に走り出した犬のリードに引かれて、
幼い少年が交通事故で亡くなってしまう。

雨宿りの喫茶店に偶然集まった4人。
その日、事故を目撃した静は、
現場に居合わせた3人の友人たちにそう切り出した　．．．

　●　●　●

緻密に練り上げられた構成は見事だった

伏線を追ってもう一度読んでも、十分に楽しめそうな一冊だ。

このあたりは伊坂幸太郎のテイストに近いが、
彼の方がややおしゃれで都会的な感じがするだろうか？

終盤ギリギリまで、物語がどう終結するのか全く想像がつかない。
主人公の静の自転車が｢飛んだ｣あたりで、
喫茶店のシーンの意味に直観的に気づいた

｢そう来たか　．．．｣と感心しながら、
｢とすると、犯人は○○しかない　．．．｣と目星がついたのだが、
そこからの謎解きとどんでん返しがまた見事であった