★★☆ 『横道世之介』～吉田修一

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はざくら２００５ @ Re:飛騨高山(08/09) Complete your business　っていうのがい…

pomodori_rossi @ 86netさんお久しぶりです。甘く見ていたら、下り…

86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…

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2011/03/19

ラストエンペラー、ハートカクテル、ねるとんがはやり、
ポパイ、ブルータスが新たな流行を生み出していく。
カセットテープのウォークマンで音楽を聴き、
公衆電話が当たり前の時代．．．

今から約20年前．．．
九州の片田舎から東京の大学に入学した
平成の好色一代男・横道世之介青年の青春ストーリー。

第23回（2010年）柴田錬三郎賞受賞作品。

　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●

『悪人』のインパクトが強烈だったので、
こんな感傷的な青春小説も書くんだなぁ … という感じ。

時折挿入される登場人物たちの現在の暮らしぶり …
多忙や妥協で自分を見失った乾いた生活の描写が
生き生きとしていた昔をノスタルジックに引き立てる。
この過去と現在の対比で味わい深い小説に仕上がっている。

舞台となる東京九段界隈の大学は
作者が通った法政大学にちがいない。
主人公も長崎出身の作者の投影と思われる。

共感できる世代として満足度は ★★ ☆ （星2つ）

　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●

連日の被災報道や日本沈没をも震撼させる原発情報に
気の休まらない日々が続いています。

気を病んでいても何も好転しないので、
平常心を保ち、できる協力をしていきたいと思います。

そして、文字通り、命がけで原発処理に当たる方々に感謝し、

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