胃痩(胃ろう)について

胃ろう 生活でした。
生後6日目に胃痩の手術をうけました。
1年ちょっとの間はチューブの胃痩でした。

最初、胃に穴を開けてそこにチューブをさして・・・
そんな先生からの説明に想像もつかなかった私でした。

胃に穴?

何も分からない私には信じられなかったです。

でも、食道が切れている菜桜にとっては唯一栄養が取れる場所。
食事の場所になる胃痩でした。



11.JPG



ちなみに上に見えるのが菜桜ちゃんの食道ろうです。
唾液や飲んだ物はそこから出てきます。



ガーゼをするとこのような感じになります。


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1年と少し経ってから胃痩もボタンがあると聞きました。
先生にお願いをしてボタンに変更。
ボタンになる事で服も選ぶ範囲が増えてきます(*^^*)

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とても簡単で本当に嬉しかったです。

しかし!!

段々とハイハイし始めると胃痩は押されたり、グリグリと動くのか?
漏れとの戦いでした。

気づけばお腹の周りがビッショリ。
寝ながら注入中盛れて布団がビッショリ・・

“胃痩”を検索してみたけれどここまで漏れのひどい人はいなく
どうして?なんで?と泣きながら交換してた毎日でした。

胃痩がなくなって欲しい・・・それだけを願ってましたねぇ。


根治手術も終えて胃痩がなくなった時本当に嬉しかったです。
お腹がスッキリ。
何もついていない!!
ズボンも気にせずはける、漏れの心配はない!!

これが普通なんだぁ~ってかなり嬉しかったのも今でも覚えています。


2006_08120025.JPG



●ちなみに、菜桜ちゃん、臍ヘルニア(出べそ)もあり一緒に治してもらいました。


2006_08120053.JPG


何も体についていない、穴がないってどんなに嬉しい事か・・・
少しでもわかってもらえたら嬉しいです。


※最初に写真を載せるに抵抗がありましたが、菜桜がこうやって生きてきた事、胃痩について知らない人にわかってもらいたく載せました。


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