Izzyluvさん

こんばんは!期末進行、いかがですか?お忙しいと思いますが、終わったらぜひ一度ご一緒に、パーッとやらせていただきたいです。

>確かにどっちでも通用するけど、私自身は広告とPRをいちいち分ける必要があるのか?っていつも思うんですよね。目標は一つ、Communicateすることであって、PRも広告も手段に過ぎないと思ってますから・・・ 

全面的に賛成です。アメリカに来た頃は私も、なんせ日本の業界の混沌に嫌気がさしていて「広報の勉強がしたい、広告とは違うのよ!!」なんてキリキリに思っておりましたから、違いを探し求めていましたけど、足らずながらもいろいろ読んだり聞いたりして落ち着いてくるにしたがって、“全部ひっくるめて総合的に戦略を考える。組み合わせて実践しなくちゃ、効果は得られない”と確信しはじめています。広告やるために広告をやるわけじゃないし、広報やるために広報をやるんじゃないですものね。どちらも良い(何が良いんだ、っていうつっこみはナシってことで(苦笑))コミュニケーションを確立するための手段なわけですから。 (April 21, 2004 01:54:20 PM)

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April 19, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
007の『Tomorrow Never Die』では、2時間数十分の映画の間に実に100種類もの商品が広告目的でスクリーン上に登場するそうだ。

007豆知識みたいな話だけど、これは鮭教授のIssue Managementのクラスの中で、れっきとした関連事例として教授が話したもの。映画やドラマなどのエンターティンメントの中で、こういった手法の広告(Product Placement)がどのように行われているのか、についてが今日のテーマ。Issue Managementのクラスなので、Product Placement同様に、映画やドラマの中でどのようにIssue Placementが行われているかが、このテーマをクラスで取り上げる目的だ。

ヨーロッパの状況についてはわからないのだが、アメリカのハリウッド映画やTVドラマでは、この手法がよく用いられている。たとえば、人気TVドラマ「ER」でHepatitis C(C型肺炎だと思う)が扱われたのは、この病気に対する一般の正しい認知度をあげるため、Centers for Disease Control and Prevention(CDC・疫病対策センター)が音頭をとって有識者やエンターティンメント産業の人を一緒にした委員会を作り、TVネットワーク局やドラマ制作側に働きかけ協力して、Hepatitis Cを盛り込んだストーリーを仕上げたそうだ。

CDCのこの委員会は他の人気ドラマにも働きかけ同様の手法で心臓病やHIVをストーリーに盛り込むことが実現している。ちなみに鮭教授はこの委員会を率いたらしい。へぇ~。偉い人だとは知っていたが、国家組織の仕事もしてたとは・・・鮭教授なんてアダナを付けて呼んでる場合じゃないかも。

同様の戦略で、HMO(健康保険団体)がハリウッドに働きかけてできたのが、デンゼル・ワシントンの主演作『John Q』だとも聞いたことがある。

アメリカ議会の場合はもっと強硬な手段を講じ、アンチ・ドラッグと若年のアンチ・アルコールキャンペーンの一環として、ネットワーク・ケーブルTVに1billion (今日の相場だと108億円くらい?)払って視聴者の多い時間帯の広告枠で啓蒙広告を流す、もしくはドラマなどの中で啓蒙的なトピックを盛り込むという法令を作った。

確かにゴールデンタイムに、アンチ・ドラッグやアンチ・アルコールなどのTV広告を結構頻繁に見かける。しかもとっても良くできた広告だから思わず見入ってしまう。

この“Entertainment Education”というのは、多くの人に到達できて、しかも効果的にトピックを伝達できるから有力な手法であると同時に、その強力な影響力ゆえに、恐ろしい戦術でもある。特に議会や政府の機関がメディアと組んで何かプロモーションをするというのは、手放しでOKと言える話ではない、と鮭教授は指摘していた。そりゃぁ、そうだ。

アフガン派兵以降、政府の高官やらラムスフィールド国防長官がハリウッドへ足を運び、戦争に関する映画や軍隊を映画に登場させるなら撮影協力をするよと、ハリウッドに売込みをしたというニュースが流れていたものだが、結局はこのIssue Placement、Entertainment Educationを狙ったものだ。もっと悪い奴が出てきて(現状より悪い奴がいるのかどうか疑問だけど)、プロパガンダの手法としてこのやり方を盛大に利用したら、その影響力ゆえに簡単に一般大衆をコントロールできてしまう可能性大。



PRをやる人間が倫理観を持っていなければ、いくらでもプロパガンダをやれてしまう。なぜならプロパガンダの戦術はPRの手法と酷似しているからだ。

Issue Managementのクラスで学ぶトピックは、いつも私にその事実をつきつけてくるような気がする。





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最終更新日  April 20, 2004 02:18:14 PM
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Re:OO7トリビアじゃないんだけどさ-Product and Issue Placement(04/19)  
QT-hitomi  さん
う~ん、とっても為になりました!
TVとか映画とか雑誌にしても、必ず陰で動いているものってあるよね。
時々それが、あからさま過ぎて鼻持ちならないって感じる時もあるけど(笑)
又色々勉強させて下さいね♪
(April 21, 2004 02:42:32 AM)

Re:OO7トリビアじゃないんだけどさ-Product and Issue Placement(04/19)  
Izzyluv  さん
Product Placementといえば、鮭先生のPet theoryだからねぇ。おととしぐらいからずっとやってるもの。Product Placementはいろんな見方ができて、広告やってる人間はこれを広告手法の一つだと主張するし、PRやってる人間はこれはPRだって言い切ります。確かにどっちでも通用するけど、私自身は広告とPRをいちいち分ける必要があるのか?っていつも思うんですよね。目標は一つ、Communicateすることであって、PRも広告も手段に過ぎないと思ってますから・・・ ってみのむしPupaさんどう思います?どうもAcademiaではPRの人間も広告の人間もこの二つを分けたがるというか、両方やってる私みたいな人間を怪訝な目で見る傾向があります。実社会では両方やるんだから、分けるなんて無意味だ!っていってもわかってくれないのよね、大多数の頭でっかち(失礼)な教授たちは・・・なんて人の掲示板でぐちってしまいました。失礼。 (April 21, 2004 02:55:28 AM)

Re[1]:OO7トリビアじゃないんだけどさ-Product and Issue Placement(04/19)  
QT-hitomiさん
今日もお越しいただいてありがとうございます!ネットって素敵ですね(今更関心)私もQT-hitomiさんのところへ日参しながら、まるでプエルトリコへ毎日遊びに行っている気分です。

>TVとか映画とか雑誌にしても、必ず陰で動いているものってあるよね。

客観的にはおもしろいですよねぇ。アメリカも中南米もソープオペラ(*ご存じない方に注:日本でいう所謂昼メロのことです。すごい名前ですが)が変わらず人気がありますでしょう。なんでもこの同じIssue Placementの手法をCDCはソープオペラとも組んでやってかなり成功をおさめたのだとか。ターゲット視聴者の大部分が奥様・お母様たちと、家庭の医療関係の中心人物となれば、効果絶大ということらしいですね。それにしても、どんなストーリーだったのか興味津々です。あれ、見てると仰々しさがおかしくってハマッちゃうんですよね。プエルトリコもソープオペラ人気がありますか? (April 21, 2004 01:34:09 PM)

Re[1]:OO7トリビアじゃないんだけどさ-Product and Issue Placement(04/19)  

Re[1]:OO7トリビアじゃないんだけどさ-Product and Issue Placement(04/19)  
Izzyluvさんのお返事の続きです


>どうもAcademiaではPRの人間も広告の人間もこの二つを分けたがるというか、両方やってる私みたいな人間を怪訝な目で見る傾向があります。

やっぱりそうなんですねぇ(溜息)。2年前、初めてW教授と話した時に「広告と広報は、その哲学が違うわね」と仰っていて感激したことがありました。哲学は違う、でも現実社会では、どちらも使っていかなくちゃ組めないじゃないですか。まだまだ不勉強なんですが、そういう意味で広報だけでなく、IMCも、その系列にくるんでしょうか、Social Marketingも必要な知識だと思っているんですよね。目的を達成するためのコミュニケーション手法として。

日本みたいにぐっちゃぐちゃにされてるってのも、どうにも困りますが、だからと言って分けたからってうまくいかないですよぉ。たとえば企業の中に広報部と広告部とコミュニティ・リレーションズ部とマーケティング部が並列してバラバラに仕事してたら、いいコミュニケーションなんか組めるわけないと思います。

…ってこの話、やりはじめると盛り上がっちゃいますね。ぜひまた、やりましょう!!不勉強太郎の私は、しばしばかなりいい加減な理解で書いてますんで、つっこみ入れていただけると勉強になって助かるのです。 (April 21, 2004 01:55:08 PM)

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