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夢は永遠に生き続ける
『ドリームガールズ』
2006年 アメリカ
監督・脚本・・・ビル・コンドン
製作・・・ローレンス・マーク
製作総指揮・・・パトリシア・ウィッチャー
原作・・・トム・アイン
音楽・・・ハーヴィー・メイソン・Jr 、 デイモン・トーマス
出演・・・ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ、ダニー・グローヴァー、アニカ・ノニ・ローズ、ジェニファー・ハドソン、ジョン・リスゴー 他
【STORY】
1962年デトロイト。エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)のコーラストリオ“ドリーメッツ”は、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。
そんな彼女たちを、カーティス(ジェイミー・フォックス)という男が目を付けた。やがて、デトロイトで抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスを務めることに。
そんな3人はカーティスをプロデューサーに、 “ザ・ドリームズ” としてデビューを飾る。
彼女達は次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすが・・・。
「25年前のブロードウェイ、毎夜スタンディング・オベーションによる喝采を浴びた伝説のミュージカル。
その後も日本を含む世界各国で上演され82年にはトニー賞の13部門ノミネート、6部門受賞となる快挙を成し遂げた。
そして2007年、ハリウッド屈指のスタッフ&キャストにより、遂にスクリーンに甦る。」
↑のうたい文句に、これは最初から~期待してました。
はいっ 期待通りでした。
素晴らしい曲の数々~じっとして観てはいられない~。ついつい体が動いてしまう・・・
そんな映画でした。
ミュージカル・・・ではないんですよね。
本物のミュージカルではないので、感情を全て歌で表す訳ではなく~お芝居の中に、歌がある。
だから観やすいし~ミュージカルが苦手な人も、入りやすいのではないかな?
主演はビヨンセ?
それともジェイミー・フォックス?
やっぱりビヨンセかなぁ~ 別に悩まなくてもいいんですけど・・・(笑)
ビヨンセは凄かった!なにが凄いって~ビヨンセ・オーラがないんですもの。。。
彼女はオーラを消す為に努力したみたいで(笑)
歌の部分も有名になる前の部分では~自分の声の一部分しか使わず(!それでも凄かったよ~)、モデルのようなルックスも控えめにして臨んだそう。
そのうえ、その頃のドレスが似合うよう、10キロも体重を落として・・・
スポットライトを浴びる前の~普通の女の子をちゃんと演じてました。
ジェ二ファー・ハドソンばかりが脚光を浴びてるけど~ 私はビヨンセがビヨンセらしくないことを評価したいなぁ~
演技も自然でよかった。
ジェイミー・フォックスは~音楽の面でも有名だけど~
今回は逆に歌の方は、控えめに徹して・・・演技で勝負してます。
表情をあまり変えない人なので~何を企んで(?)いるのか分からない・・・そんなトコがよかったかな?
逆にびっくりするくらい、歌が上手かったエディ・マーフィ・・
誰も、彼がここまで歌えるとは思わなかったようですね~
ジェームス・アーリーの役を、自分のものにしてました。パフォーマンスが素晴らしい!
ジェニファー・ハドソンは~もう、なんて言うか~
凄すぎ!ってカンジです。
彼女の歌声には、それこそ「ソウル」。「魂」が感じられて~
新人といっても、ずっと歌ってきた人ですから・・・歌が素晴らしいのは納得だけど
演技も上手かったですね~
いろんな賞にノミネートされるのも納得です。
容姿で役を決められたり、才能があっても~生かす機会が与えられない・・・そういうことは どこの世界でもあることで・・・
それであきらめてしまうか~それでも負けないか・・・・
そこが夢を叶えることの第一歩なんですよね。
「ドリームガールズ」は~歌えるビヨンセや、ジェイミー・フォックスが抑えて・・・
助演であるはずの人達に、光を当てた作品だったのですね。
作り手さんの意図はわからないけれど・・・
私は~そこに「夢を持ち続けることの大切さ」をひしひしと感じました。
頭の中では~
♪ワンナイト~オンリー~♪ワンナイト~オンリー~~~♪って流れ続けてます~~~
マリー的星評価・・・★★★+0,8 極上のエンターテインメント!
そうそう~幼い頃のマイケル・ジャクソンがモデルであろう~グループのボーカルの男の子・・・可愛くて、上手かった。マイケルもあんな「普通」の頃があったなぁ~っ(笑)
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