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◇１月～４月

2009年01月10日

　　　　　　　　　　　かつて、本気で世界を変えようとした男がいた。

『チェ 28歳の革命』

監督・脚本・・・スティーヴン・ソダーバーグ
出演・・・ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、サンティアゴ・カブレラ、ウラジミール・クルス、エルビラ・ミンゲス、ジュリア・オーモンド、ホルヘ・ペルゴリア、エドガー・ラミレス、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ、ウナクス・ウガルデ　他

　　　　　　　　　　　　　　　【解説】

“20世紀最大のゲリラ”や“赤いキリスト”と称され、TシャツからPOPアイコンまで、いまなお語り続けられているチェ・ゲバラ。
医者として旅をしながら貧者を助けようとしたチェ・ゲバラは、フィデル・カストロとの運命的な出会いによって、自らの人生の矛先を変える。それは、独裁政権の国・キューバを革命するという、無謀な闘い。
28歳の若さでキューバ革命に着手し、それを成し遂げるまでを描いた真実の物語。
第61回カンヌ国際映画祭正式出品作品。

　　　　　　　　　　　　　　　【STORY】

1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のエルネスト＜チェ＞・ゲバラ（ベニチオ・デル・トロ）は、放浪中のメキシコでフィデル・カストロ（デミアン・ビチル）と運命的な出会いを果たす。
キューバの革命を画策するカストロに共感を覚えたチェは、わずか82人で海を渡り、キューバ政府軍と戦うというカストロの作戦に同意し、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。
チェという愛称で呼ばれ、軍医としてゲリラ戦に参加したチェ・ゲバラは、女性と子供には愛情を持って接するのだった……。

私にとって、本年１作目・・・記念すべき映画は、ジョニー・デップが敬愛してやまないチェ。。。

チェに関して全く知識がなかった私が、彼を認識したのは～ジョニー。
ジョニーは彼の顔がデザインされたアクセサリーを身に着けていたり、彼のTシャツを着ていたりした。

誰だろう？と思って興味を持ったけれど～詳しくは分からなかった。

そんなある日、ガエル君が若きチェに扮する『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観て
彼の生い立ちや、何故彼が革命家として生きることになったのかの元を知った。

そして・・・今日　（試写会で観れなかったリベンジ。）

まるでドキュメンタリー映画のようでした。
革命を成し遂げるまでと、彼が革命後に国連総会に出席し、演説を行ったシーンが交互に映し出される。
現在の演説シーンはモノクロで、過去のシーンはカラーで・・・

ほとんどストーリーらしきものはなく、森の中を進軍しながら、敵（政府軍）と闘う。
闘って闘って、勝ち進んでゆく・・・そして遂に市街地の決戦へ・・・

単調といえば、本当に単調で・・・
私、病み上がり第一作品としては失敗だったなぁ。
予期せぬ睡魔が～～～　しくしく・・・

ジョニーが大好きなチェ♪　絶対眠ってはいけないの！と言い聞かせていたにも関わらず
気づいてみたら、チェが腕にギプスしてた。ショック！！　どうしたの？？？（ここって重要？誰か教えて下さい・・・）
ギプスの中が痒くて、ペンで掻いてるシーンに笑った。
そうそう、アレは痒いんだよね・・・

ほとんど全編戦闘シーンなのだけど、その渇いた銃の音“パンっ！パ・パンっっ！”って妙に軽い音。
その音で、バタバタと人が倒れていくのが段々苦しくもなった。

“革命”というものは、ほとんどが“戦闘”
説明はなくてもはっきりと伝わってきた・・・

デルトロさんは、素晴らしかったな～。
本当にチェに成りきってたわ。
よくは知らないけど（知らないのに言う）、仕草とかも似てるんじゃないかな～。立ち方とか歩き方とか
なんかそんな気がする・・・
カンヌ映画祭男優賞を受賞～も納得。

ショックだったのは、とっても楽しみにしていたはずのロドリゴ・サントロ。。。
彼が出ていることを忘れていて（やっぱり病み上がりだ！）彼だという認識なしに観ていたコト。
いいオトコがいるな～素敵だな～と思いながら、すっかり忘れてました。

もう一人、エドガー・ラミレスも好きなのに、「ど・どれ？」状態・・・

あ～～もう！　２００９年、しょっぱなからイケメン・ハンター失格だわ。。。

後編は、そこのところも踏まえて～もっとしっかり観ます！！

今年もこんなミーハー・レビューで　ごめんなさい。。。

マリー的お気に入り度　・・・　★★★★★★★★＋半

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