生活と食料品

  日本の100円均一ショップ(ダイソー)があった!
             (2003年11月14日の日記より)

ボストンにいる頃、ニューヨークにはたくさん1ドルショップがある(ボストンにもへんぴな所にたまにあった)のが羨ましかった。でもアメリカの1ドルショップで売ってる物は 日本の100均ショップより品質が悪い。確かにちょっと粗悪なものを安く売っている感がいなめなかった。野菜の皮むきをかったら 全くきれなかったし。。それでも 普通のスーパーで買うと3ドルするスプレー洗剤が1ドルだったりして便利だなあと思ってた。


 ところが 


最寄の地下鉄駅のすぐ近くを通りかかった時に 和食器が売ってる店があるような気がして、ある日はいってみた。そしたらなんと日本の100均ショップじゃないですかあ。。。基本は99セント、でも和食器とか 籐のバスケットなどは1.49ドル、そして 愛するくまのプーさんグッズとかスヌーピーは1.99ドル(それでも売れるからでしょう) といった値付けです。 びっくりしました。 でも壁に貼りつけるフックとか、突っぱり棒、S字フックなどが99セントで手に入り、引越直後の私には嬉しい限り。そこは最近オープンしたばかりのようです。

私の住んでる地区は比較的治安がいいので 日本人も多いはず(あんまり見かけないけど、それはあんまり外出してないからか。。ぶぶっ)なので ここに100均ショップなのかなと思ったのですが、客層は本当にいろいろ。白人も含めて外国人だらけです。日本人かな?って思うと中国語とか韓国語が聞こえてくるし。ターゲットは日本人ってわけじゃないみたい。そしていつも込んでる。 うちの旦那が行った時もすごい込んでたけど 日本人らしき人はいなかったって。 お店の人も日本人の若い女の子を何回かみかけましたが、レジも現地の人って感じ。 

普通 アメリカに輸入されてる食品には、英語で成分とかカロリーが細かく書かれています。(法律で義務付けられてるはず)でも100均ショップは何も貼ってない! 食料じゃなければ英語の説明がなくても全然OKという法律なのかな? ちょっとだけ不思議でした。うちのアパートの管理事務所の人がやっぱりそこに行った事があって、日本語しか書いてないので何の商品かよくわからないのもあるって言ってたし。。 でも 100均グッズのパッケージの裏とかに イラスト入りで使い方とか書いてあったりするから 日本語がわからなくてもだいたい大丈夫なんだろうなあ。。

さらに しっかりしてるのが現金しか使えない事。アメリカは本当にカード社会です。東海岸ではマクドナルドなどのファーストフードはカード使えませんが(ロサンゼルスではファーストフードでも使えるお店もあるみたいです)スターバックスのコーヒー2ドルでもカードで払えるお国柄。(そんなもん 現金で払えといわれそうですが たまにね、持ち合わせがない時があるんですよ。涙 -_-;;) そんなアメリカで CASH ONLY と入り口のドアに大きく張り紙がしてあるのは強気だなあと思いました。。売店ならまだしも、結構まとめて買ってく人もいるし、お店も結構広いし、あの規模ならカードOKでもいいんじゃないかっていう感じの立派なお店なんですよ。

さらに返品のポリシーも NO REFUND (返金はしません) と強気な張り紙。お店の人に聞いたら 買って3日以内だったら お店の他のものと 交換ならするとのこと! 普通14日とか 21日以内だったら 返品は全然OKって感じのアメリカで結構強気だよなあと思いました。。

でもねー 本当にこっちの1ドルショップと比べたら 品質すごいいいから それでも売れると思う。あれはすごい儲かると思います。さすが日本企業。。でも100均グッズだって 人件費の安い他の国の工場で生産してるんですよね。でも品質がいいのって、日本の企業の工場管理が行き届いてるってことなんでしょうね。。これ NY以外の街にいっても絶対繁盛しそう。 うーん やっぱり 儲かりそうなものに目をつけて自分でビジネスするって素晴らしいなあ。。うーん悲しいが 全然商才のなさそうな 旦那と私でした。





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