Qちゃん先生の子育てのヒント

がっこう百科

とてもぶ厚い本なので、興味のあるところから読むといいでしょう。
学校現場の本音、生々しい実態、対応策、裏情報。
全国の現役教員9人によって書かれたコラムのような読み物です。

最初にこうあります。
入学までに「自分の名前がひらがなで読めるようにしておいてね、
というのが学校の要求です。自分の靴箱や机、ロッカーが判別できるように
というのがその理由。だから、書けなくてもいいんです（建前では）。

どうです！？建前では、とあります。（コワイ）
続きはぜひ本をご覧になってください。
ほかにも、鉛筆の名前の書き方は参考になります（P.52）。
一番わかりやすく、とれにくい名前のつけ方。
油性マーカーで書いても、いつの間にか消えてきちゃうんですよね。
この名前の書き方は、なるほど、と思いました！

ひらがな手作り練習用紙の見本は、使えます（P.53）！
なるほど～、こうすれば子どもは楽になぞられるんだ～。
今まで間違ったやり方をしていたかもしれません。
目からウロコです！

連絡帳の書き方（親からの連絡）はためになります（P.296）。
先生も人間です。
相手によりよく快く読んでもらうには．．．？
連絡は3行以内、依頼・質問・苦言は5行程度、だそうです（笑）。
それ以上は手紙にしたほうがよい、と薦められています。

手紙の『書き方』や『渡し方』もわかりやすく書かれていて、役に立ちます。
まあ、社会的常識のある人なら、教えられなくてもちゃんとできると
思いますが．．．

各学年の学習の目安もあります。
小学生ママなら、身近なことばかりで、興味深く読める本だと思います。
入学準備にも最適です。