Qちゃん先生の子育てのヒント

視力低下を防ぐ方法

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視力低下を防ぐ方法


2007年4月下旬のことでした。
息子(小2)が学校から持ち帰った視力検査の結果。
右眼 0.3~0.6 左眼 0.7~0.9


なるべく早く眼科を受診して精密検査及び治療を受けてください、だって。
ア、アンタ!! 視力落ちてんじゃないのーーーーーーーー!
しばらく立ち直れませんでした。
当時、歯科矯正にも通っていました。
キーーーーーーッとなっているところへ、またキーーーーーーッ追加。
(もう歯ボロボロ)


目が悪くなった原因はわかっています!!
うちには、ゲーム機はありません。
そう、ケーブルテレビ!


わが家にケーブルテレビを導入してから、ニコロデオンにはまっちゃって。
スポンジボブやフェアリーペアレンツなどを日本語で(ケッ!!)見ます。
ほっておいたら、一日中見るかもしれません。


生まれてから今まで、英語のDVDを一日30分程度見せるくらいで、
テレビはあまり見せず(あのNHK『えいごであそぼ』さえ)にいました。
「ドラエモン」が見たいと言っても、「ダメ!!」。
「ポケットモンスター」が見たいと言っても、「ダメ!!くだらない!!」。
夕方は英語CDのかけ流し時間確保で、テレビなんて見せるヒマがありません。


きっと「テレビ禁止」という宣言に、ストレスがたまっていたのですね。
小学生になって、なるべく放課後を学童で過ごさせるようにしてきたのですが、
私の仕事の都合で、一人で3時過ぎに帰宅することも。
そして私が階下で仕事中に、ずっとテレビを見るようになったのです。
それも、私にナイショで。


「テレビから離れて」と言っても、いつの間にかスリスリ前へ。
目を離しているうちに、かぶりつきで見ていたこともありました。
そう、恥ずかしながら、視力低下は長時間のテレビが原因だったのです。


さて、眼科を受診。
着いたらまずは視力検査。
時間がかかる検査でした。
そして、診察室へ。


勉強のしすぎで目が悪くなったのなら仕方がないかもしれませんが、
テレビの見すぎで目が悪くなるなんて、かっこ悪いったら。
でも...通っている眼科医院は、いつも大勢の小学生であふれかえっています。
みんな同じ治療を受けているようです。
みんなテレビの見すぎなのかな...!?


検査を一通り終えて、診察室に入ると、先生が一言。
「近視ではありませんよ。」
えっ!?近視ではないってどういうこと?(私が超近視なので)


小中学生に多くみられる調節緊張による「仮性近視」
だというのです。
人は、 ずっと近くばかり見ていると、それに適応しようとするとのこと。
眼を支える筋肉が緊張し、ぶあつくなってくるのだそうです。


治療には、ワックと言われる機械をのぞきます。
立体画像が映し出されていて、遠のいたり、近くに来たりを凝視するだけ。
ほんの数分で終わります。


初日、息子は「うわーーー!!すごい!!楽しい~!!もう1回やりたい!」
ワックをめちゃくちゃ気に入った様子でした。
私も見せてもらいましたが、確かにジオラマみたいでおもしろい。
でも、これから毎回ほとんど同じジオラマなんだよ~。


緊張を緩めるいう目薬も、寝る前にさすことになりました。
治療は、週1回通院の人が多いけれど、まだ治る見込みがあるうちに、
週2、3回くらい来ればいいとのお話でした。


ほっておくと、眼球がラグビーボールのように変形して、
立派な近視になってしまうけれど、ジオプターは右眼が-1.25、左が-1.0。
仮性近視なので、まだ治る見込みがあると。
きちんと治療すれば、メガネやコンタクトが必要なくなるかもしれないと
言われました。


「毎日来ます!!」相変わらず迫力・大声の母(=わたし♪)。
「だって、このままじゃあ、パイロットになれないじゃありませんか!
がっくりですよー。」
先生かたまる。


息子が一言。
「パイロットになんて、なりたくないーーー!!(絶叫)」
あ~あ、そうですかー(恥)。


子どもは、テレビが大好き。
あまり押さえつけすぎるのもためらいます。
「アドバイスをお願いします。」と眼科医にお願いしたら、
1時間見たら、15分休憩
これを守ってください、と言われました。


家庭学習も。
1時間学習したら、15分休憩してください。
遠くを見たりするといいんですね。


週に2~3回通院しています。
早くて1ヶ月。
3ヶ月はみておいてくださいとのことでした。
通常はワックだけで、1回370円。
視力検査と診察は月に1回です。


メガネの苦労は知っているので、なんとか治してやりたい。
それだけです。
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