美容学校・面接→入学


私が美容学校に行く決心をしたのは19の夏でした。
当時、一緒に暮らしていた男があまりにも不甲斐なく「コイツといても私は一生このままだ!こいつはいかん!なんとかせねば!」てことで、念願の美容学校に願書を提出。アパートからも通えたのに、わざわざ引き払い、強引に男との関係を終わらせて学校への意気込みを示したのでした。
入学する為にあったのは面接試験のみ。
行くと、おじいさんと、おばあさん(後の私の担任)と3歳くらいの目つきの悪い男の子(なんで??)が面接官。
おばあさんに「たばこは吸いますか?」と聞かれ「ハイ」と答えた。
面接の質問はこれだけだった。
その直後に、お爺さんと子供が立ち上がり両手でじいさんに握手されて「一緒に頑張りましょう!」と言われ、それが合格の通知だと知ったのはずいぶん後になってからだった・・・・・。(当時は何を??と思っていた。)

私はいわゆる9月に入学する「9月生」だった。
中途半端な時期に入学するため、高校中退者(いや、かく言う私もそうなんだけど・・・・)や、その他もなんだか曰くのありそうなクラスメートが多かった。
入学当時、クラスにはそれでも20人くらいはいたと思う。
下は中学出て間もない16歳から、上は子育ても一段落したおばさんまでさまざま。
年齢的には私はちょうど中間くらいでどちらとも付き合いやすかった。
しかし、1ヶ月目にはすでに5人くらいがやめていたと思う。
私が仲が良かったのは同級生のきくちゃん、そして3つくらい下のみなちゃん、16歳のきよみちゃんなどだった。
私は男と離れる為に寮に入っていたのだが、これがまたすごかった。
詳しくは次のページで・・・・。



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