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地鎮祭

2003年 8月 8日(金)

ようやく購入した土地の区画が確定、入り口までの道路も完成!
末広がりで縁起の良い八の月、八の日、そして 【大安】 ヾ(≧∇≦)〃
予定より1ヶ月遅れで地鎮祭まで漕ぎ着けました。
最近は簡略化で地鎮祭や上棟式をしない方も多いらしいけれど、一生に一度の事だから...
と我が家は行なう事にしたんです。
元々地鎮祭って土地の神様に「ここに家を建てます、よろしくお願いします」っていう挨拶
をするのと同時に、「無事に完成するように見守って下さい」ってお願いする儀式。
自分達がこれから住む家が無事に完成するように、工事関係者から怪我人が出ないように
って安全祈願は気持ち的にやっておきたいかな。大工さんも実施賛成だったから問題無し。

前日から今朝にかけてずーっと雨。雨でもテント張って行なうそうだけど晴れて欲しい。
心配していたけれど、お昼頃にはすっかり止んだ。かなり風は強いけれど青空も見える。
13:30から始める10分前に購入した土地に出かけると関係者の皆さんが着々と準備をしている。
契約したメーカーさんの方に予めある程度の金額を渡してあって、必要な物から準備まで全部
お膳立てしてくれたでラクチン。そうじゃないと何を揃えるのか全然わからないもの。(^^;

土地は南北に長い長方形。この中心よりやや北よりに2m四方に祭場を設け、四隅に斎竹(いみだけ)
と呼ばれる青竹を挿し、1m50cm位の高さに注連縄(しめなわ)を張ります。
注連縄は艮(北東、右奥)から時計回りに張るのだそうです。これに紙垂(しで)を1辺に4垂づつ
付けます。
注連縄を張られた祭場内に祭壇が準備され、神籬(ひもろぎ)と神饌(お供物)、一段下に忌鎌(いみかま)
と忌鋤(いみすき)並べられます。
祭壇の手前、右側の地面に斎砂(いみすな)が盛り上げられて、葦のような草が挿されます。

お供物・・・清酒(1升×2本)、塩、お米
      海の物(するめ2枚、海苔、ひじき)、山の物(キャベツ、にんじん)
      果物(グレープフルーツ×2個)、お菓子(カスタードケーキ、チョコパイetc)

13:30 地鎮祭開始
注連縄の中に施主(銀びー、五号機)、施工者(住宅メーカー社長さん)、工事関係者が入ります。
修祓(しゅばつ)
神主さんが祓詞(はらいことば)を奏上し、大麻(おおぬさ)で祭壇と参列者を祓い清めます。
降神(こうしん)
神籬に神様をお招きする儀式。神主さんの警蹕(けいひつ)を奏上する間、頭を下げて聞きます。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
神主さんが施主の氏名、建築場所や施工会社名を含めた祝詞を奏上して工事中の安全祈願や、
施主の家内安全を祈願します。神様に土地に手を入れる事のお許しをもらうものらしい。
名前を祝詞の独特の節回しで呼ばれると思わず笑っちゃいそうになりますが、ガマン、ガマン...(>_<)
四方祓(しほうばらえ)
神主さんが祭壇に供えてあった塩と砂?なんだか混ざったものを、注連縄の周囲の土地に撒きながら
ぐるっと一周してお清めします。修祓散供っていうらしい。
ここまでは神主さんにお任せ。施主も工事関係者も見てるだけ。(^^)
地鎮の儀(じちんのぎ)
いよいよ自分達も参加する儀式です。設計者と施主と施工者が初めてその土地に手をつける意味で、
一般には設計者が刈初(かりぞめ)、施主が穿初(うがちぞめ)、施工者が鋤入(すきいれ)を行うらしい。
神主さんから忌鎌を受取って施工者(メーカー社長さん)が、斎砂に挿された草を「エイッ、エイッ、エイッ」
と刈り取って忌鎌を神主さんに返す。(結構大きな声で掛け声かけるんですね、ちょっと焦りマス。)
次に銀びーくんが神主さんから忌鍬を受取り、斎砂に「エイッ、エイッ、エイッ」と鍬入れします。
(掛け声が中途半端に情けない声になってるっ!ふきだしかけて必死に堪える!いかん、いかん...)
最後に五号機が神主さんから忌鍬を受取り「エイッ、エイッ、エイッ」と斎砂を穿った3回目に崩し
て忌鍬を神主さんに返します。(声が裏返っちゃいそうでした。かなり恥ずかしい~!o(>_<)o)
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
施主(銀びーくん)→施主(五号機)→施工者代表(社長さん)→参列者(工事関係者の皆さん)という順に、
玉串を祭壇にお供えし、2礼、2拍手、1礼します。その場で聞くお参り方法、緊張して2拍手を危うく
1拍手にしそうになった。最後の1礼の後に神主さん他にも頭下げちゃうし...失敗、失敗。
昇神(しょうしん)
神主さんが祝詞(?)で神様をお見送りします。
直会(なおらい)
神主さんが祭壇に供えていたお神酒を下げて、関係者みんなに少しずつ配り、頂きます。
直会は神様と人が『直(なお)り会(あ)う』という意味で、御霊を身に受けようとするものらしい。
ここで神主さんからの儀式終了の挨拶と共にこんなメッセージを頂きました。
「雨が降り強い風が吹き、穢れは全て清められました。神様の祝福を受けられた事を喜びましょう。」
・・・風が強くて大変だったな~なんて気分だったけど、良い解釈すればこうなるんですねぇ。(^-^)
所用時間は約20分くらいだったかな。お供物は全て下げて頂いて帰りました。
「神様から頂いたありがたいものです、食べてご利益を頂いて下さい。」と神主さん。ナルホドね~

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