りぶらりだいあり

りぶらりだいあり

PR

×

Profile

りぶらり

りぶらり

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

カレーライス なすび0901さん

Victory for footbal… 恵子421さん

読書とジャンプ むらきかずはさん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
From おおさか mayu0208さん

Calendar

Comments

おきま@ Re:「PRIDE 池袋ウェストゲートパークX」石田衣良を読んだ(07/30) 約32年前に池袋のウェイターに騙されて風…
深青6205 @ Re:「恩讐の鎮魂曲」中山七里を読んだ(08/16) こんにちは。御子柴シリーズはお気に入り…
りぶらり @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) なすびさん,お久しぶりです。僕が本を買…
なすび0901 @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) 好きな作家の一人 図書館で借りないでア…
2008.06.21
XML
島田荘司の青春小説を読んだ。

○ストーリー
バイクの事故で入院中の青年は,病室から見える家の女性に恋をした。退院をして,女性と知り合いとなり,徐々に親しくなっていく青年の前に,謎の男たちが立ちはだかる。果たして,女性の秘密とは?さらわれてしまった彼女を救いに青年は再びバイクにまたがる。

---------------

苦い青春の思い出である,といった導入から始まるので,物語が進む過程で,どうしてもバッドエンドしか想像できない。ただし作者が,ある仕掛けを仕込んでおり,それに見事に引っ掛かった。どんなどんでん返しなのか,それは読んでもらうしかない。

---------------

ヒッチコックの『裏窓』のように,足が自由に動かない状況が,後のサスペンスに影響してくるのだと思っていたが,あっさりと入院とリハビリ生活は終了し,物語のメインの部分は退院してからとなる。

そんな風に,この物語はテンポが一定しておらず,ゆっくりとリアルに描かれる部分と,あっさりと早足で描かれる部分の落差が大きいと思う。速いテンポで進む部分は,「ちょっとないよなー」という展開であることが多いため,ストーリーをムリヤリ進めているような印象を受けてしまう。

正直,この作品が直木賞の候補になったということでさえ意外と感じてしまった。まして受賞は無理だろう。今となっては,主人公の青さだけでなく,作者の青さも二重に楽しむ作品だと言える。



こうした青春モノを思い出として語る手法には賛否が分かれると思う。だが,よく言われているように,この主人公の行動や考え方が,荒削りではあるものの,純粋さがにじみ出ているので,マンガ的な部分もなんとかゆるせてしまう。

あまりミステリーの要素は盛り込まずに,もっと青春ハードボイルドとして描き切ってくれたら良かったのに,と僕自身は思う。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.06.22 23:00:19
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: