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2009.02.11
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カテゴリ: 映画を観たよ
リチャード・ギア主演の不思議なホラー映画を観た。

○ストーリー
交通事故の後に妻を失ったジョンは,2年後ドライブ中に気が付くとポイント・プレザントという街に迷い込んでしまう。その街では多くの人が”モスマン”と呼ばれる不思議な存在から予言を聞かされ恐怖に怯えていた。街に滞在し,調査を続けるジョンの所にも”モスマン”からと思われる謎の電話が入る。予言は様々な事故として実現し,とうとう街に大災厄が訪れる。

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小ぶりでホラーテイストなサスペンス映画,と思って観始めたら,とんでもない。どうもそのスジでは有名な,実際に起きた超常現象の記録『モスマンの予言』をベースにした映画らしい。そうした背景で作られた作品なので,結論や謎解きがない。つまり主人公(と観客)は,次々な不思議な現象に遭遇し,それをいろいろと解釈しようとするが,結局最後には何も分からずに,ポーンと放り出される,という始末だ。

トンデモ本をそのままトンデモ映画にしてしまったという勇気には敬意を表する。しかもそれをリチャード・ギアが真面目に主演を張っているというところに,アメリカ映画のフトコロの深さを感じる・・・と勝手に深読みをしている気もするが,感心した。

物語のコアの部分がトンデモである,という以外は,脚本も,撮影も,そして俳優たちもキチンと品質の高い仕事をしている,というなんとも不思議な映画だ。

未経験の現象に遭遇して,右往左往している人間の悲しさ,でも読み取るべきだろうか?

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ポイント・プレザントという街では,1960年代に”モスマン”の目撃証言が多くあり,フシギ現象愛好家の間では有名な土地らしい。その手の人は,ポイント・プレザントの地名が語られた瞬間に,ピンと来るのだろうけど,一般人にはちょっとハードルが高い気がする。

ただし,そうした「実在するかも?」というものを背景にする,「36人死ぬ」とちょっとだけ具体的な数字を挙げる,というのはサギのテクニックでもあるが,全くのホラーではなく,少しありえそうなテイストを匂わているこの映画は,不思議な怖さはある。

新手のホラージャンルなのだろうか?

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ラストの大事故で,映画としても盛り上がるのだが,どうしても観た後に,「損した感」の残る映画だ。

これは体験しないと分からないので,ゼヒ観ていただきたい。








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Last updated  2009.02.14 07:37:35
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