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2009.02.14
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カテゴリ: 映画を観たよ
今をときめくジョニー・デップの出世作を観た。

○ストーリー
化粧品のセールスレディのペグは,街の隣にあるお屋敷を訪問し,たった1人で住んでいたエドワードを自宅へ連れて帰る。人造人間で,しかも未完成のために,手がハサミのままのエドワードに,街の人々は興味を持つ。やがてエドワードが,植木の刈り込み,ペットのカット,そして女性のヘアカットの才能を持つことで,彼は有名になり,テレビにも出演するようになる。だがある事件をきっかけに,エドワードは街の人々から怪物として追われることになってしまう。

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隅から隅までティム・バートン印の映画だ。伝統的なゴシックホラー映画をベースに,現代アメリカの郊外の街を舞台にしたファンタジックな映画として仕上がっている。全体的な流れは『フランケンウィニー』によく似ていて,怪物は一時的に街の人々の人気者となるが,やがて排斥すべき存在として追い詰められるという展開だ。

ストーリーを深読みすれば,異形のものへの同情,一般社会への恐怖と嫌悪が読み取れると思う。街の人々は,興味本位でエドワードへと近付き,彼を利用し,あることをきっかけに急に彼を追放しようとする。ここからは,表面的な部分で他人を判断する人々の愚かさへのあざけりと怒りが強く感じられる。

一方で,エドワードを引き取った女性ペグの家族たち,特に娘のキンバリーは,エドワードの気持ち,才能,優しさを理解しようと努力する。多少陳腐ではあるが,「本当の自分」を理解してくれる人を求める気持ちの尊さが,この映画のメインのテーマだろう。

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エドワード・シザーハンズを演じるのは20代の頃のジョニー・デップだ。吸血鬼のような白塗りメイク,ボサボサの頭髪,スタートレックの機械人間ボーグのような服装で登場する。『パイレーツ』のどちらと言うと茶色く塗ったメイクの人と同じだとは,なかなか想像できない。



だが,わずかな表情で演技をし,しかも観客に好感を抱かせる,という難しいことを成し遂げていることは否定できないだろう。

ヒロイン・キンバリー役は,美少女俳優・ウィノナ・ライダーだ。ティム・バートンの『ビートル・ジュース』でも美少女っぷりが輝いていたが,この映画では,キンバリーのあるシーンがクライマックスになっている。

このルックスは,それだけで画面を圧倒するだけの存在感がある。

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冒頭の怖ろしげな機械から,一転して1960年代風のアメリカ郊外の街へと場面が転換したときは,正直戸惑った。『スリーピー・ホロー』のように,ヨーロッパを舞台にした物語かと思っていたら,いきなり”サイケ”な色合いの健康的な街並みが現れたからだ。

この色合いはぜったいセットだと思っていたら,どうやら実在する街並みでロケを行ったと言うことだ。さすがに色合いは画像加工だと思うのだけど,アメリカ人のやることだし,ちょっと自信がない。

白黒ゴシックとアメリカ60年代のサイケデリックカラーの融合には,「総天然色かよ?」とツッコミたくなった。











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Last updated  2009.02.15 21:35:13
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