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2016.01.17
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カテゴリ: 旅行でふらり
上野の森美術館で開催されている浮世絵展に行った。

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浮世絵と言えば版画のことを指すが,それとは別に肉筆の一品モノの作品も存在している。今回紹介されているのは,例によって残念ながら海外に残されている肉筆浮世絵のコレクションだ。

実はもうこの日曜日で企画展は最終日だ。一度は諦めたのだけれど,姉と話し合って,朝早くから行くことにした。現地到着は9時で,開場までは1時間,やはり寒い中,2人で待った。・・・思ったほど行列が長くなかったことが,ちょっとだけ残念。

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○内容
〈第1章 上方で展開した浮世の絵〉:屏風絵,障子絵から町屋の人々が手にする絵が誕生する。・・・なかなか浮世絵のイメージとも,現代の感覚とも変わっている。ずばり言うと,もっさりしている。

〈第2章 浮世絵の確立、江戸での開花〉:菱川師宣に始まると言ってもよい浮世絵文化。その瞬間を見る。・・・師宣の〈江戸風俗図巻〉。観たはずなんだけど,記憶にない(涙)。

〈第3章 浮世絵諸画派の確立と京都西川祐信の活動〉:立姿美人画という様式美を確立した浮世絵。美しさ,色っぽさ,世俗性,その微妙なバランスが浮世絵を形作る。・・・西川祐信,そして懐月堂スクール,という独特の強さ,割り切りのある浮世絵が続く。何よりも驚くのが,着物の部分の柄の美しさで,これは版画では決して見られなかったものだ。



〈第5章 百花繚乱・幕末の浮世絵界〉:歌川豊国のリアルと様式美のバランスを取ったシリーズ,葛飾北斎のスケッチのように一瞬で美女を描いて見せた作品,蹄斎北馬の豪華絢爛な着物の美人図が並ぶ。・・・この企画展の白眉なんじゃないかと思う。〈時世粧百姿図〉もあり,江戸の美人,理想的な場面が続く。圧倒的な着物の柄の書き込みからは,いかにファッションが重要だったということも伝わる。北斎のタッチは他とはまた異なっており印象的。

〈第6章 上方の復活〉:江戸の浮世絵に圧倒されていた上方の絵画文化が復活する。・・・と,言われても,やはり二つも三つも江戸の浮世絵に劣る。

〈第7章 近代の中で〉:安政から明治にかけて河鍋暁斎,小林清親が浮世絵を継いでいた。・・・暁斎の〈一休禅師地獄太夫図〉,清親の〈頼豪阿闍梨〉の自由さには笑ってしまうほど。やはりここが浮世絵の終わりなのだろう。

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ここでしか観ることが出来ないもの。寒い中並んだけれど,満足した。










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Last updated  2016.01.17 21:41:03
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