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2019.08.25
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カテゴリ: 旅行でふらり
時々地方の美術館で興味深い企画展が開催される。今回気持ちが動いたのがこの企画展だ。


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大竹伸朗は様々なジャンルで地道に活動をしている現代芸術家だ。彼がずっと個人的なテーマとしていたビル,都会の風景を切り口に,大量の作品を年代記風に展示したものだ。

確かにビルにとらわれているのだろうか?その数,600点あまり。とにかくバイタリティに驚かされた。またこの膨大な作品がきちんと管理されていることにも驚いた。


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1980年代のペン画風の街の風景は,世界各地がテーマだ。書きなぐりではっきりはしないけれど,それでも少しずつ地方色があり楽しめる。

とは言え「車窓からのビル街」シリーズなどは,もう何が描かれているのか分からない。作品なの?と疑うほど。

オブジェの「時憶/Bldg.」はなかなかの迫力。それほど巨大ではないけれど,昭和の人間が考えるビル,都会,そしてその孤独,というところだろうか?

2000年代の「ビルと飛行機、NY」シリーズは,911がテーマなんだろうか?不安にさせられた。



2000年にエプソン社と提携して描かれたミュー・クリスタプリントの作品群は,CGが利用されていてだいぶ雰囲気が異なっていた。どうした?

最後の方の「遠景の赤いビル」はロシア・アヴァンギャルド風で好きだ。大竹にしてはロマンチックだけれど。

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壁面に300作,そして机の上に300作という展示方法だった。

作品には番号が付されているが,作品タイトルは手渡される作品リストを見ないと分からない。どうしても作品と手元のリストを交互に見るという落ち着けない状況になってしまった。

誰が思いついたのかは知らないが,これは集中できない。せっかく丁寧な展示をしているのだから,観客の気持ちも考えてもらいたかった。

でも地方の企画展としては抜群の内容だった。オススメだ。





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Last updated  2019.08.26 09:58:09
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