鬼絆 -KIZUNA-

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　●鬼絆この陰りある哭のままに
　　メーカー：ムービック

要キャスト：福山潤・森久保祥太郎・神谷浩史・森川智之・緑川光
　　　　　　平川大輔・須加みき・一田梨江・伊藤葉子・岸尾大輔
　　　　　　　檜山修之・鳥海浩輔・堀内賢雄・三宅健太・三木眞一郎　他
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　非常に聴き応えがあって、とっても面白かったです！
平安時代に討伐された酒呑童子が千年後復讐の鬼となって蘇り、酒呑一族の子孫
である凱少年をそそのかし、その躰に乗り移ります。

そしてその昔、我が身の首と四肢を切断されて殺された恨みを、鬼討伐の
子孫であり、その転生者として覚醒した、京（みやこ）の討伐者５人を探し
出し恨みを晴らそうというコトなんですが、躰を乗っ取られた少年凱が自分の躰が
無益な殺傷を覚えていくことに怒りと呵責にさいなまれる過程や、ふとした
きっかけで交流した、鬼討伐の転生びとである雷に親しみを覚えたりと
そうゆう中で自分ではもはや止めることが出来ない酒呑童子の暴走に、ある覚悟を
決めて、自らの終結に挑もうというお話です。

音声ドラマで伝奇ファンタジーだと、話の展開とキャラ数をしっかり踏まえて
聴いてないと、途中でわけわか状態になったりするので、時々辟易してしまう場合
が有るのですが、このお話は、キャラクター数もハンパじゃなくてすごい数だった
割には、話がしっかりしてて、こっち側のキャラクター（鬼一族）とあっち側の
キャラクター（鬼討伐部隊）とがごっちゃになることがなく、あくまでも鬼側の
子孫を主役にした話なので、リスナーとしての主観も、酒呑一族の末裔として
現代に生きる少年凱（福山氏）が酒呑童子（森川氏）に躰を乗っ取られて
次第に血みどろの戦いに巻き込まれていく苦悩の様を、じっくりと感じさせられ
たコトが、鬼の物語に気持ちを移入できて良かったｖと思います。

ただ、前宣伝のあらすじが、まるでBLの伝奇モノ風だったので、がぜんそれを
期待して聴いたらBLじゃないじゃん！って思ってる人も多いと思うのですが
わたしはこれは、BL作品に囚われず壮大な伝奇ファンタジーとして、聴くと
とても感動するのでは。って思います。

ドラマの構成も、とても解りやすくて、キャラクターが浮ついて無くて
各自それぞれの深い思いもしっかり表現されていて、シリアスなとってもいい作品でした。

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　●鬼絆-KIZUNA- 彼方なる陽を求めて
　　メーカー：インターコミュニケーションズ

要キャスト：岸尾大輔・檜山修之・鳥海浩輔・堀内賢雄・三宅健太・三木眞一郎
　　　　　　　子安武人・小西克幸・森川智之・福山潤・森久保祥太郎・神谷浩史　他
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　ンで、こっちのドラマがその昔、鬼と呼ばれた酒呑童子（森川氏）一族を討伐
したほうのメイン話です。先のドラマCD同様時は現代。公立高校に通うバスケ部
の宮本雷（岸尾氏）は、元気で明るい男の子です。友達（檜山氏・鳥海氏・
小西氏）にも恵まれ、毎日大好きなバスケを、楽しみながら高校生活を楽しんで
いたのですが、ある日学校で不審な石を発見します。

その石からこの世のモノとも思えぬ美しい青年：茨木童子（三木氏）が現れて
雷は友達と共に、否応なく酒呑童子との宿命の戦いへと巻き込まれることに
なったのです。

っていう、天皇の命を受けて酒呑童子（森川氏）を、討伐した源頼光（岸尾氏）と
四天王の生まれ変わりを主役にしたお話です。

ムービック版はあくまでも度シリアスだったのに比べ、インタ版はコメディ
タッチ含む内容となってましたですｗ
発売順序通り、先にムービック版を聴いてからこっちを聴いた方が楽しめるかな。

わたしは、度シリアスの鬼版の方が良かったので、こっちはフツーに補足版
って感じで聴きました。でも、鬼版のシリアスに対して、討伐版はコメディが
入ってたので気持も楽に聴けましたｗ

で、これってココで完結なんだよな。続きを出すつもりなのかな・・・

ココで終わっても、十分完成してるので、もう十分な気もするけどな。
今度は、別なお話でこうゆう形式のを聴いてみたいと思いましたｗ