『は』のページその2

一覧表へ あ・か行リスト さ行リスト た行リスト な行リスト は行リスト ま行リスト や行リスト ら行リスト わ行リスト

・・・・・・・・・
・・ ** ** ・・
*  *  *
*     *
・・ *   * ・・
・・・ * * ・・・
・・・・ ・・・・
・・・・・・・・・

・・・・・・・・・
・・ ** ** ・・
*  *  *
*     *
・・ *   * ・・
・・・ * * ・・・
・・・・ ・・・・
・・・・・・・・・


高岡ミズミのドラマCDを探せ!!ドラマCD楽天市場販売ショップ検索



●花のように愛は降る            原作者:高岡ミズミ
 メーカー: リーフ出版
花のように愛は降る

  要キャスト: 堀内賢雄・谷山紀章・森久保祥太郎・岸尾大輔・大塚芳忠・青山譲 他
****************************************************************

 んうーー、どうなんだろう。どうしても紀章さんのいじいじめそめそ受けキャラ
にはなじめなかったお話です。原作者はミズミさんなので、こうゆうストーリー
だというのは納得済みで聴いたハズなのに、やっぱ紀章さんの受けっていうのが
ネックなのかしら・・・・?

歌手谷山紀章が好きだから尚更そう思うのかな・・・?なんだろな。
このしっくりこないカンジ。
声的には、悪くないンだけどな。むしろ好きかもしれない。伊月の声。
だのに、めそめそ主人公伊月を演じてると思うと、なんかこう、喉の通りが良くな
いンだなこれがまた。
聴いてるとだんだんムカっとくるカンジがちょっと有る(笑)

たぶん、紀章さんはこんなめそめそキャラなんて、絶対イヤ!ってわたしの主観的
紀章像が絶対的に拒否してるからなんだろな。

ま、そんな話はオイトイテ(=_=)//
さて、このドラマCDには前作が有るそうで、そっちでは弟に恋人を取られるわで
散々な目に遭ってしまうお話だそうで、そりゃ聴かないで良かったなっ!とわたしは
正直思いました。

二枚目にあたるこの作品は、失恋ですっかりボロボロになった伊月(紀章さん)が
とあるバーで行きずりの男とカラダを重ねてしまうンですが、その男は伊月の転職先
の社長:葛西(賢雄さん)であった。っていう、BLではありがちなパターン(笑)

ストーリーは押せ押せ感が全くなく、行きずりの男と寝る割にはいじらしい伊月や
彼の深い心の痛手とか、そんな伊月を愛おしみ、包み込んでいく大人の暖かさを
持つ葛西との、愛が深まっていく過程を聴くことができたのは、良かったとは思います。

でも、全体的にやっぱし、いじいじでくよくよな主人公モノは苦手かな・・・・



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪





中村春菊のドラマCDを探せ!!ドラマCD楽天市場販売ショップ検索



●Hybrid Child            原作者:中村春菊
 メーカー: マリン・エンタテインメント
●Hybrid Child●

  要キャスト: 鳥海浩輔・福山潤・諏訪部順一・宮田幸季・井上和彦・緑川光
         近野真昼・早水リサ・木村はるか・升望 他
****************************************************************

原作でも泣かされてしまいましたが、ドラマCDでもまた泣いてしまいました。
とにかく、時代劇をファンタジー調にしているにも関わらず、しっかりその世界が
存在して奇妙な親近感がありました。

わたしは、短編モノが大好きなのですが、この作品も3編のストーリーが
収録されていて、そのどれもが原作のイメージを全く損なうことなく
中村春菊という漫画家の世界観を表現していて、秀逸なドラマCDだと思います。

第一話。
葉月(鳥海氏)は、小太郎(福山氏)が8歳の時ゴミ捨て場から拾ってきた
『ハイブリッド・チャイルド』だ。彼らは、持ち主の愛情を映し鏡のように反映し
成長していく動く人形である。
しかし、所詮造りモノには稼働年数が限られている。
機械寿命の迫った葉月を助けるため、小太郎は必死になって奔走するのだが・・・・

 っていうお話なンですが、コミックスの第一話目というせいか
原作では、幾分コメディ色もあって、シリアスなんだけど、いい意味で楽しく読めた
短編だったンですが、このドラマCDで『ハイブリッド・チャイルド』を演じた
鳥海さんがなんかすっごく切なくて哀しくて、原作の読み切れない部分すら声で
再現してくれたカンジで、ン、もうう!なんともいえないやりきれなさを
リスナーに知らしめてくれたコトがすごいなぁって思いました。
いつも思うけど。鳥海さんって、幸薄い役が本当にお上手でっすぃ(>0<)
なんていうか、いたたまれない役っていうか、静かに不幸の沼に堕ちていく役
とかがピカイチさん!かもしれない(笑)

小太郎の福山さんは、怠け者で不勉強でわがままだけど、本当に大切で
愛おしいモノには、恥も捨てて駆けずり回る必死さと滑稽さが、世間知らずの
おぼっちゃま然としていてソコがとっても良かったです。

第二話。
瀬谷(諏訪部氏)は、或る藩の重役職を退いた身である。
常に穏やかで優しい瀬谷の元で育てられているにも関わらず
『ハイブリッド・チャイルド』のゆず(宮田氏)は日々成長しないコトが
悩みの種だった。
瀬谷が時折見せる苦悩の影を、ゆずはいつの日か、その力となって手助けしたい
と思っていたのだ。
そんなある日、かねてより仇討ちの誓い文を送りつけられていた瀬谷は
ゆずと町場に買い物をしに出かけた際、思わぬ襲撃にあい大けがをしてしまう・・

諏訪部殿が、秀技でござった(笑)
現役を退いて、かの地で我が身の終焉の時を待つ老成した穏やかさが
すっっっっっごく良かったです。
濃厚な諏訪部さんもいいけど、穏やかで優しい諏訪部さんもまたイイです。

ゆずの宮田さんの声技には口からハトぽっぽ!耳から万国旗!ってくらい
えらいぶったまげました!幼いコドモから立派な青年まで相応にこなして
本当にすごいです。あと、ゆずの『泣き』もたまらんかったです!

第三話。
黒田(井上氏)・月島(緑川氏)・瀬谷(諏訪部氏)は昔からの幼なじみ。
身分を越えた交流は、月島が藩の家老職に就いても尚、続けてられていく筈
であった。やがて、幕藩体制の崩壊により彼らの藩は賊軍と言われ
討伐される運命を迎える。
負け戦と判っていても、戦いを選択せざるを得ない時代に生まれた若者の悲劇。

幕末ファンタジーです。まさに。
第一話と二話までは、どこかの国のどこかの不思議な話かと思っていたのですが
第三話にして、はっきりと江戸とか天皇制とかっていう言葉がどんどん出て
くるので本当にこのお話は、幕末の或る藩を舞台にした悲劇のおとぎ話だという
ことがわかりました。

それなのに、ストーリーに浮いたトコロが無く、むしろ時代に翻弄される
若者の悲劇へと集結していくラストに、ただただ胸が苦しくなるばかり・・・

黒田役の井上さんと月島役の緑川さんが、素直になれない心のせめぎ合いを
言葉に代えて、最期の最期まで、ただただお互いを罵り口ゲンカの限りを
尽くす罵倒合戦が、原作以上に激しくて切なくて哀しかったです・・・
本当に巧すぎ・・・・。

やがてこの後、黒田は故郷を離れ、『ハイブリッド・チャイルド』という人形を
完成させるンですが、そのラストもわしゃ、泣きました・・・・

背景の音楽もとても良くて、3話それぞれの流れにも無理が無く、どれもが
素晴らしい出来でした。
さらにブックレットのデザインも骨董文化調の仕上がりで、春菊さんのキャラ絵の
持つ儚さと美しさが相まって本当に素敵でした。

だのに、なんで最後の最後になって、ドラマが終了してなんの断りもなく
一気にフリートークへと突入するのか、制作側のデリカシーのなさ
自分たちが作ったドラマに対する細部への拘りの無さ。その無神経さに
ひたすら腹が立ちました。これだけ素晴らしい作品を仕上げる腕があるにも
関わらず、なんと残念なコトか。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




●白衣・黒衣 働く男の征服ドラマCD     企画:ジャイブ
 メーカー: ジャイブ
白衣・黒衣 男の征服コミック+ドラマCD

  要キャスト: 檜山修之・福山潤・成瀬誠・中西環・今井麻美 
****************************************************************

 いや。こんなタイトルに乗せられて買ってしまったわしを、何とでも言うがいい!
みたいな?ぅーーーん。値段の割にはドラマの充実感がオソマツ君(泣)でした。
コミック本合わせて2000円+ドラマCD25分で1000円=3000円
ってどうよ?みたいな?

コミックは20人のBL作家を迎えて、どんなすごい展開かと思ったら。
意外とフツー。というかかなりお子様な内容。これからBLコミック読み始める方へ
どうぞ~♪みたいなかわいくてほのぼの系短編集といったカンジで
読みやすかったです。

ドラマストーリーは、コミック本の中から2本抜粋しての再現ドラマ(笑)デシタ♪
ま、もともとが短編をドラマ化したので、どちらも10分程度のお話なンですが
この2本を檜山さんと福山さんが演じてるので、聴き比べの楽しみはありましたw

特に、執事がご主人の少年をいたぶる逆主従モノでは、執事役の檜山さんのお声は
ンまああ~!秀逸でございますた!!ナニも知らない少年ご主人様をいいように
あんなコトとかコーーーっっんなコトとかしちちゃう執事の檜山さんを聴いて
わたくし思わず鼻血吹雪となりましたw

そして2本目は一転おちゃらけ開業医モノで、若院長(檜山さん)が人目も
はばからず従業員の薬剤師(福山さん)に好きだー!の連呼は、まさにラブコメ
テイストで2本の違いがなかなか面白かったです。

ま、軽くそんなカンジすかねぇ??




・・・・・・・・・
・・・・ ・・・・
・・・ * * ・・・
・・ *   * ・・
*     *
*  *  *
・・ ** ** ・・
・・・・・・・・・

・・・・・・・・・
・・・・ ・・・・
・・・ * * ・・・
・・ *   * ・・
*     *
*  *  *
・・ ** ** ・・
・・・・・・・・・

◇ designed by TOY'S★ROCK

一覧表へ あ・か行リスト さ行リスト た行リスト な行リスト は行リスト ま行リスト や行リスト ら行リスト わ行リスト


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: